雅な一日

本日、お香の会京都小旅行だった。

平均年齢６０歳の２７名の参加者の皆さんと一緒に
楽しい一日を過ごす事ができた。
夕方、天気予報が雨マークついてて
心配したが、なんとか見学のあいだはお天気が
もって　よかった

三条通りの文化博物館にて先月末から開催している
「源氏物語千年紀展」観る。

源氏物語千年紀展

絵画や画帳はもちろんのこと、源氏香の香道具や貝桶などもあり
見応え十分
時間が足りないくらいだった。

京都御苑へ行き　御苑の中にある５摂家のひとつ九条家のお茶室
「拾翠亭」にて
昼食

拾翠亭



お公家さんの　文化交流の場として歌会やお茶会・お香の会など
さまざまな芸術を楽しまれた建物だそうだ。
気候もよく　緑が最高に美しく　お外の景色を観るだけで
心がすーっと爽やかになる



昼食のあとは　源氏香の組香で遊んだ

組香の答えは５２通りもあり、その答えを源氏物語の
帖の名前で答えるという何とも何とも優雅な遊びだ。



ここでやっと　源氏香の形の意味がはっきりわかった。

５種類の香りを聞きわけなくてはならないという難しさ。
２７名の参加者のうち　正解者は２名だった
（ちなみに私はハズレました）



でも　当たっても外れても　そんなことはあまり問題にはされないの
源氏の帖名を知るだけでも　優雅なきもちになれるし
世界に誇る最古の女流文学にちょっぴり触れるだけでも
嬉しくなる

お抹茶とお菓子をいただいたあと
京都御所の特別拝観をした。
この特別拝観、事前の手続きが結構、大変だった。
ネットで　拝観希望申し込みの用紙をダウンロードし、
グループ所属のすべてのひとの
住所・名前・年齢をインプット

入場するときも　厳重な確認があるし
さすが御所だなあ～と感心

写真もいろいろ撮ったのだが　そこはやはり宮内庁
自分で楽しむくらいならよいのだが
公の場に公表することは禁じられている

大変優雅でよい一日が過ごせたのだが
一日添乗員と化した私は　
バスガイドさんや添乗員さんって
大変な仕事なんだな～と強烈に思った。
良い経験をさせていただいた

人数の確認がとても重要だし
時間配分や　その他こまかいことまで気を配らないと
いけなくて、いつも人様にお世話になってばかりの私なんで、
今日は　緊張の連続だった。

でもトラブルもなく　無事に２７名全員が
楽しい一日を過ごすことができて
本当によかった
皆様に感謝です

誕生日に

５月９日、４０歳の誕生日を迎えた
いろいろな友達から　HAPPY BIRTHDAYメールをいただき
嬉しい気持ちでいっぱいになった。
・・が、だんだん４０歳という響きに重みが出てきて　
今、ずっしりとその重さを感じて戸惑っている。
私・・・４０年間も生きてきたんだ・・
あんまり人間的にも成長していない気もしてきて。

今まで　何をしてきたわけでもなく
あまり人の役に立ったわけでもなく
節目の今、何か計画を立てて　踏ん張らないといけないのかな
とか・・。
考えてみると　本当に人生って短い
だんだん短く感じるようになる。
特に女性の　花の命は短くて・・・

でも、今日という日が
残りの人生のなかで一番若い日なんだもの
たくさんのことを経験して　考えて
一生懸命生きたい。

誕生日に友達と神戸へ出かけた。
神戸市立博物館で開催されている
ルーブル美術館展を観る。

神戸市立博物館　ルーブル美術展

３８歳で断頭台に立たされたマリーアントワネット。
彼女の亡霊がすーっと横に佇んでいるような錯覚を
おこしてしまう　素晴らしい展覧会だった。

そのあと　三宮生田神社近くのフレンチ
ソンフィルトルでリーズナブルなランチをいただく。











ジャズが流れる　カウンターだけの雰囲気の良いお店だった。

帰宅してから　主人が赤ワインとケーキを買っていてくれて
みんなでささやかなお祝いをしてくれた。





少し子育ても落ち着いてきた４０代
また新たな悩みや出来事が起こってくるだろうけど
家族でひとつひとつ乗り越えて
自分の糧にしたい。
若かりしころには　配慮できなかった
人への思い。もっともっと丁寧に考えていきたいと思う

最後の一日

何が最後か・・って
今日は　私の３０代最後の一日
３０代　人生のなかでも一番素敵なときではないだろうか
充実してたなあ～

３０歳になったとき　どんな風に思ってたか
もう忘れちゃったけど
あれから１０年経ったんだ
大切なひとときひとときの積み重ねだった

３０歳のとき　一番上の子が６歳
続いて４歳・２歳・０歳
いつも思ってたことは　朝までぐっすり眠りたいという
シンプルな願い。
子供と家庭中心に　「生活」をしていた。



