650RSW3の速度警告灯に迫ってみる

2014-07-30 22:08:37 | 650RSW3の部屋 ツーリング系
配線図をみると速度警告灯のマメ球には

警告灯増幅器とSM発信器なるものを経由して電気が供給されている。
マメ球はメインスイッチオンでプラス12Vが供給されているので

80キロ以上になると増幅器や発信器を通してマイナスを供給していることになる。

増幅器がこれ メーターの中にある


そして発信器、苦節半年 ようやくオクで入手できた。ウインカーリレーとして出展されていたので
気付いた人が少なかったのか、安く手に入った。W3のウインカーやハザードのリレーはまったく違うものである。
よく ジャンクのメインハーネスが高値で行き来する場合は、このリレーが付属しているかで決まる。
ウインカーリレーはいくらでも手に入るが、SM発信器は貴重である。


ホーンの上あたりに付いている。
ちなみにマグカップは夕食です^^

どうなってるかというと

増幅器は磁気近接スイッチなるものがあって、凹の間に80キロを越すと鉄のスリットが
入ってきて、これでスイッチがオンのなる。
12ボルトのプラスが入力されるのだが、80キロ以下では12Vはあるが
電流はほとんど減圧されていて、80キロ以上で微弱に電流が流れる。
ここが識位置だ。

SM発信器はいわゆるリレーでこの微弱電流に反応してマイナスを豆球に送り
めでたく赤灯が点灯となる 
だいたいそうではないかと 予想を立てた。

他のバイクは増幅器がそもそもマイナスを増幅したり
リレーでプラスを供給したりと まちまちなので 互換性がない。
KH用やホンダ用をためしたがだめだった。当然のお話。電気は正直です。
W3の発信器が貴重なのは互換性がないためだと思っています。

この増幅器は今時のものは永久磁石タイプでいろいろ売ってて、
これを後付けでせっとできたら、もっと面白いけど、
今はまずSM発信器をテストしていこうと思っています。

これがうまくいったら、こわれいているSM発信器を割って、
中の抵抗値とトランジスタの互換品をさがして 作ろうというわけです。
回路自体は単純なので、おもしろそーです。


今週になってまた暑さがもどってきました。
クライアントさんの会議室からお外をみる。白鳥大橋(室蘭市)です。
短い夏が過ぎていこうとしています。






7月ラストは雨となりました

2014-07-27 09:19:42 | その他記事

週末の土日は気圧の谷が通過して雨となりました。
さすが北海道で、雨が降ると肌寒いです。
W3もカバーを掛けて週末を過ごしています。


土曜日は久しぶりにお仕事がなく 札幌駅へ出かけました。
自宅からJR駅改札まで3分ほどでいけますので、便利です。
普段も街へ出るときは公共機関を利用します。

病院に行ったり、電気量販店、お洋服などをみて、疲れたので
札幌駅地下 東豊線連絡通路のドトールで休憩。

普段のお仕事でもよくお昼に利用していますので
どうしても、普段行くところへ行ってしまいます。
お昼のメニューもワッフルと同じなので自分ながら芸がないけど、
なんとなく落ち着くの不思議。


夜にバイク乗り方のブログでおいしそうな中華料理店のたまご中華丼が
紹介されていたので、よーし次回は行ってみよーと思っています。



夏場は食欲も下がり気味。
体重をはかると、BMIが17を切ってしまっている。
普段も量的には小食なほうなので
夏バテしないようにと思っています。

今日は自宅でいろいろと整理して
お盆休みの計画もたてたいなと思っています。

650RS W3 海の日の支笏湖(朝シコ)

2014-07-21 19:06:34 | 650RSW3の部屋 ツーリング系


連休最終日の朝は快晴になりました。
そして、足の湿布も効いて、痛みもとれ、
最終日にして体調は今月で一番良くなりました。
人間の身体は不思議なものです。
よく考えると ロングツーリングのプレッシャーが
体調を崩したのではないかと思いました。
女はデリケートといいますが、
こんなワタシでもそうなのかも知れません。

朝食を済ませて7時半には出発しました。
これも今まで一番早い。
行き先は 支笏湖 朝シコです。
明日からは仕事だし11時までには戻るつもりでした。
荷物はなし。ウエストバックだけ。すっきりと身軽です。
走りを堪能する朝シコです。


