from Berry Street

ニューヨークライフ with キッズ

もうすぐ9歳 その2

2009-01-31 12:26:42 | Hiyu

どうして9歳にこだわるんだろ。
それは、私と夫が知り合ったのが9歳だったから。

9歳の時の自分をとーっても良く覚えている。
私はすでにとってもおませだった(笑)。

それに比べて、うちの子ときたら。。
まだまだお子ちゃまって感じ。一人っ子だからかな。

案外お子ちゃまと思っているのは親だけで、
もしかしたら知らないふりしていろんな事知ってたりして(汗)。

そんなお子ちゃまひゆくんのお誕生日が今週日曜日にやって来る。
私にしてみると、タイムズスクエアのカウントダウンより大事(な気がしてる)。

あぁ、もう9歳か。。
これ以上大きくなって欲しくない!って思ってしまう。
息子が大きくなるのを喜ぶ反面、2X9=18なんて計算してしまうと、
倍にしたら18じゃん。大人じゃん!。と悲しくなる(お馬鹿ですね)。

9歳。まさに夫が東京から私の田舎に越してきた歳。
あの日あの時あの場所でじゃないけど(東京ラブストーリーの歌です)、
私のクラスに転校して来た日の朝を、私はよーく覚えている。

ひゆうももしかしたら、もうすぐ将来結婚する人に出会うかもよ。
なんてひゆうに言ったら、ふーんみたいな顔をして、ちっとも実感してない様子。

最近急に大人びてきたようにも時々思える。
急に絵も上手になったし。

相変わらず色々作ったりするのは好きで、
今週来週と一緒にステッチのクラス(刺繍)を取っている。
一応ママからのひゆうへのお誕生日プレゼントという事にした。

大人のアーチスト達に交じって、ひゆうひとりだけが子ども。
でも皆ひゆうにとっても良くしてくれて、親切で優しい。

冬の間野球が出来ないので、今年はアートを楽しんでいるひゆう。
どんどんクリエイティブになっていく。
どんどんオトナな意見も言うようになる。

そうやって、成長していくんだな。ふぅー。
(どうしても、大きくなって欲しいような欲しくないような気持ちの、成長できない母 笑)



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Obama Rocks !

2009-01-21 12:50:49 | Kaori

アメリカ国民にとって、待ちに待った日がやって来た。
今日1月20日は、オバマ大統領の就任式。

朝ひゆうを学校に送る地下鉄の中、「今日は私の誕生日のようなもの。」
とオバマ大統領がカバーとなった新聞を抱え、涙ぐんでいた女性がいた。
「ハレルヤ。私はこの日が来る事を信じていた。」と。

長い歴史の中で、人種差別で虐げられてきた黒人にとって、
史上初の黒人大統領が誕生するという事は、私のようにのほほんと生きていた者には
理解できない、計り知れない喜びがあるに違いない。

たった今、ワシントンで行われている大統領就任式が終わった。
私ですら、朝から心がざわざわして、テレビの前でそわそわしていた。
今日はひゆうの学校でも、授業はお休み。
全校生徒が講堂に集まって、大きなスクリーンで就任式を観るらしい。
学年によって、赤、白、青の服を着てくるように言われ、
アメリカの国旗の色でオバマ大統領の就任を祝うらしい。

今日は本当にエキサイティングな日。
Obama Rocks !
アメリカの未来に期待しよう。
演説の中にあったように、Hopeを持って前に進もう。



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ひゆうの疑問

2009-01-14 12:51:42 | Hiyu

最近ひゆうは質問が多い。

ママ、ママは幾つの時に結婚したの。
ママはどこのコリッジに行ったの。(カレッジの事を彼はコリッジと言う。
確かに英語だとカレッジよりコリッジといった感じかも。可愛いので直さない 笑。)
パパは幾つの時パトカーに乗ったの。(と書くと誤解されそうだが、
実は夫は小さい時迷子になりパトカーにお世話になった事がある。)
パパとママは幾つで結婚したの。
じいじはお仕事何してたの。ばあばは何してたの。
お仕事辞めてもお金貰えるの。どうやって貰えるの。などなど。
更には、東京のじいじ(私の父)はボクが小さい時はどんな顔してたの。

今まであまりママやパパの過去の事とか、
日本に住むじいじばあばの過去の事とか聞いて来なかったから、
これもひとつの成長かなぁと思って、なるべくきちんと答えてあげる事にしている。

時々面倒臭くなって、夫と仕事の話をし始めると、
「ママー、もっとボクと遊ぶ事にparticipate(参加)してよ。
ママはいつもそうなんだからー。すぐパパとお仕事の話するー。」

