割烹居酒屋深雪のお客様には、あまり関係無い話だとは思いますが(常連様には興味あるかと、女将さんなんで)
この病気、臨床例や具体的な事例があんまり無くて、てんちょ自身も調べたり臨床例を探すのが大変でした。
もし、同じような患者さんがいたら、経過等だけでも知識として有れば良いかな、と思い少し書こうと思います。
深雪のブログは結構ヒットしやすいので
(笑)
まあ八年くらいブログ書いてますからね。
女将さんには許可は取ってあります。
興味無い方は題名で読まずに飛ばしてくださいまし。
事の発覚はあっけなく
しばらく会ってない友人に指摘されたようです。
「なんか、みっちゃん(女将)顔が変だよ」の一言。
毎日見てると気付かないのだろうか?
(いいわけ)
目の周りが腫れているみたいな。
確かに言われて見れば何か違和感があるような。
「明日、茜のコンタクトのついでに眼科行ってくるね」
行ってらっしゃい。
行ってらっしゃい。
で次の日
「眼球突出してるので、紹介状書くから病院行けってさ」
「どこの病院?」
「八千☆脳外科病院!」
まず、ここで一回血の気が引いた。
あ、ちなみにてんちょは自分の部屋に10センチ位の厚さの医学辞典が10冊以上ある、医療かぶれでそれなりの知識が多少ある人物とお見知りおきしていてください。
そうすると、この先幾度も血の気が引くてんちょの気持ちが少しでも理解できるかと思います。
「眼球突出…って」
アワアワ
女将さんが眼球突出だとは分からなかった。
でも眼球突出は知っていた。
アワアワ
眼球突出の可能性として高いのは3つ
1・バゼドー病
でもこれはない。
2・眼窩腫瘍
可能性があるけどすぐにヤバいって事は無い。
3・眼窩内静脈瘤
可能性があるけど、かなりヤバい!
かなりヤバいので脳外科に紹介状を書いたのだろう。
静脈瘤が爆発したら脳梗塞へ、そして高い確率で死亡、または障害が残るであろうから。
アワアワ
これを聞いた瞬間から女将さんはてんちょの管理下へ。暇でも店にいたのはそのため。ストレスをためないように、睡眠時間を確保するために、一応万全を期したつもり。
家にいるときも子供達に「何かあったらすぐトウチャンに連絡するように」と。
茜が「トウチャンに連絡するより、救急車ぢゃね?」
わかってないのう。
「救急車が来るまでに誰が救命処置するのさ。君達できるの?心臓マッサージは一秒でも早いほうが良いのだ。オヤジを呼んでから救急車だ」
おかげで最新の救命処置を勉強することができた。
昔、教わったのと今は全然違うんだね。
昔は、まず気道確保からの心臓マッサージだったけど、今はとにかく一秒でも早く心臓マッサージなんだって。気道確保は逆流等のリスクがあるから素人はしないほうが良いのだと。
あと、アンパンマンを歌いながら押すのが良いと(笑)
理想的な心臓マッサージは一分間に100回押す。それより早いと心臓がポンプの役割をしないから。一分間に四分音符100回のリズムがアンパンマンの歌なんだって。本当だよ。
話がそれちゃいました。
八千☆脳外科病院へ
とにかくCTとMRIを撮って診察を。眼球の奥に何かが有るのは間違いないから。
とにかく報告を待っていた。
アワアワしながら仕事していると電話が。
「色々撮ってみたけど、脳外科系じゃないって」
良かった、とりあえずの危機感からは脱出したようだ。
「でも、他の可能性があるので、又紹介状書くから他の病院に行って。だって」
…
「今度はどこの病院?」
「何か聞き取りにくかったけど、東京の有明?の眼科病院だって」
サーと血の気が引いた。
女将さん、それちゃう!それちゃうで!
「眼科病院」じゃなくて
「がん研究病院」や!
有明にある有名な病院って言ったらコレしかない。聞き取りにくかったんじゃなくて、言いにくかったんじゃないか?