常盤PAにつくと、すでに朝シコを終えたスーパースポーツ車が数台。
彼らはもっと時間帯が早い、支笏湖線のワインディングを堪能するグループです。
やはりリッタースポーツ。最近は外車のドカッティなどもいる。
グッチはこのグループにはまずいません。

ここでトイレ休憩、身体車両の点検をして、ヘルメットの顎紐をしっかり締めて出発。
札幌は抜けるような青空と木々の葉っぱの裏側まできれいな真夏となっていました。



ワインディングは先行の車にあわせてのんびりと走り、ほどなく 疲れもなくポロピナイ駐車場に到着
途中 雨雲もありましたが、結局大丈夫で、よかったです。

湖は静かで、自販機でホットコーヒーを購入してコーヒーブレークツーリングとしました。
ちょうど往復100キロ。
誰とも合わず、一人ですこし孤独でしたが、お天気が笑っていました。
11時定刻に無事カエルして、午後は静かに過ごしました。
盛夏は今日と来週週末でしょう。
夏真っ盛りの札幌です






650RSW3 海の日のツーリング(夕張~砂川)

2014-07-20 20:25:23 | 650RSW3の部屋 ツーリング系


夜中の三時半に目覚めて、四時には起床をした。
そう、海の日のツーリング。長距離走。
そのつもりで ずっと気持をつないできたし、
準備もすすめて、荷物もまとめた。一泊二日で800キロを走るつもりだった。

土曜日の体調の悪さをひきずって、バイクに鞄を載せたところで、
やはり体調的に無理と知り、日帰り近場にきりかええ、荷物も一旦お部屋へ戻した。

荷物は衣類、雨具、工具、食品などをそれぞれタッパウエアーにいれいているので
詰め替え簡単。雨具と工具を日帰りバックにいれるだけ。

今回はスーツケースの上におけるショルダーバックを使うことにした。
タイ在住のときによく使っていたもので、タイ製品。
縫製用品が安いタイのものは、品質を考えるかもしれないが
そんなことはない。
高級品ではないのだが作りはしっかりとしたバックだ。
もう10年以上つかっているが、どこも悪くない。


結局8時に出発。均一区間を走った。
今回の風防、高さはないが、幅が広く、
防風効果は十分にある。
ヘルメットの性能もよいので、
高速道で速度をあげても、腹や胸を空気でおされることは
まったくなかたった。

均一区間でおりて、マオイの丘 道の駅に向かった。



岩手からご友人とお二人でツーリングの女性のW800 800ccもあるのに
とてもスリム。800のバーチカルツイン、さぞかし力強いことでしょう。
少しお話して 先行された。
自販機の紙コップコーヒー。160円と高いだけはあり、わりとおいしい。
ひとりで飲んでから出発した。



夕張をめざして、石勝線に沿って走る。



夕張線に沿って終着の夕張へ。



ここで滝川市在住のw3ライダーさんに合う。新車で購入して今もお乗りとのこと。
色もわたしと同じでした。

今回w乗り方から情報をいただいていた、樽前旧車ミーティングへ行くことにして
砂川市を目指した。

夕張から砂川はけっこう距離があり、夕張~栗山~岩見沢~三笠と抜け、一旦高速にあがり
砂川インターまで走りぬいた。

これは美唄の先のPAにて。お昼も廻り、なにも食べていないので、ここで販売機のホット缶コーヒーを飲む。
微糖タイプを選んだ。糖分も補給しないと。暑さで食欲がないし、これだけで先へ急ぐことにした。

ミーティング会場は総合施設のなかの広い駐車場。
いろいろな旧バイクが集まっていて、とくにイベントはなく、
集まるだけのシンプルなミーティング。


ハスラーⅡ型。薄いヘッドランプ、跳ね上がったリアフェンダー。
タンクラインもⅡ型です。10代のころこれのレモンイエローを
もつ友人の2型に何度もタンデムさせてもらって、よく覚えています。
この車両にはテールライトはオリジナルではなくGT380用がついていて、
またそこがオーナーさんのユニークさが出てて楽しい雰囲気でした。


エルシノア125。ワタシは250を10年以上所有していて、
これも懐かしかったです。タンクの背は250が朱色、125がブルーです。
メーターのブルー地は共通。オフロードにしてはめずらしく、
街乗りで似合う素敵なバイクです。コンディションもすばらしかったです。


