最近感じること(ブログ版)

粕井貫次の書き下ろし個人エッセイ

日航機の墜落を感知

2008年02月09日 | 感じること
 昭和60年8月12日の夕刻、羽田発大阪空港行きの日航機が舵の故障
で迷走飛行を続け、群馬県の御巣鷹山の中腹に墜落し、520人の死者を
出した大事故を覚えていらっしゃると思います。
 実はあの日、私は山一つ南側の越後湯沢苗場の研修宿舎で2週間のTM
瞑想シディプログラムの受講中でした。研修中は朝食は抜き、食事はすべ
て菜食。もちろん酒・タバコもご法度です。そうした環境の中で、朝夕の
シディプログラムを実行していると、今まで体験したことのない純粋意識
になれるのでした。
 メンバーと一緒に瞑想すると、純粋意識が同調し正座しているまま、体
が空中に浮かび上がる体験もありました。丁度その日もそうした体験のあ
とでした。
 実は研修の期間中は部屋にあるテレビを見ることもご法度でした。とこ
ろがすごく胸騒ぎがして、その禁を破ってテレビをつけたくなったのです。
 スイッチをオンにすると、臨時ニュースで「日航機が迷走飛行中」との
こと。間もなく夕刻の研修が始まりましたので、スイッチを切りましたが、
あとで分かったことは、私がテレビをつけた時刻に日航機が御巣鷹山に墜
落した時刻に合致します。
 テレパシーというものがあるのでしょうか、純粋な意識に事故が反応し
たとしか思われません。
 その後、お酒を飲み普通の食事に戻ってからは、そのときほどの精妙な
意識になる機会がありませんが、今でも不思議な体験をしたと思います。

 



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