from Berry Street

ニューヨークライフ with キッズ

動物園、ハロウィーンパーティ、コメディショー

2007-10-30 11:59:00 | Hiyu




今週末は、浩優にとって楽しい行事が目白押しだった。

土曜日は、日本語の学校の遠足。
ブロンクス動物園に行った。
あいにくの雨で大変だったろうと思うが、
子どもは雨なんておかまいなし。
とーっても楽しかったと元気良く帰ってきた。

その日の夜は、現地校のハロウィーンパーティ。
通常どこの学校でも、ハロウィーンパーティは
昼間やるらしいが、息子の学校では夜行われる。
その分、セキュリティの人を沢山雇う事になる
のかもしれないが、やはり夜の方が断然面白いと思う。
カフェテリアも真っ暗でオレンジ色のライトが漂い、
普段ここで子供達がランチを食べているとは思えないような、
どこかダウンタウンのバーのような雰囲気。
お化け屋敷、ゲーム、乗り物など充分楽しんで、
物凄いハイテンションだった浩優。

日曜日は、仲のいいお友達に誘われて
コメディショーを見に行った。
お友達が、学校のファンドレイズの為の
オークションでチケットを買ったらしい。
10歳から13歳の子供達によるスタンドアップコメディ。
久しぶりに笑う事にだけ集中させてもらい(笑)、
思い切り笑わせて貰った。
ショーの途中で、観客の中から何人かステージに
上がってジョークを言うコンテストがあった。

「ママ、ひゆくん手を挙げてやっていい?」と浩優。

えっ、本当に。こんなにたくさんの観客の前で??
しかも今日のショーはPBSテレビでオンエアーされるという。
だからこそ浩優はどうしても出たかったらしいが、
ほんのちょっとの差で、ステージに上がる4人が決まってしまった。
残念でした・・・。
後で、何を言うつもりだったの?と聞くと、
ハロウィーンのジョークだったが、いまいち「落ち」が無く(汗)、
まぁそれはそれで、7歳位の子なら可愛いかもしれないけどね。
結局「どうしたら人を笑わせられるか」・・・、
と浩優にとっては真剣に考える夜となった(笑)。

2歳半から学校の先生に「ひゆくんはコメディアンですね」
と言われ続けてきた。
野球選手よりこっちの方がもしかしたらあってたりして・・・。





セントラルパーク その2

2007-10-24 23:46:46 | School



セントラルパーク、第2回目の遠足。

この日も天候に恵まれて、秋の気持ちのいいセントラルパークを満喫してきた。
20人のクラスに対して、付き添いで行った親9人。先生も入れると10人の大人が一緒に行った。
子ども2人に対して、大人ひとりつく、というのはなんて楽なんだろう。
日本語学校の遠足が、子ども10人に対して、大人ひとり、というのと違いがあり過ぎるけど・・・。
今回は特に地下鉄を使っての初めての遠足だったから、親も心配だったのだろう。

前回とはまた違ったセントラルパーク。
今回は、シープメドウ、モール、ランブルに行った。
かなりの距離を歩いて、行く先々で先生の説明を聞く。そして、ワークシートに調べた事を書く。
NY15年も住んでる癖に、セントラルパークの歴史について、何ひとつ知らなかった事に気づいた。
先生の説明を聞きながら、なるほど・・。へぇ~・・。そうだったんだんだ・・・。と頷く私。
とても勉強になったし、セントラルパークってこんなに面白くて奥が深い場所なんだと改めて感心。
これを機会に、しっかり息子と一緒に勉強させて貰おう!

モールで、お昼を食べていたら、「かおりさん!」と日本語で話しかけてきた人がいた。
なんと私のクライアントさんで、日本からいらしていて、今日がNY最後の日。
前日の夜一緒に食事をし、「もう今夜が最後かな」と挨拶をしておいた。
一応「明日セントラルパークに行くんですよ」と話してはおいたものの、
こんなに広いセントラルパーク、だいたいどこに行くと言ってもまず逢えるのは難しいと思っていた。
なので、とーっても嬉しかった。昨日の今日なのに、もう懐かしい感じ。
そして同じ日本人同士のせいか、気持ちがほっとした。

「ひゆくん、ひなちゃん、逢いに来てくれたよ!」と私。

ひなちゃんとは、5歳の女の子で、今回のNY旅行ですっかりひゆくんと仲良しになった可愛い女の子。
ひゆくん達が、ランチを食べたり、なにやらワークシートに絵を描いているのが気になるらしい。
何度も側に近寄ってきては、ちょっぴり恥ずかしそうにじーっと見ていた。

