空手道へっぽこ稽古日誌 An ordinary person's karate practice diary

いい歳こいて空手を学ぶおっさんの備忘録。
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性被害、呼び出し現金強奪…「LINE」の闇/13.05.09/産経新聞

2013年05月09日 | 【NEWS】
性被害、呼び出し現金強奪…「LINE」の闇
2013年5月9日(木)19:32 産経新聞

無料で通話やメッセージ交換ができ、若者の間で急速に普及しているスマートフォン(高機能携帯電話)向けアプリ「LINE(ライン)」の利用者が現金を脅し取られたり、言葉巧みに呼び出された少女が性犯罪の被害を受けたりする事件が相次いでいる。最近では無料ゲームサイトが出会い系サイトのような使われ方をしたが、規制が強化されたため、代わってラインの悪用が増えたとみられる。

ラインはお互いの携帯電話を登録した知人同士しか利用できないが、利用者のIDが分かれば連絡を取り合うことが可能。昨年からこの機能を悪用して、出会い系サイトのような使われ方をし始めた。

具体的には、インターネットの匿名掲示板に、自らの英数字のIDとともに、「彼氏募集中」などと異性との出会いを求める内容を投稿。閲覧者がラインの検索機能を使ってこのIDを検索し、通話やメッセージを送る仕組みだ。

捜査関係者によると、昨年後半から、ラインを通じて連絡を取り合った人が犯罪に巻き込まれるケースが続出。特に少女が性犯罪の被害に遭う例が目立っている。

ラインを提供するネットサービス会社「LINE」(東京)も一部の端末でID検索機能をなくし、掲示板も定期的に監視。IDの掲載が見つかれば、掲示板運営会社に削除を要請するなどして対応しているが、際限なく更新される掲示板に対処する手立ては難しいのが現状だ。

最近では、会員制交流サイトのミクシィやグリーなどの無料ゲームサイトでのトラブルが問題になったが、いずれも規制を強化。グリーは利用者がサイト内で送受信するメールに電話番号などが含まれている場合は配信を止めるなど、対応を徹底している。

ITジャーナリストの三上洋さんは「サイト内で連絡を取るミクシィやグリーと異なり、別の掲示板が媒介するラインは運営会社の監視も眼界がある」と指摘した上で、「日常生活に浸透しているラインを禁止するのは非現実的。学校や地域で、犯罪被害を受けた実例を交えながら正しい使用法を指導するのが望ましい」と話している。