母の葬儀が何とか無事終わり
私はもう四十九日まで実家には行かないから!と宣言した。
この家には舵取りしてくれる人がいない
それが私にはとてもやりずらいのだ。
それだけ父がこの歳まで家長の座に君臨していたということか・・
法要の後の食事(お斎)は50人という大人数
実家の弟嫁と綿密に打ち合わせしたにもかかわらず、
全員が席に着いても一つ席が余る・・・?
「あ~~!住職さん忘れた~」と嫁
大慌てで従妹と私がお寺に向かう
途中お寺に電話しとかなきゃ
でも電話番号登録してないし、
嫁に聞こうと思っても電源切ってるし、
グーグルマップで調べて電話してみたら
住職の奥様が
「用事があって急いでいたみたいで、もう出かけちゃいましたよ~」と
「あの~お席ご用意してあるんですけど・・」と私
「ちゃんと本人に伝えてあったんですか?」と奥様
「・・・・・・(お嫁ちゃんに聞かなきゃわかりません)」
答えようのない私
「来ていただいてもこちらにはおりませんので、本人に連絡してみてください」
「(住職の携帯番号なんて知るはずもなく・・)
スミマセンでした わかりました・・」
Uターンして待たせまくった食事会場へ・・
孫、曾孫に囲まれて、母は心置きなく
あの世へ旅立つことが出来るんだろうか
実家は嫌いではない、でも・・
いつも複雑な思いを抱えて見る景色
実家はあれはあれでうまくいってるのだから
私が口出しすることはないのでしょうね
法事を終えて帰宅してから、珍しく私は熱が出た
私には私の大切な家族がいる
(夏だけの冷たいカルボナーラね)
そして大切な店がある
大切なものの優先順位を決めるのって、自分自身なのよね~