カワサキトレール。実車をみたのは初めてでした。
ワタシが過去に触れた実写はオレンジのボブキャットだけです。
これのあとにでたシートカウル付きのイエロー250TRが欲しかったです。
カワサキらしい金属音でやんちゃな雰囲気がまたよかったです。

思い思いで語って、見て、これはこれでいいと思う。
静かなのがよかった。
Wライダーの先輩方とお会いできて 挨拶ができた。

W1ミーティングでお知り合いになった、tetsuさんがFXⅢ見えられて、
わたしも並んでとめさせてもらった。


FX3はよいコンディションで、きりりとしていた。
わたしはZシリーズでは一番好きなのがFX2、次はZ900LTDである。
Z2に長くのっていたけど、これは変わらなかった。またどちらも所有することもなかった。

風が心地よい木陰で歓談して 出発。すでに200キロを走りぬいているワタシは
そろそろ体力がつきかけているのをうすうす感じていた。
給油スタンドまでtetsuさんに送っていただき、旭川方面に廻られるとのことで
ここで別れた。
後ろからみるtetsuさんの走りは、速いとか遅いではなく、日常の走りの止まる進むで
バイクに無駄な動きが一切なかった。運転の技術も高い人だった。

給油後国道275号線を札幌へ向かった。
道の駅つるぬまでどらやきをひとつ買って、遅い遅い昼食にしました。
どらやき一個100円とカレー味そばのかりんとうを買い求めて、
かりんとうは、自宅でコーヒーのお供にしましょう。


遠軽からツーリングでこられているGT-750 B5のライダーさんとしばし歓談。
とても美しいG7。わたしはGT750ではこの最終型のB5が一番好き。
GT750といえば、B2までのエンピツマフラーが有名ですが
マフラーエンドもこっちのほうが好き。
オリーブグリーンはハスラー400の1型2型と同じく、スズキの代表的なカラーで
温かく渋くて、でもとてもやさしい飽きの来ないカラーです。
ロングツーリングで疲れないバイクの大代表だと思います。
走り出して回転がそろってからの振動のなさと、トルクの濃さ、やさしい振動の
アイドリング。どれも、長時間バイクと接しているときの 大きな要素です。

休憩後 そのまま国道275を一路自宅を目指す。
途中で左手、左足がツルようになってきて、疲労で眠気もでて、
いよいよやばくなるが、眠気が出るたびに寄せて停車し、バイクに座ったまま休んだ。

ルビアはよらずまっすぐに自宅へ。
とにかく駐輪させて、シャワーを浴びて身体をほぐす。
足がつり出し、痛みで動けなくなる。シップを膝から下全体に貼って
サポーターをすると、なんとか楽になってきた。
左手の指は問題ない。


一休みして、バイクの荒熱がさめたさわやかな夕方にカバーをかけた。

今日は一人ではなく、ブログやミーティングで声をかけてもらって ツーリングをすることができた。
ありがとうございました。

いいツーリングになりました。














650RSW3 昭和レトロなアクセサリ-で

2014-07-19 22:12:38 | 650RSW3の部屋 ツーリング系

いろいろ探してみつけた 当時もののナンバープレート台が届いた。
梱包の当時のままだ。よくもまあ40年近くも在庫しているものだと感心していまう。


土曜日はバイクに乗らない(身体が疲れていて運転はできない)ので、
早速午前中に取り付けることにした。
たかがナンバープレートというなかれ、これがなかなか大変だったが、
やりきるのが今のワタシです。
午後二時からプチお仕事があったので、いったん終えて
お昼もコーヒーとカボチャの煮物ですませて(へんな取り合わせだわ)
あわせててお化粧して着替えて出かけた。
こんな日はメンテで指先をよごすわけには行かないので、気をつかう。

仕事帰りに先週亡くなった知人宅により、線香をたむけて、少しお話をして
自宅に戻った。一生懸命まじめに働き、そのかわりバイクものろう。そう思った。

さて、明日は走るのでバイクを4輪車の前に置いた。
赤いシボレーはワタシのお仕事の足となる相棒です。
車体は小さいけど中はわりと広く、座面と背もたれの大きな
レザーシートになっていて、静電気もなく、快適なクルマです。
街中へは電車を利用し、どこでも車というタイプの人では
ありません。