これは
結構血の気が引いた。
アワアワアワって感じ。
眼窩腫瘍と言っても、まあ
良性と悪性があるので
女将さんは日頃の行いが良い(たぶん)から良性で大丈夫でしょう。と思うしかなかった。
そう思うしかなかったぶん、後のリアルな部分で心が折れそうになるのだった。
この病気、臨床例や具体的な事例があんまり無くて、てんちょ自身も調べたり臨床例を探すのが大変でした。
もし、同じような患者さんがいたら、経過等だけでも知識として有れば良いかな、と思い少し書こうと思います。
深雪のブログは結構ヒットしやすいので
(笑)
まあ八年くらいブログ書いてますからね。
女将さんには許可は取ってあります。
興味無い方は題名で読まずに飛ばしてくださいまし。
事の発覚はあっけなく
しばらく会ってない友人に指摘されたようです。
「なんか、みっちゃん(女将)顔が変だよ」の一言。
毎日見てると気付かないのだろうか?
(いいわけ)
目の周りが腫れているみたいな。
確かに言われて見れば何か違和感があるような。
「明日、茜のコンタクトのついでに眼科行ってくるね」
行ってらっしゃい。
行ってらっしゃい。
で次の日
「眼球突出してるので、紹介状書くから病院行けってさ」
「どこの病院?」
「八千☆脳外科病院!」
まず、ここで一回血の気が引いた。
あ、ちなみにてんちょは自分の部屋に10センチ位の厚さの医学辞典が10冊以上ある、医療かぶれでそれなりの知識が多少ある人物とお見知りおきしていてください。
そうすると、この先幾度も血の気が引くてんちょの気持ちが少しでも理解できるかと思います。
「眼球突出…って」
アワアワ
女将さんが眼球突出だとは分からなかった。
でも眼球突出は知っていた。
アワアワ
眼球突出の可能性として高いのは3つ
1・バゼドー病
でもこれはない。
2・眼窩腫瘍
可能性があるけどすぐにヤバいって事は無い。
3・眼窩内静脈瘤
可能性があるけど、かなりヤバい!
かなりヤバいので脳外科に紹介状を書いたのだろう。
静脈瘤が爆発したら脳梗塞へ、そして高い確率で死亡、または障害が残るであろうから。
アワアワ
これを聞いた瞬間から女将さんはてんちょの管理下へ。暇でも店にいたのはそのため。ストレスをためないように、睡眠時間を確保するために、一応万全を期したつもり。
家にいるときも子供達に「何かあったらすぐトウチャンに連絡するように」と。
茜が「トウチャンに連絡するより、救急車ぢゃね?」
わかってないのう。
「救急車が来るまでに誰が救命処置するのさ。君達できるの?心臓マッサージは一秒でも早いほうが良いのだ。オヤジを呼んでから救急車だ」
おかげで最新の救命処置を勉強することができた。
昔、教わったのと今は全然違うんだね。
昔は、まず気道確保からの心臓マッサージだったけど、今はとにかく一秒でも早く心臓マッサージなんだって。気道確保は逆流等のリスクがあるから素人はしないほうが良いのだと。
あと、アンパンマンを歌いながら押すのが良いと(笑)
理想的な心臓マッサージは一分間に100回押す。それより早いと心臓がポンプの役割をしないから。一分間に四分音符100回のリズムがアンパンマンの歌なんだって。本当だよ。
話がそれちゃいました。
八千☆脳外科病院へ
とにかくCTとMRIを撮って診察を。眼球の奥に何かが有るのは間違いないから。
とにかく報告を待っていた。
アワアワしながら仕事していると電話が。
「色々撮ってみたけど、脳外科系じゃないって」
良かった、とりあえずの危機感からは脱出したようだ。
「でも、他の可能性があるので、又紹介状書くから他の病院に行って。だって」
…
「今度はどこの病院?」
「何か聞き取りにくかったけど、東京の有明?の眼科病院だって」
サーと血の気が引いた。
女将さん、それちゃう!それちゃうで!
「眼科病院」じゃなくて
「がん研究病院」や!
有明にある有名な病院って言ったらコレしかない。聞き取りにくかったんじゃなくて、言いにくかったんじゃないか?
これは
結構血の気が引いた。
アワアワアワって感じ。
眼窩腫瘍と言っても、まあ
良性と悪性があるので
女将さんは日頃の行いが良い(たぶん)から良性で大丈夫でしょう。と思うしかなかった。
そう思うしかなかったぶん、後のリアルな部分で心が折れそうになるのだった。
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