最近感じること(ブログ版)

粕井貫次の書き下ろし個人エッセイ

親しかった豆川氏を悼む

2013年11月11日 | 感じること
 先週は悲しいことが続きました。先ず一つは、商売上も私的なお付き
合いも兄弟同様だった豆川喜和さんが亡くなったことが第一の訃報でし
た。
 彼は大正10年生まれ、私の兄と同いとし92歳でした。終戦直後か
ら靴下の取引で親しくなり、私的にも随分行動をともにした仲でした。
もう5年くらい前でしたか、脳卒中を患い、入院したときは全く植物人
間と同様で、手足はもとより口も利けない状態でした。その病状がその
後奇跡的に回復し、全く常人と変らぬくらいになりました。
 3年ばかり前には奥さんを亡くされましたが、その後は同居のご長男
夫妻が親切にしてくれると、喜んでおられました。
 私より2歳上、ある意味では病後の健康の目標だっただけに、残念至
極です。お葬式は7日、大和高田のベルホールで行われました。
 ご冥福を心からお祈りいたします。

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