スクリーンのグリーンとナンバー反射鏡のグリーンがちょうどいい感じ。

そして実は光ったりします。



明日はツーリング。
安全運転でいきましょう。



650RS W3 コーヒーブレイクツーリング 鵡川 門別 日高本線に沿って

2014-07-13 19:44:38 | 650RSW3の部屋 ツーリング系


7月13日日曜日 今週も土曜日に準備して日曜出発として朝を迎えた。
来週が忙しこともあり、無理なくペースを落として、もういちど夕張方面を考えていたところ
カワサキ乗りの方から、内陸方面午後雨の情報をいただき、天気予報を検討して、太平洋側 日高方面を
めざすことにした。
苫小牧から静内へと結ぶ日高本線に沿ってのルートである。
距離があるので、時間と体調で折り返し地点は決めなった。



家事をこなし80:30分に出発になった。どうもツーリング前には部屋をきれいにしたくなる。
掃除、洗濯、風呂トイレ、片づけ、靴磨きなど、性格が出てしまって困ったもんだ。ゴミ箱もきれいにしないと出かけられない。やれやれ。
出発して 住宅路から車道にでようとすると、ん?横断歩道青信号の音かな?と思いきや、自分のウインカーの音だった。けっこうでかい。
これなら、歩行者にもわかるし、意思表示なって安全だなどと思いながら、すぐに高速に乗り、ちょうど自宅から30キロ地点、
輪厚(わっつ)パーキングについた。

トイレ休憩と身体、バイクの状態をここで確かめて、今日のペースにしようとおもう。
4000回転をキープしてそれ以上あげず、体力の温存をする。

それと今回はレザースーツを着用。
セパレーツになっていて、ウエスト部分はしっかりとしたファスナーがぐるんとおなかの廻りあり、これで上下が切り離されます。
着いたときはワタシだけであったが、もどると、バイクも人もいっぱい。
リッター大型バイクばかりで、女性の方もいて少しお話をしてもらった。どうみても速い大人の団体の雰囲気。ナンバーも関西から関東までいろいろ。
彼女のバイクも相当に速そうで、やはり男性陣は速いそうだが、それでもついていくんだそうだ。
ワタシは男性チームにまざると、ついていくのに必死か、逆に気を使ってもらってゆっくりになるかで、
いずれにせよ、ちょっと苦手意識があるけれど、彼女は十分に速さの面でもスキルがありそうだった。
挨拶をして、先に出発する。

苫小牧から高速日高道へはいるが、飽きたので 一般道へおりる。


苫小牧を右後方にすぎて
太平洋を右に見ながら進むと、日高本線のすぐ右側を並行する勇払原野にはいった。



道なり進むと 鵡川の町にはいる。
ここには宿泊施設がある道の駅もあるが、
まずは日高本線 鵡川駅を訪ねることにした。







だれもいないロータリー、駅舎、ワンマンカーなので ほんとうにだれもいなかった。
清潔なトイレを利用させてもらって、木の香りのするベンチで休憩、持参のお茶と飴で休憩する。
身体を動かすとレザーウエア特有の音がする。
ツーリングにきてるんだなと思う瞬間だ。


北海道W1ミーティングで協賛のモータースさんが確か鵡川だった。
すぐにわかり、お休みでしたが記念撮影をひとりでして、進むことにした。



ここからは競走馬の産地、門別町にはいった。

同時に日高本線は海岸線沿いに伸び、右手へと変わる。

もう130キロ近く走っているし、11時を回ったので、引き返す時間が迫ってきた。
ふと、右手に駅が、豊郷(とよさと)駅だ。





ここをゴールにして今日は折り返すことにした。
海岸線の単線路。静かだった。
W3は不整地でも安定していて、不安がないのが助かる。
W3はワタシをどこへでも連れて行ってくれそうだ。
Z2の時と大きく変わったのがこのあたりだ。
どこにでも入っていけるW3は旅の足としてほんとうに自分に寄り添ってくれそうだ。

さあかえろう。ナビに自宅をセットして、折り返した。
おっと、コーヒーブレークはどうした?と思い、
素通りした鵡川の道の駅寄った。



ここで コーヒーと鵡川どら焼き、お漬物を求めて、どら焼きをおともにコーヒーブレークとしました。
このどら焼き、レタスでつくった緑のアンがはいっている。あっさりしてて おいしい。ちょうどお昼時だったので
大きいので半分いただいて、お昼とした。


