障害
神経根圧迫症状
開始肢位
背臥位
テスト動作
Lasegue Testを行い,下肢に疼痛が誘発された角度で膝関節を約20°屈曲させる.患側下肢を検者の肩に乗せ,膝関節屈曲筋を両母指で圧迫する.疼痛がなければ膝窩部を圧迫する.
陽性
圧迫と同時に大腿後面から臀部にかけての疼痛
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障害
腰椎椎間板ヘルニア(L4/5,L5/S1)
脊椎すべり症
横靭帯肥厚
脊柱管狭窄症
開始肢位
背臥位
検者は側方に位置
テスト動作
Lasegue Testで牽引痛が誘発されたら,角度を僅かに下げて痛みが消失したところで股関節を内転・内旋させる.
陽性
牽引痛が増悪
注意
Bragard Testより神経伸展効果は低い.
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障害
腰椎椎間板ヘルニア(L4/5,L5/S1)
脊椎すべり症
横靭帯肥厚
脊柱管狭窄症
開始肢位
背臥位
検者は側方に位置
テスト動作
Lasegue Testと同様にし,陽性となった角度より下肢を5°下げ,足関節の背屈を強制する.
陽性
坐骨神経の経路に沿って疼痛が増悪
注意
特にLasegue Testとともに陽性の場合,腰椎椎間板ヘルニアを示す.
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障害
腰椎椎間板ヘルニア(L4/5,L5/S1)
脊椎すべり症
横靭帯肥厚
脊柱管狭窄症
開始肢位
背臥位
検者は側方に位置
テスト動作
患側下肢の足首と膝を保持し,股関節内外転・内外旋中間位で患側膝関節を伸展位としたまま股関節を屈曲する.
陽性
70~90°以下で坐骨神経の経路から大腿後側膝窩に放散痛
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障害
胸椎や靭帯の損傷・病変
開始肢位
背臥位
検者は側方に位置
テスト動作
検者は一方の手を胸骨部に押し付けるようにし,もう一方の手を後頭部に当て頸椎・胸椎を徐々に前屈させる.
陽性
胸椎部の局所痛
注意
股関節・膝関節が屈曲し,下肢が持ち上がれば髄膜刺激症状を疑う.
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