帰るとき、ひなちゃん泣いちゃった。ひゆくんとさよならしたくないって。
それを見たひゆくんも、泣きそうになるのをこらえていた。

ひなちゃん達と別れて、私達の遠足はまた続いた。

「ママ、ひなちゃんにまた逢えたね。」と浩優。

思わぬゲストにとっても嬉しかった様子。良かったね、もう一度逢えて。

秋の気持ちのいい日に、セントラルパークで過ごした一日。
お友達とたっくさん歩いて、たっくさん笑ったセントラルパーク。
可愛いひなちゃんにもう一度逢えたセントラルパーク。
忘れないで欲しいなぁ・・・。ずーっと覚えていて欲しい、
ママと手を繋いで歩いた事も、一緒に走った小径も。

ひゆくんの楽しみ

2007-10-21 03:58:24 | Hiyu



浩優に最近楽しみが一つ増えた。それは冬の野球練習。

毎週月曜日の放課後、ピア40というところで野球をしている。
私が子どもの頃は、日曜日の夕方のサザエさんが終わると、
「あぁ~、週末が終わっちゃった。明日からまた学校だ。」
と思った事を覚えているが、あれって何年生くらいだったのだろう。
今のところ浩優は学校がとても好きなようで、私が子どもだった頃の
「週末終わっちゃった感」はないようだ。
更に月曜日は野球の日。浩優にとっては待ち遠しい日。
月曜の朝は「イェ~イ、今日はピア40だ~!」と起きてくる。

そんな浩優に、もうひとつ冬の野球練習をできる場所を見つけた。
KAD BASEBALLという少年野球チームで、金曜の夜6時から8時。
学校の帰りにいつもの地下鉄の3つ先で下車をすればいいだけ。しかも無料!
11月から始まる練習の受付が昨日の夜行われ、早速行ってみた。

「ケパサ~!」 「オラー、コモエスタ!」

周りを見渡すとほぼ100%スパニッシュ。
NY来たての頃だったらひるんだ私も、今ではすっかり場所に応じて、
スパニッシュのおばちゃんになりきれる(笑)。
挨拶くらいだったら私だってできるし、浩優も今学校でスパニッシュを
習っているから、そのうち浩優にも教えてもらおう。
なんだか別の意味で楽しくなってきたなぁ!

帰り道、
「ママ、ジャパニーズって僕だけだったね。」と浩優。
「そうだね。スパニッシュの子が多いね。」と私。
「スパニッシュの子達って、優しいよね。」と浩優。

日頃から近所のスパニッシュのお兄ちゃん達に、
とても優しくされているので、ひるむ様子無し。
さすが、ニューヨーカーの浩優君。
いろんな人種と関われるって、財産だと思うよ、ママ。








セントラルパークスタディ

2007-10-12 10:29:57 | Hiyu



2年生になった浩優達の最初のスタディは、セントラルパーク。
キンダーの時は、「スクール」と「かたつむり」。
1年生の時は、「パン」と「靴」。
そして、今年前半は「セントラルパーク」だそうだ。

早速この間、一回目の遠足があった。
遠足の締めくくりは、セントラルパークにあるメリーゴーランド。
皆とーっても楽しかった様子で、良かったねぇ。
合計4回も、セントラルパークに遠足に行く。
これから、どんな事を学ぶのだろう。

今日は初めて、スタディの為の宿題が出た。
The History of Central Park : A park is born, from an idea to reality.
セントラルパークの歴史について書かれた文章を読んで、問題に答える。
私ですら知らない単語が幾つかあり、辞書で調べたりして(汗)・・・。
どんどん難しくなっていくなぁ。

放課後、学校のすぐ隣にある図書館で宿題をする。
隣の席には、同じ学校の幾つか上のお姉ちゃん達。
机の上に広げられたノートを見ると、小さな文字でびっしり何やら書いている。
浩優も後何年かしたら、そんな風に「ノートにびっしり」になるのかなぁ。

毎日の宿題を見るのは、親としては大変だけど、後何年もしないうちに、
全部ひとりでやるようになるんだろうな・・。と思うと、それはそれで淋しい。
新しい事を習って、とってもエキサイティングに話す浩優を見ていると、やっぱり嬉しい。
これから学校の勉強もだんだんと大変になっていくけれど、
親としてできる限りのサポートをしてあげたいと思う。