復路も同じコースを走り、輪厚パーキングで休憩。
疲れていないなとおもいながら、おりると体が揺れている。早い話フラツいていたのだ。
ジュースとどら焼きを頑張って残りをたべて、回復を促す。
あと30キロで自宅なので、元気をだした。



札幌均一区間にはいり、あともう少しというところで、なんとスコール!
ビー玉のような雨粒にみまわれ、ちょうど札幌北インター手前だったので、すぐにおりて、高速高架下へ逃げ込む。
レザースーツはワックスが効いて水をはじいている間にふきとらなければ、いったん染み込むとレザーは身体を冷やすことになる。
いそいで、カバンの中から吸水用タオルを取り出してふき取る。シャワーの後のようだが、大丈夫だった。
バイクの水気を拭き取りながら この通り雨の過ぎるのを待って、約15分後に出発。


るびあにはさすがによれず自宅へ直帰した。無事についた。
バイクの汚れをふきとってやり、乾く間にシャワーを浴びて、今日の衣類を洗濯した。

仕上げのコーヒーブレイクは自分で淹れるコーヒーとなって、
そのとき荷物が届いた。

探していた風防が届いたのだ。
レトロなものだが、厚みのあるプレスチックでこれならばいいだろうと探していたものだ。70年代のアイテム。


バイクの荒熱がとれたころを見計らって、早速取り付けた。


来週はこれで行きます。

本日実走260キロ。
雨にもあたったけれど、無事カエルでよかった。
よいツーリングになりました。

あとがき
今回はワインディングがなっかたかわりに
各回転域でのフィーリングを再確認できた。
1000回転の不等感覚爆発の心地よさ
2000回転のたくましい音とマイルドな出力で
いつまでも疲れさせない走り。
3000回転 水面をすべるようにクルージングできる常用域
4000回転 トルクとパワーがそろい、上り坂も向かい風も構わず走る力強さがでて
5000回転 トルクとパワーの密度がさらにあがり、敏感にピックアップしてくる感動がある
6000回転 なんとここから振動の振幅が小さくなり、ビックボアショートストロークの
高速車両へ変貌する。速度はここからすーっと伸びてゆく。ミラーの視認もできるのがすごい。

各回転域で変化があって、乗り手を飽きさせない。
そして、意外なほど高速性能が高い。カタログの最高速度もまんざらでは
ないのではないかと思うほどだ。
このエンジンをずっと煮詰めて継続してきたとなると、
技術者の方たちへの感動を時を経て感じました。

650RS W3 のウインカー・ハザードに電子音を

2014-07-12 18:54:24 | 650RSW3の部屋 メンテ系

ウインカーの消し忘れなどに効果的なブザーはないかなと探していた。
CB550Fが出たころ、CB750F2とCB550Fにはウインカーブザーが付いていて
とても高級感があって好きだった。

W3ではどうしているかというと、アナログリレーがイマイチで今にもこわれそうなので、
ウインカーリレーもハザードリレーもテスト&エラーの結果、電子音付きのリレーに交換している。

いろんなサイトに出てくるが、台湾製の電子音付きをつかっている。1け1000円くらいのもの。
これはウインカーもハザードも共通で使える。
同じメーカーの同じ出力で4ランプ用と6ランプ用があるが、オクで買った6ランプ用は弱くすぐにこわれた。

4ランプ用 これは通販サイトで購入したもの。
エンジンをかけなければコッチン♪コッチン♪とリズミカルで、スイッチのオンオフにも素早く動作して
ムラもないので気持ちが良い。
しかしW3のエンジン音は大きく、ヘルメットもかぶるのでまったく聞こえない。

そこで電子ブザーを物色したところ、どうもホンダの純正部品でよいものがあることをしって
さっそく購入した。

(本人の足が映っていて 申し訳ありません。)
とどいたので、結線を考えて、朝早くに3本ほど短いラインを作成する。


ウインカーから分岐するのと あとはアース線があればよい。
線図はなかったが ホンダ車はグリーン線がアースの大鉄則なので、オレンジと水色を左右のウインカーの+ラインに
入れて、グリーンはライトブラケット内、ウインカステーからアースをとることにしました。

今日は午後3時過ぎまでお仕事だったので、買い出しをして自宅にもどって
さっそく取りかかる。
ヘッドライト内でちょこちょことつないで
肝心のブザー本体はメーター下にきれいにおさまった。
リレー用のゴムブラケットを流用したらちょうどよかった。