久しぶりに　そのときつけていた日記を引っ張り出して
読んでみたが　あまりにもしゅっちゅう病院に行っているのには
驚いた。私自身、体調もよくなかったし、子供達もすぐに病気になった。

でも、家族と過ごすかけがえのない普通の時間
叱ったり・悩んだり・大笑いしたり・・
食卓つくり・洗濯・掃除・膨大な家事と子育て
そんな毎日の積み重ねで、生活の基礎力みたいなものが
３０代の私の糧になった　

３０代で　子供を通じてたくさん友達ができたし
趣味を通じて　素敵な出逢いもたくさんあった
仕事を通じて　人のお役にも立ち
感動もいっぱい頂いた

さあて・・
今は午後２時前
これから眠りにつくまで　最後の時間を
丁寧に慈しんで過ごしたい

日本人の底力

ＧＷ期間に読んだ本
渡部昇一「日本人の底力」

最近、この手の本が多い。
日本人に、誇りと自信を取り戻そう！！と励ましてる本。
ついつい手にとってしまう。

日本のことを「日沈む国」とかなんとか言っているのに対して
渡部先生が　日本の歴史と文化を熱く語り反論した本

太古から「日出る処」とされてきた日本

他の国や文明と一線を画しているものが日本にはたくさんある。

２０００年も続く皇室
１０００年前に現れた世界最初の女流天才作家　紫式部
彼女が書いた見事な文学「源氏物語」
日本仏教に神社仏閣
ものづくりと真似の恐るべき才能
最高級の学問習得法
・・・などなど

歴史と文化の勉強を交えながら
日本人としての誇りを再確認できる本です

こういうことを　もっと学生のころに勉強したらどうなんだろう

私は大人になってから　歴史が大好きになった。
子供の頃は年号とできごとと人の名前の暗記に
力を注いでいたから
細かい状況や　人物のきもちや人間関係までに
思いを馳せているヒマもゆとりもなかったなあ

ま、人生経験も浅いときは　思いを馳せても
人情の機微までは理解できなかったかもしれないけど。

風炉のお稽古

５月になると　お茶の稽古は風炉の釜になる。

また季節が巡ってきたことを感じ、
半年ぶりの風炉の点前を思い出すのに四苦八苦する。
釜が風炉に変わっただけで
はっきりと季節が変わったことを感じ
体がシャンとするのだから不思議

毎週、毎週　季節を感じながら
先生とお仲間と　爽やかな時間を過ごせることを
本当に幸せでありがたい事だなって思う

長男が好きな野球を　年がら年中やってられるのも
監督・コーチ・スタッフの方・チームメイトのみんな
ご父兄のみなさんがいてくれるからこそ。

私の細々としたお茶の稽古も
先生や仲間の人達、家族のみんなのお陰で
続けられる事だと思う

好きなことを続けられること。
当たり前に思わず、いつでも感謝の気持ちを忘れずにいたい

ＧＷ終わりっ

あ～あ　　ＧＷも今日で終わり
あちらの親戚・こちらの親戚・合宿などなどで
お世話になっていた子供達も　無事我が家に帰ってきた。

ひと晩だけ、夫婦ふたりだけの１日があったのだが
子供がいないと　会話の間がもたないことが発覚
子供達が巣立ったあとの　生活をちょっぴり想像してしまいました


ＧＷ中に末っ子カナのピアノ発表会も


ＧＷ期間、「頑張ったで賞」をあげたいのは　長男ヨシ

２泊３日の野球の強化合宿を終えて　本日またもや試合
７時半に家を出て行く後姿をみて
好きなことがあるって　すごいなあと
尊敬の念をもちつつ　二度寝した母

明日から　また頑張らなくっちゃ

１３日の「お香の会」の旅行にむけて　今、準備に大忙し
２７名の参加者と一緒に　新緑の京都御所へ行ってきます
天気はどうだろうか・・
みなさんに楽しんでいただけるだろうか・・
トラブルは起こらないだろうか・・と
考え出したら　心配事でいっぱいになる
無事に終わったら　どっと疲れが出そうだわ～

世界最高の美への道

今日、親戚の結婚式があって２０歳の可愛い花嫁さんから
たくさんのお花をいただいた
結婚式、いいなあ
末永くお幸せに・・

連休、いかがお過ごしでしょうか
私は　割とのんびりだらだらと過ごしてる
いつもとペースが狂い、ダメだわ

ＮＨＫ「ドキュメント現場」という番組で
今年度ミスユニバース日本代表選考会にむけた
トレーニングの様子を密着取材していた。

知花くららさん・森　理世さん・・と
日本女性が大躍進を遂げている

森　理世さんは昨年メキシコ大会で
見事、世界１の美しさを手に入れた
実に４８年ぶりの快挙だそうだ。

この日本女性のクローズアップには
イネス・リグロンさんという一人の女性の
尽力があることは　いろんな記事によって知っていた。

ミスユニバースジャパン最高責任者であり
日本代表ディレクターである
イネス・リグロン
彼女が短期間で　日本女性を世界の美女ＮＯ１に
育てる様子を知りたくて
テレビにかじりついた