2回目の遠足は来週の水曜日。今度は地下鉄を使っていくらしい。
付き添いで行く私たち親は、今からこの元気一杯20人を、どうやってNYの地下鉄で
連れて行くのか恐怖だが、それも後でいい思い出になるだろう。
浩優は楽しみで待ちきれない。

晴れるといいねぇ・・・。


空っぽの心

2007-10-09 13:56:56 | Kaori



秋の空は気持ちいい。すーっとぬけるような、思い切り深呼吸したくなるような空。
そんな気持ちのいい空も、気分次第で、逆に「空っぽ」に思える事もある。
最近の私の気持ちはそんな感じ・・・。

日本では「五月病」という言葉がある。
4月から学校や新しい職場での仕事が始まって、そろそろ生活のリズムも決まって慣れてきた頃。
心にぽかーんと穴が開いたような気持ちになる。
期待に胸を膨らませていた分、思っていたように事が進まず、いらいらしたり、落ち込んだり。
9月から学校が始まった私達の生活も、10月に入り、そろそろ落ち着いてきてもいい頃。
ストレスが溜まる事ばかりが続いて、ここのところ私はとても疲れている。
「十月病」かなぁ・・・。

浩優が相変わらず元気なのは、私の唯一の救い。
朝から晩まで元気一杯の浩優につき合うのは、体力的に大変な部分はあるが、
この子の御陰で私も「生き甲斐」をもらってる。浩優の為に頑張らないと、と思う。

もうすぐハロウィーン。大きなかぼちゃがお店にたくさん並び始めた。
ハロウィーンの飾り付けをした楽しいショーウィンドウ。
学校からもハロウィーンパーティのチラシをもらった。
いつもならはりきってフェイスペインティングのボランティアをするのだが、
今年はそれすらする気になれない。ふぅ・・・。

空っぽの心を空っぽじゃなくするって、どうしたらできるのだろう。

ほったらかし

2007-10-04 13:34:21 | Hiyu



9月から、小学校2年生になった浩優。大きくなったなぁ・・・。
これからもっともっと早いスピードで、どんどん大きくなっていくんだろうな。
親の心配をよそに、浩優の2年生は全開バリバリのようだ(元気過ぎるの意味)。

学校が始まって3週間もしないうちに、私は先生に呼び出された。
納得のいかない学校の対応に腹を立て、私は悔しくて3日間眠れなかった。
私のストレスの解消方として「書く」というのがあるが、
今回も、私以外誰も読む事がない「子育て日記」に書きまくった。
幸いにも心から頼れる良き親友達のアドバイスの御陰で、
私はなんとかそこから気を持ち直す事ができた。

浩優の学校は親が熱心な事で、ある意味有名。
先日行われた月に一度の校長先生とのミーティングも、
広いカフェテリアが小学校の父兄だけでぎっしりと埋め尽くされた。
例のごとく、一時間のミーティングで時間が足りるわけはなく、
質問に手を挙げている親がたくさんいる中、時間切れでミーティング終了。
終了しても校長先生の周りは父兄で一杯・・・。

なんとか学校に関わらず平和な一年でありますように。
なんとか学校の事でいろいろ心配せず、一歩下がったところで毎日を送れますように。
そう願って止まなくても、毎日の送り迎え、遠足の付き添い、
校長先生やPTAのミーティングに行く度に、頭痛をもって帰ってくる。
学校の事に一切関わらない夫とは会話にもならず、
家に帰って夫に話すと余計に私のストレスが溜まる。なので、いつも全部は話さない。

夫曰く、
「ニューヨークの親はキーキーうるさ過ぎ」(うるさくてごめんよ)
「子どもなんてある程度ほっといた方がいいんだ」(それは私も同感)

夫の言う「ほったらかし」は私も同感だが、浩優はちょっとほっとくとすぐ調子に乗る。
そして学校から呼び出されるのは私。先生や他の親と関わるのも私。
だからただほっとくわけにもいかないわけだ。
それに付け加えて、今年の先生はややこしい。
もうすでに正面からぶつかってしまった(3日後に仲直りした・・。って、高校生じゃないけど)

学校が始まってまだ一ヶ月。まだ一ヶ月か・・・。
ウルトラ元気なひゆくんをこの一年どうハンドルしていくか・・・。
ママは白髪が増えそうだよ。