ピッピッと現代の電子音らしく鳴る。ホンダの白バイもこれらしい。
昭和のブザー音ではないが、消費電力の少ない電子音に今は十分市民権はあると思う。
目的は音ではなく、消し忘れ防止、安全のためであるので、これでよしとした。
ちなみに、花柄のストレッチ生地の袋はカーナービの電源のためのバッテリを
入れています。満充電で余裕で丸一日大丈夫です。
車体からの電源供給も簡単ですが、このカーナビ(ソニー製)はアウトドア用で
防滴だし、ウォーキングにも使いたいのでこの状態にしています。
音声案内と音楽(SDカード)はヘルメット内のスピーカーで聞くことができ、
車にのっている車内と同じ感じです。音楽も楽しめます。
イヤホンではないので、耳も疲れませんし、外の音も聞こえます。

ツーリングの時もためらわずに目的地をセットして、
カーナビに道案内をまかせて、時に音楽も聞きながら
ライディングに集中して楽しめます。
IT時代なんだし、便利なものは便利だし使おうというわけです。


今日はもうひとつ 買い求めたレザーツナギがとどいた。
こんなに長くのっているのだが、レザーツナギを持つのは実は初めて。
だいたいレディースはないし、あってもロゴなどが多くて、年寄りには恥ずかしい。
かといってメンズでは重くて固いイメージがあり、どうも気が引けていた。



今回はネットで購入したので ちょっと不安だったが 大丈夫だった。
いちおうメンズ(左あわせ)だと思うが、女性としても細めのワタシが
ジャージを下に着用していい感じなので、これは男性だと相当に細身の人向きだろうと思いました。
ロゴなども肩の下にちょっとあるだけで、シンプルだし、レザーもごつくない。
この上に長袖のGジャンが余裕で着れる。

さて 明日はコーヒーブレイクツーリング。お天気がどうかなあ。
来週は忙しいし、無理はできないけど、疲れない範囲で走って楽しもうと思っています。

ダイナモ1号リビルド完成

2014-07-10 23:15:03 | 650RSW3の部屋 メンテ系

リビルドで預けていた菅原電装工業さんから、出来上がりの連絡あり、
ちょうど室蘭からの帰りで一度自宅にもどっていたので、タイミングよく取りにくことになった。


うおお 仕上がってる~

前も後ろも凄味があるくらい。

頼んでいた フィールドコイルの絶縁布の巻き付けだけでなく、
ブラシをおしつけるバネのうち強すぎるものがあり、それはバネ板の幅がありすぎ。
幅を削って(かんたんにゆうけど、ゼンマイ状のバネの幅を削るなんて、
おまけにブラシの一つは交換で、やっぱり大きなブラシを消しり出して
作成されたとのこと。ひょへ~純正部品いらずです@@


オイルシール、ベアリングの交換、アマーチュアコイルの軸受両端部には絶縁ワックスを
塗りつけて、出力線の方ほうもやり直し(ここはワタシがハンダ上げた)していただいてました。
手で回すとなんともいえない重みと滑らかさと新品ベアリングの感触があります。

元気なダイナモ2号が今はW3に装てんされてます。
この1号は大事においておきましょう。
ダイナモ、レギュレー、コンデンサー、ライティングデバイスユニット、
予備品はだいぶそろってきたような気がする。

菅原電装工業さんは、バイクはやってないそうですが、
ダイナモ屋さんですので、まったく関係なし、餅は餅やで仕上がりでした。
ありがとうございました。

650RS W3でゆく、コーヒーブレイクツーリング マオイ~夕張~三笠ワインディング

2014-07-06 18:20:49 | 650RSW3の部屋 ツーリング系



土曜日に準備して、今日日曜もコーヒーブレイクツーリングに出かけることにした。
土曜日の夜、前回の疲労から考えて、風防を取り付けることにして準備した。

バイクは朝から出やすいように、土曜の夕方に車の後ろから、前に位置を変えてある。
準備したバックをつんで、風防を手際よく取り付けた。
秋から先と遠出には利用している 布垂れ風防。今日は頼むぞとと取り付けた。
慣れているので10分もかからない。

