いつも目が回るほど忙しい金曜の夜。メールに目がいく余裕もない。特に自分のPrivateなメールに。
その中に
あ です(^^)(原文そのまま)
というタイトルのメールがgmailに届いてた。それはワタシの地元の友達。あーちゃん。
大学入ってからクラブ通じて友達になった(でも違う大学だけど)んだけど、家が近所だったのが縁で仲が良くなり、もう20年近い付き合い。
あーちゃんはいつもいいタイミングで連絡をくれる。ずっと忙しい中で一日ポッと空いた日とかに「温泉いこうよ」とか、いつも誘ってくれるのが絶妙。
こないだ7月は、2週間ウチに居候してた。子連れで子供のサマースクールが神戸で通うのにウチが便利だからと。
それもまあ、ワタシがハワイに旅立つ前日までという絶妙なタイミング。あーちゃんは子供だけでなく、あーちゃんのお母さん友達まで連れて来て不思議な共同生活だった。
それはまた楽しかった。何も気を遣わず、うちの部屋を好き勝手使い、なんと模様替えまでしちゃうくらいで
ま、そんな自由きままなあーちゃんが、今日ウチの近所に用事があるからご飯でも食べようというメールだった。
走りたいけど、時間都合つけばいいか、って感じで仕事の合間にOKの返事。
しかし、土曜は思いのほか天気が悪い。息子のサッカーの試合が中止になったということで神戸に行くことはなくなったと、キャンセルの連絡。
ま、いっか。
とはいえ、前日の仕事の困憊で、まだまだ疲れきってる。走る元気に無かったので、散歩がてらワタシが京都に行く事にした。
約束の時間より早めに出て、烏丸辺りをうろうろ。店が結構変わってるーー。烏丸通りの銀行はルイヴィトンに変わってるし。
おしゃれーなかんじ。観光客が多い。錦市場歩いてみる。人多いけど、目新しさは全く感じず。やはり京都は観光モードではなく、地元モードだな。何年たっても。
あーちゃんと合流して、人通りの多い四条から三条周辺へ移動。
おしゃれな感じのコリアンなアジアンカフェ。ここで精進ビビンバをいただきながら、まったり時間を過ごす。
大した話しでもなく、なんとなく他愛無い話し。
そして、その後すぐ側のスタバへ移動。
烏丸のスタバは、Wihiが完備されているからか、スタバの中にはMacbookやipadを広げている人だらけ。
また場所柄学生も多い。さすが京都。というより、アメリカのスタバのような空間だ。
地元人のあーちゃんは知り合いにたくさん声かけられてる。日本人だけでなく、カナダ人の知り合いも。
あーちゃんの娘はまだ就学前だけどインターナショナルスクールに行ってるから、そのカナダ人と楽しく話してる。すごい
コーヒーのみながら、のんびり時間を過ごし、ゆったりとした時間。
あれだけ閉鎖的な感覚が好きになれなかった我が故郷、京都は、改めていいところだなあ、と思った。
学生達がまったり過ごしている時間を見ると、4月に訪れたボストンのスタバを思い出した。やっぱり学生の街、京都、ボストン。
そして、そのボストン。
World Marathon Majors。来年の4月16日。
またホプキントンのスタート地点に立つ事をボストンマラソン事務局より認めてもらえた。
ボストンマラソンは、ワタシの年で3時間50分を切れば参加できる。
でも、ただ切ればいいのではなく、エントリはタイムが速い順。先週の月曜からまず資格タイムよりマイナス20分の組が優先的に参加できる。
ワタシの持ちタイムは昨年のニューヨークの3時間35分。−15分なので最初の組でエントリできない。
月曜、火曜とマイナス20分組がどんどんエントリして行き、どれだけの人が参加枠27000人を一杯にするのか不安だった。
そして、水曜、ワタシが入っている−10分組。水曜の夜日本時間23時(現地時間10時)にエントリスタート。
23時10分頃にエントリ。去年は時差エントリのシステムが無かったため、一斉にサーバ集中した結果サーバーエラー。2時間くらい格闘した上で完了。
実際7時間余りで定員が一杯になったが、今年はスムーズ。
まずは、枠を確保した、というメールをもらった。
そして、2日後。
事務局にて審査され、ワタシのタイムが認証され、こんなメールをもらった。来年も、スタート地点に立つ事ができる。
最近マラソンがブームなのか、自分が出たい大会にそのまま参加できないケースが多い。
あれだけでたかった神戸も簡単に落とされてしまい、東京もかなり厳しい模様。倍率9.6倍だもんね。
もちろん抽選はある面平等に全てのランナーを選ぶわけだから、悪いシステムではないと思う。
だけど。
先日、近所のランニングショップに行った時、ランニングシューズを買おうとしている人が居た。
その人は、「大阪マラソンに出る」ということらしい。
うーん、もう1か月半先に迫ってる大会に、初めてのシューズを買う人が参戦することに愕然とした。
東京マラソンに参加した時も、どうみても新品にしか見えないシューズのランナーが数多くいた。
知り合いにも、当選したけど練習は全くしていない人がいたりする・・・複雑。
どういう気持ちを持って、大きい大会を目指すかは人それぞれ。
だけど、頑張ったら報われるシステムもわずかながらも残してくれてもいいんじゃないかなあ、と思わざるを得ない、昨今の日本。
そんな中。どんどん厳しくなってくボストンの資格。
厳しい抽選もあるけど、同時に簡単ではない資格認証の枠を残してくれているニューヨーク。
この二つがあるから、ワタシは走り続けるモティベーションを維持できるのかな、って思う。
日本もせめて東京くらいは、ニューヨークのスタイルを踏襲してほしいなあとささやかながら思う。
ワールドメジャーズ3戦目である、シカゴまであと3週間。
湿度の高い今日。26℃で湿度90%。
日本は全然まだまだ快く走れる環境にない。いつになったら気持ちよく走れるんだろうか???
涼しくなったら心の折れそうになってるワタシのモティベーションも上がってくれるのかな。