最近感じること(ブログ版)

粕井貫次の書き下ろし個人エッセイ

[若手能]羽衣・邯鄲を観て

2014年01月20日 | 感じること

 昨年の11月、あべの学習センターど3日間能についての解説講

座がありました。そのとき題材になった「羽衣」と「邯鄲」の能が「若

手能」と称して大槻能楽堂で演じられるというので1月18日に観に

行きました。

 「羽衣」は今から78年も前、東商業学校の謡曲部に入部して初

めて教わった曲です。その後今まで何十回となく謡った曲で、今で

も無本で謡えます。その能だけにとても親しい気分で鑑賞できまし

た。天女のシテ役が「いや疑いは人間にあり、天に疑いなきもの

を」が印象的でした。

 「邯鄲」は最近、鶴声会と生咲会で謡った曲で、興味ある曲でし

た。邯鄲の枕で寝た盧生が王位につき、あっという間に50年た

ち、千年の命を保つ仙薬の酒を勧められるのですが、そこで夢

から覚めるというストーリーで、す。

 ふと、このような夢が見られる枕があれば、いくらなら買う気に

なるか、そんか気にふとなりました。

 機会があれば興味ある曲の能をまた鑑賞をしたいです。

 


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
 (井真成姫)
2014-01-20 17:28:41

 私も古典芸能好きです。

貫次さんの謡曲 ユーチューブで公開いかがですか?

 愉しみにしております☆

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