バックの中にはタッパー容器にいれた工具、電装(レギュレーター、プラグ、コンデンサー)機器と
ベスト、保温サポーター、アンダー手袋、水筒(熱いお茶)、化粧品ポーチ、薬などである。
ちなみに、ウエストバックはお財布 車検証 ハンドタオル、テッシュ、キャンディ数個だけで軽い。


高速に均一区間にだけ乗って、大谷地方面で降りて、日高方面に向かった。
まずは 道の駅マオイの丘 出発して40キロ。最初の休憩にした。

均一区間の高速では短い距離で 4000回転から5000回転への加速、5000回転から6000回転への加速を
確かめてみた。 やっぱり5000回転から6000回転へのほうが速度の乗りが良い。ビンビンとしていい感じの加速だ。
このあたりまではすんなりと加速するが、足回りのメンテをしていないし、それ以上は
高速でも常用速度ではないので、しっかりと足回りのメンテをしてからテストしたほうがいい。
これは来シーズンにしよう。フレームに問題のないことは確認できた。
前のユーザーは主にゆっくりと走っていて、転倒もしていないと思う。
ワタシもゆっくりと走るのが基本だけれど、機械の性能をしっかり引き出すことも確かめたいタイプだ。
”どんだけ走んねん”と。

マオイの丘では4ガンマを新車からお乗りの方とお話がはずんだ。
なんでも今日は朝シコしてから マオイまで来られたそうだ。
4ガンマはそれだけでもめずらしい、赤黒モデルははじめてみましたが
当時のバブリーな時代を反映して、贅を尽くして手抜きのないスズキのバイクだ。
ワタシはスズキ車を所有したことがないが、限定解除の試験車がGT750だったこともあり
見た目より軽く、素直で、ハンドルもキレコミも少ないスズキ車がおおいに気に入っている。
気をてらわず丁寧な作り込みに ズスキの良心とはよくいったものだといつも思う。
スズキファンはこういったところが、いいのだろうか。
欲しかったGT250Bを思い出した。めずらしい左キックと6段ミッション。
左利きのワタシには左キックは力がはいるので、それもポイント高かった。
すぐに曇るプラスチックレンスのメーターが懐かしい。



お話はずんで休憩したので、出発した。
広がる畑が北海道らしい。

石勝本線 川端駅にて、
いい感じの鉄路だ。やっぱり鉄道はいいなあ。




夕張まで進み、道の駅ゆうばりでトイレ休憩。
夕張メロンが有名なので、展示コーナーで写メをとった

この時点で10時半。
南富良野はやめて、桂沢湖 三笠方面へのワインディングを走ることにした。
これならば、正午には幾春別のあのバス停留所へつくだろう。
風防のおかげで、やはり疲労は少ない。元気よく走ることにした。



夕張川を望んで、緑が濃くなった。



ラッセル車が青空展示してある。鉄の塊のようだった。
豪雪地帯の路線であると感じる。ほんとうの豪雪は一晩で背丈ほど積もるから
鉄路を守るのは容易ではなかったと思う。ほんとご苦労様なことです。

夕張~三笠のワインデイングは50キロ近くある。


対向車もほとんどなく、ややペースがあがってしまうので
気をつけて時にペースダウンをする。W3はコーナーだけいえば
Z2改より速く走れる。脱出後の立ち上がりはパワーがぜんぜん違うので比較できないが
低重心でこぶりな車体は走りやすいし、19インチ18インチの前後タイヤも低い位置での
セッティングで、バンク時の安定もよい。登りも下りもなかなか速い。
フロントを重くするダブルディスクも、このときばかりは、役に立つ。フェードせずに効き、
W3ならではの安心したブレーキ性能だ。



お昼に幾春別のバス停についた。
お蕎麦屋さんがあるので、行こうともおもったが、一人だし、お腹がふくれてしんどくなるのも不安だし
やぱり前回同様に食料品屋さんで菓子パン風ケーキを買う。
菓子パンは タイ語でカノム(お菓子)パン(パン)という。
黄色くて中に小豆あんがロールになっている。
持参の熱いお茶で、あれ?ティーブレークになってしまった。

ちょうどバスが入り、運転手さんが話しかけてくださった。W3はどこでもほんのりとして人気がある。
日曜日に運転御苦労さまです。
足をのばして休憩できたけど、やっぱりコーヒーブレイクツーリングなんだからと
その先の道の駅三笠をめざした。
今日は帰りも一般道で行こう。


