Soccer Watcher ~KKのサッカー観戦記~

このBLOGでは、浦和レッズ、FC町田ゼルビアを中心に、日本サッカー界に関する様々な話題を掲載します。

J1第33節 川崎 vs 浦和 観戦記

2010-11-28 11:00:14 | 浦和レッズ

昨日は、J1第33節1日目が開催されました。
私は、等々力陸上競技場で行われた川崎フロンターレ vs 浦和レッズを観戦に行きました。

昨日は快晴で、空は青く澄み渡り、また暖かく、絶好のサッカー観戦日和となりました。


ACL出場権獲得に向けて負けられない川崎

昨日の対戦相手であった川崎は、前節ホームでセレッソ大阪に1-2で敗れるなど、最近調子を落としております。

しかし、まだ来季ACL出場権が与えられる今季3位以内に入る可能性が残されています。
また、昨日の試合は、川崎にとって今季ホーム最終戦でした。
そのため、必死になって戦うことが予想されました。


前節の勢いをそのままに勝利を狙う浦和

前節、アウェイで横浜F・マリノスに4-1で快勝した浦和は、昨日も前節と同じメンバーで挑みました。
前節に負傷から復帰し、途中出場を果たしたMF細貝萌は、昨日もベンチスタートとなりました。

昨日も、前節の勢いをそのままに、勝利を狙いたいところでした。


電光石火の得点で川崎が先制

前半開始直後、いきなり試合が動きました。
浦和は相手DFにボールを奪われて前線にボールを送られ、FWジュニーニョに左サイドを突破され、クロスを上げられてしまいます。
そこを中で待ち構えていたFW矢島卓郎に頭で合わせられ、ポストに当たってゴールに入ってしまいました。
浦和は、試合開始からわずか30秒程で先制点を奪われてしまいました。

いきなりの失点に動揺してしまった浦和は、その後徐々に落ち着きを取り戻しました。
しかし、その後も川崎のペースで試合は進みました。
何度か決定的なチャンスを作られてしまいますが、これはGK山岸範宏を始めとした浦和守備陣がしっかりと抑えました。
浦和は、パスを繋いで何度か相手陣内に攻め込みましたが、決定的なチャンスには至りませんでした。

結局、前半は1-0の川崎リードのまま折り返しました。


セルヒオの得点で浦和が追い付く

後半開始から、浦和はMF堀之内聖に代えてMF細貝萌を投入しました。
すると、徐々に中盤から攻撃を組み立てられるようになりました。

59分、浦和は足を痛めたMFサヌに代えてFWエスクデロ・セルヒオを投入しました。
すると、攻撃意識が高いセルヒオが前線への鋭い突破を図り、浦和は更に攻勢を強めました。

そして、75分、そのセルヒオがこの日一番の大仕事をやってのけました。
FWポンテが右サイドから中央へパスを送り、セルヒオがペナルティーエリア内でそれを受けました。
セルヒオは相手GKの位置を良く見てシュートを放ち、ゴール右上に見事に突き刺し、遂に浦和が同点に追い付きました。

その後も、逆転弾を奪うべく、浦和が攻め続けました。
83分にはMF高橋峻希に代えてMF鈴木啓太を投入し、3ボランチにシステムを変更しました。

終盤は、浦和が猛攻を仕掛けました。
ピッチ全体から勝ちたいという気持ちが伝わって来るような、素晴らしい攻撃でした。
しかし、結局逆転弾を決めることはできず、1-1の引き分けで試合終了となりました。


最終節・神戸戦に向けて

第34節は、ホームでのヴィッセル神戸戦です。
会場は埼玉スタジアム2002で、12月4日(土)15:30キックオフです。

次節の対戦相手である神戸は、現在16位であり、次節敗れれば来季のJ2降格が決まってしまいます。
ただ、リーグ戦で最近6試合負け無しと、調子が上がって来ております。
次節も、必死になって戦うことは間違いありません。
浦和にとっては、次節も非常に厳しい戦いになることが予想されます。

しかし、浦和も絶対に負ける訳には行きません。
次節は、今季のリーグ戦最終節であると同時に、浦和にとってはホーム最終戦でもあります。
次節も、全力で戦ってほしいと思います。
そして、絶対に勝利し、良い形でリーグ戦を終えてほしいです。


J1第33節

2010年11月27日(土)14:04キックオフ 等々力陸上競技場

川崎フロンターレ 1-1(1-0、0-1) 浦和レッズ

【得点者】
1分 矢島卓郎(川崎)
75分 エスクデロ・セルヒオ

入場者数:19,411人