日本の美しく賢い国際的な女性4,000人のなかから
１２名を選び、さまざまなトレーニングを重ねて
最終選考会にて　日本代表１名を選び出す。
その期間の取材だった。

２１歳～２４歳までの　素晴らしい１２名が
めちゃめちゃ厳しいトレーニングを重ねていく
イネスさん、本当に厳しく、強い女性で
びっくりした。
プロポーションや肌・メイクは勿論最高級の人たちばかりなので
この１２名に求められることは　ただただ
自立心・表現力・強さ・逞しさ・堂々たる態度

ウォーキングにしろ、ポージングにしろ、表情にしろ、
文章表現にいたるまで　すべて豊かに感情表現して
自分の個性を、人とは違う点を大げさなほどに
アピールしないと合格点をもらえない

人生はすべてがプレゼンテーションと言い切るイネス
４０代くらいの女性だが　瞳の輝きや口元の凛としたところ
ため息が出るほどカッコいい
特に眼光の鋭さは　尋常ではないよ
並みいる若い美女１２名のなかにいても
ひときわ光り輝いて自信に満ちている。

合格点がもらえそうな２名が絞られてきた
どちらも相当な美しさなのだが
ひとりの女性は　少し恥ずかしがりやで
自己表現がちょっぴり苦手な娘。
いつも　もっと自分を出してと怒られる。
自分というものは　他の人とは違うと
もっとアピールしないと！と叱られる

結局、最後の選考会で　このシャイな女の子は外れて
美馬寛子さんという　強そうな逞しそうな女の子が
日本代表に選ばれた。

これから世界大会まで　寛子さんとイネスとは
二人三脚で世界１の美女めざしてまた努力・努力の
道を歩まれる。

イネスは　この寛子さんの自己表現の豊かさに
大変期待されてるみたいで
森理世さんに引き続いての２連覇を目指すようだ

私達日本人が　古来より憧れていた美人の基準と
世界のそれとは　かなりなズレがあると思う。
森理世さんが　世界最高美を獲得したときも
日本中が　祝福したと同時にという想いも
もったと思う

日本女性の「慎み深さ」や「淑やかさ」
「自分を押し殺して他人と合わせる美徳」などとは
ほど遠い美の基準なんだもん

足も長くなり、顔も小さくなり、センスもよくなり・・
日本女性の美しさは世界にも誇れるほどになってきたけど
元来の「やまとなでしこ」が消えていくのは
ちょっぴり寂しくも思うのです

捨てる神・拾う神

今日は　末っ子の通う小学校が遠足だったので
なんと今朝　お弁当を５つ作ったのだ

朝のうちに　ごはんもおかずもゴッソリと
なくなってしまった・・

そして中学校は検尿の日だったため、
朝から　ドタバタの大騒ぎ
家族が出て行ったあと　一日の終わりのような疲れが・・

でもでも　爽やかな5月の風に励まされ
気を取り直して一日がスタートした

今日は　なくなっていた次男の自転車が出てきた

私の家の自転車置き場は　道路に面しているので
鍵をかけていないと　信じられないことだが
すぐに盗られてしまうのだ　

誰かが　「ちょっと貸してね～」という軽いノリで
乗っていくんだと思うのだけど。
これまでに４回ほど盗まれた。
でもね、出てくるんですよ、これが

いつも、とんでもないところから電話がかかってきて
無事に自転車が帰還するのです
自転車にちゃんと名前と連絡先を書いてあるから。
数日前からなくなっていた今回も
車で１０～１５分ほどの　遠く離れた田んぼの近くに
乗り捨ててあるのを　親切なおばあさんが
自分の家まで　持って帰ってきてくれたそうです。
主人と息子とで　手土産もって
軽トラックで　自転車を取りに行ってきた

ありがとうございました

悪いことをする人もいれば
本当に親切で優しいひとも　いっぱーいいる
捨てる神もいれば　拾う神あり

でも、自転車には鍵をかけましょう
　

５月

一年でも一番爽やかな季節５月が始まりました
私の誕生月でもあるので　５月は大好きな季節

４月はあっという間に過ぎちゃった。
入学に進学・家庭訪問週間・各種総会に参観日
振り替え休日が小・中・高校と別々にあり
ドタバタと嵐のように月日が過ぎ去っていった感

さて、今度は大型連休で、また落ち着かない日々だ

うちはどこも行く予定がない

私も連休は溜まっている仕事を店へ出て片付け、
家の外回りの草抜きなどの仕事をやって
夜は　好きな本をのーんびり読んだり
ＤＶＤ観たりしようかなあと思う