今、徒然草を読んでいます。本文と解説と交互に読みながらですが...
高校時代、受験勉強のためとはいえ、あれほどまで勉強したのに、今は古語文法を忘れてしまっているのは哀しいことです。
第七十一段「名を聞くより、やがて面影は」の中の一節。
また、いかなる折ぞ、ただいま人の云う事も、目に見ゆる物も、わが心のうちも、かかる事のいつぞやありしかと覚えて、いつとは思い出でねども、まさしくありしここちのするは、我ばかりかく思うにや。
これはDeja vu(既視感)のことをいっているのではないか。解説ではParamnesia(記憶錯誤)といっているけど...
この時代の人が書き残していること自体珍しく、驚きとともに興味深かった。

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