そして私の口調を真似て
「ねぇ、あの会社どうなった?」「xxの事なんだけどー。」

ちなみにそっくり(汗)。

私と夫だけで話しているつもりでも、いつもきっちり聞いているようで、
いかんなー。あまり変な話はこれから出来ないなと思ったり(笑)。
そう思うと同時に、ひゆうの話ももっとちゃんと聞いてあげなきゃと、
あらためて感じた。きっと今ぐんぐん成長してるんだ、身体も心も。



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もうすぐ9歳

2009-01-10 13:23:15 | Hiyu

「ママ、ハンターって学校知ってる?」

といきなり聞いてきたひゆう。

知ってるよと言うと、

「ハンターって頭の良い子が行く学校なの?」

と聞いてきた。

そうだよ。どうして知ってるのと聞くと、

「えりかちゃんが言ってた。」

と言う。

「えりかちゃんはどこの学校に通ってるの。

えりかちゃんはミドルスクール1年生。ひゆうよりも3学年上のお姉ちゃんだ。
えりかちゃんはスペシャルミュージックスクールという
音楽に力を入れた公立学校に、相当難しい受験をパスし通っている。

「ふ~ん。じゃあ、もえちゃんはどこの学校に通ってるの。」

もえちゃんはえりかちゃんの妹。
もえちゃんは二カ国語教育をしている公立学校、つまり英語とスペイン語で、
週の半分は学校の中が全て英語、半分は全てスペイン語になるという。
初めてそういう学校を知った時はびっくりしたが、大人には無理かもしれないが、
子どもは自然と二カ国語をマスターしていくらしく、本当に凄いなぁと思う。

ひゆうの学校に対する質問はまだまだ続き、この後、ママはどこのカレッジ行ったの、
ママは何を勉強したのと聞いてきた。ニューヨークではどこが良いカレッジなのとか。
どうしたんだろ、新年早々いきなりオトナな質問(笑)と思っていたら、

「ボクは高校を卒業してから、もしニューヨークに住んでいたら、カレッジでギターを
勉強したいけど、日本に住んでいたら、じいじにギターお知えて貰うからカレッジ行かなくても
いいんだ。ボクは野球と音楽、両方やりたいんだよね。というかぁ、野球がメインで、
音楽はホビィかな。でも二つともやりたいんだよね。」

おぉ、これまたオトナな考え(笑)。
ギターなんてカレッジ行かなくてもできるし、日本だったらじいじに教われば良いというあたりが
まだまだお子ちゃまな意見だけど、なかなか考えてるなと思った。ピアノはずっと続けるらしい。
そして中学生になったらギターを始めたいらしい。野球は勿論「ボクが一番やりたい事」らしく、
将来メジャーリーグに入ったら、ママとパパをVIPルームに招待してくれるらしい。

夢多き年頃。。少年よ、大志を抱け!(笑)
そんなひゆうも、来月9歳になろうとしている。




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祈り

2009-01-02 12:27:36 | Kaori


日本はもう年明けましたね。ニューヨークは後2時間で年を明けようとしています。
浩優が寝てくれて、ようやく静かになりました。
今年も終わろうとしている今、心静かに今年一年を振り返っています。

今年は本当に涙の多い一年でした。3月に愛猫ノルちゃんが亡くなり、
10月に父が肺ガンで闘病生活2年を経て亡くなりました。
涙が多いという事は、その分祈りの多い年でもありました。

祈って、祈って、祈る事しか出来ませんでした。泣いて祈って、祈って泣いて。
それが私の2008年でした。2009年はどんな年になるでしょう・・・。

なんとなく私の中では、こんなふうにできたらという思いがあります。
例えば。。

  無いものねだりをするのではなく、与えられているモノや事に感謝する。

  人との繋がりをもっと大切にする。

  嬉しい事、悲しい事、どんなに小さな事でも、ひとつひとつ噛み締めていきたい。

  当たり前の日常に感謝して、積み重ねてきた時間を大切にしたい。

などなど。

思いはたくさんだけど、忙しい毎日でついつい忘れてしまいがちな気持ち。
目の前にある幸せを見逃さないように、仕事の事も、子育ての事も、毎日の事も、
いちいち心に留めて、感じて、前に進んでいこうと思います。

私と繋がって下さっている皆さんに、心からありがとう。
そして新しい年も、どうぞ宜しくお願いします。

2009年が、皆さんにとって良い一年になる事を心からお祈り致します。



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