道の駅三笠は 出店や産直で混みあっていた。ちょうど産直野菜でよさそうなものがあったので、
トマト、ささげ、シソの葉、エンドウを求めた、自宅に戻ったらサラダを作ろう。

3台のカワサキがならび、二人でツーリングされている方が声をかけてくださった。
夕張から走って(ワタシと同じだ)きて、もういちど走り返すんだそうだ。
やっぱり男の人はすごいなあ。お見送りして、あ、コーヒーと思い
併設のコンビニでコーヒーマシンでのコーヒーを求めた。
縁石に座ってのコーヒーブレイクとなったが、それもいいではないかと思い楽しんだ。

帰路は国道12号線を岩見沢 江別 札幌とすすみ、最後は均一区間を利用して
るびあへ向かった。
やっぱり〆はここでなくちゃ。

今回はがんばってチーズケーキをたのんだ。これが意外にボリュームがあって、お腹がいっぱいになり
おかわりのコーヒーが半分しか飲めなかった。
でも、元気がでて、ごちそうさまをして 自宅へ向かった。



無事カエルができた。走行206キロ。
自宅へもどりシャワーを浴びて、髪の乾く間に、リビングの座椅子で少しうとうとと眠った。

眼がさめて W3の荒熱もきれいとれて、軽く埃をふきとってやり、カバーをかけた。
ありがとう、今日は身体の痛みもなく 良く走れた。休憩もしっかりとったのもよかった。
いい ツーリングになりました。

650RS W3 ダイナモを電装屋さんへ持ってゆく

2014-07-02 19:41:55 | 650RSW3の部屋 メンテ系


いきなり わけのわからなそうな写真ですが
このサイトをみている多くの方は、あはは~ ダイナモ逝ったか~と思われてると思います。
トゥックトーング゛!(正解!タイ語) 

フィールドコイルの絶縁紙テープに穴があって、ここからリークしてしまっています。(赤マル)
この紙は薄く特殊な絶縁紙で、手に負えませんので、電装屋さんへ飛び込みで行くことにしました。

月曜日にフィールドコイルだけもっていくと、全部持っておいでといわれて、今日全部もっていきました。



わたしの車の助手席には かわいいぬいぐるみではなく、こんなものが鎮座しているわけですね。
通勤中ですので、本人はスーツです。普段はどこにでもいる女の人です。
仕事仲間はまさかワタシがバイクにのってるなんて、もちろん知りません。

本体とコアは軽く組んで、ブラシもつけてあります。
実はブラシをおしつけるツルマキ上のバネもひとつ形が違い、ブラシを強くおしつけていて
肩べりの原因にもなっています。

また オイルシール、ベアリングも古く、ダイナモ内部にオイルの侵入を許してしまい、
冬の分解のときは、まるでダイナモの中がぬか床のようでした。
バイク屋さんがほんと苦労して 分解清掃してぴかぴかにしていただき、
電装屋さんへも胸張って持って行けるわけです。
フィールドコイルから外へ出るラインもガチガチでここは
ワタシが新しい線(水色黄色)をハンダ上げでつないでいます。

組み立てや点検はバイク屋さんももちろんできるのですが、
専門的な部分はもちは餅やにお願いしてみようとなったわけです。
バイクの方はスペアのダイナモに交換して、絶好調なので、急ぎません。
やっぱりスペアパーツは重要だなあとつくづく思いました。
時間があるので、しっかりプロにオーバーホールしていただいて
元気なダイナモを仕上げましょう。


やってきたのは、西区琴似にある菅原電装工業さん。

一歩中へ入ると、あるわあるわ、山のようなダイナモ。ダイナモの山。
鉄の香り、電装品部品、工具、作業台。。。香水つけた女の来るところではなさそうですが
ワタシはもうもう、わくわくで、あっちこっち見回してます。

ひととり説明して(プロなので、説明しなくてもわかるので ひとことふたことだけです。) お願いしました。
オイルシールもベアリングもバネも合うものを探してみるとのことです。
これは もう好きモノの世界なんですよねといわれました。(ぐさ~^^;)

ここは、トラクターの電装をメインに、もちろん車やバイクのもお取り扱いのようです。
古いのがいっぱいの宝の山でした。

夏なのでまだ明るいです。
道端にラベンダーが咲いています。