定期的メールが嬉し

　「いこま番傘」１０月号に次の投句をしました。
　　定期的メールがうれし写真版
　　ついふらりサプリメントの広告に
　　サプリメント医者に内緒が少し増え
　　やや寂し受信メールが途絶えた日
　　ニッポンは負けていないという論に
　　歴史観戦前遠くまりにけり
　９月１５日の生駒番傘句会の入選作は・・・・
　席題「雫」　　　　　　　　　　大西　将文選
　　眼に雫同期の桜歌半ば
　宿題「回顧」　　　　　　　　　柳瀬　孝子選
　　特攻の出撃シ－ンまだ夢に
　宿題「あべこべ」　　　　　　　東山　康江選
　　容疑者がふんずりかえり黙秘権

息子夫婦の還暦を祝う

　「柳茶屋」１０月号に次の投句をしました。
　　還暦の息子ら夫婦お目出とう
　　交替の世代こちらはもう卒寿
　　ＤＭがまだ引退後二十年
　　つくづくと時代の推移街の貌
　　お早うをらの音程を意識して
　　お早うございますと丁寧なひ孫たち
　９月１４日の「あすなろ」句会の入選成績は
席題「そっと」　　　　　　　　柳澤　孝子選
　　そっとして置こうほとぼり覚めるまで
宿題「近詠」　　　　　　　　　黒川正之進選
　　すかたんが多い痴呆の先ぶれか

八尾市民川柳大会にて

　昨８月２５日は６０回目の八尾市市民川柳大会で八尾市文化会館で約２００
人の参加者で盛大に行われました。
　家を出るときドシャ振りで、登美ヶ丘１丁目の交差点で道路を流れる雨水で
靴を洗われてしまいました。もちろんジュクジュクの履き心地です。家に引き
返してもまた同じ道を通らねばならず、靴下は途中で買って履き変えようと思
いました。
　近鉄布施駅が乗り換え駅でしたので、駅前のイオンで靴下を買うべく駅を出
ました。
　イオンの売場はすごく大きく、１階の売場で靴下売場を尋ねると４階とのこ
と。４階まで上がって靴下売場を聞くと、「３階です」と。「１階で４階と聞
いてきたのですが」に、その女子店員さんは「一度確認したきましょう、ここ
でお待ちください」。待つこと少々、「やはりことらです」と親切に誘導して
もらえました。
　それにしても最近の量販店は採算もあるでしょうが、店員さんの数が少なく、
商品について尋ねようとしても、なかなか見つからないことが多いです。その
あと肌着を買おうと思ったのですが、袋入りのためランニングかスプリングか
の見分けがつかず、買うのをやめました。
　靴下は布施・八尾間の車中で履き替えましたが、ぐしょぐしょ。帰宅後履き
かえた靴下もまだ濡れていました。
　川柳のほうはベテラン２００人ほどの参加者で、やっと２句抜けただけでし
た。
「都」
　　住めば都むかし沼地であったとか
「和」
　　知覧にてつくづく感謝する平和
　この句は私の勘違いで、出題の記録から抜けており、５分前の出句の
時にこの題があることに気がつきあわてて作句したもので「愚者の考え休む
に似たり」の思いしきりです。

三金会にて

　８月２３日の三金会では
宿題「花」
　　後がない一花早く咲かさねば
　　その頃の私でした蝶よ花
席題「甲子園」
　　甲子園に出たグローブを床の間に

生駒番傘句会でも不振から抜け出せず

　８月８日の生駒番傘川柳会でも不振でした。
　席題「破る」は全没。
　宿題「メール」　　　　　　　　　油谷　克己　選
　　ケータイにまたまた言うてきた無心
　宿題「ちらり」　　　　　　　　　　　三枝子　選
　　ついちらり美人の方に向く視線
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　川柳句誌「いこま」９月号近詠投句。
　　ゼロ戦記読んで得意のひねり込み
　　必死から生かされ六十八年目
　　泣いている英霊八月十五日
　　靖国の杜に鳴いてるだろう蝉
　　生き残りまた一人欠け二人欠け
　　扇風機まして冷房ない昔
　　

月並み不振の川柳

　このところ川柳の成績は不振続きで何とか脱皮したいものです。ブログへ書く
のもついおっくうになります。
　８月１０日、「あすなろ」にての入選句
席題「詰まる」　　　　　　　　　　みどり　選
　　胸詰まるめぐる廣島原爆忌
　　被疑者目を白黒アリバイを突かれ
宿題「判」
　　つき合いで押さねばならぬ判斜め
宿題「近詠」　　　　　　　　　　　　大楠紀子選
　　長生きのお駄賃ですかハイ年金
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「柳茶屋」９月号への近詠投句
　　生き死にの運命思う終戦日
　　靖国か娑婆か出撃令一つ
　　ゼロ戦記みんな最後は運命か
　　悲しさと命気づいた終戦日
　　靖国へ感謝とお詫びまた重ね
　　まだ前進歩幅小さくなったけど
　　歳かなあ晩酌の量また減って

川柳「柳茶屋」への投句

　８月号の「柳茶屋」の近詠欄に次を投句しました。
　　今週もごく月並みのスケジュール
　　寄り道をちょっとしようか妻旅行
　　すかたんも些細なことだ気にすまい
　　カタカナ語苦手英文科を出たが
　　クーラーで天国になる熱帯夜
　　扇風機さえ借り出していた昔
　　七十年ぶりで戦死の実情を
　　満ち足りてうとうと一合余の酒で
　　
　　

最近の川柳会

　少し記入が遅くなりましたが７月１３日の「あすなろ川柳会」の報
告をいたします。出席３０、投句２。
　席題「抜ける」　　　　　　　　　斉藤　末子　選
　　目配せで席から抜けてきた二人
　席題「乱」　　　　　　　　　　　山田　順啓　選
　　鳴るブザーベルト着用乱気流　
　席題「近詠」　　　　　　　　　　米田　恭昌　選
　　すみません年金もらい無為徒食
　　熱帯夜ひたすら耐えていた昔
　翌日の１４「郡山川柳会」で、その結果を報告します。実は歳のせ
いか、近頃はスカタンをすることが多く、自分でもあきれています。
宿題「世間」をどう間違えたのか「世話」で作ってしまい、投句箱に
入れる時に間違いに気がつき、あわてて作るという失態。もちろん没
というミスぶりでした。
　席題「ニュース」　　　　　　　　吉田　栄子　選
　　なぜこんな怖いニュースが次々と
　席題「仕組み」　　　　　　　　　山田　順啓　選
　　こんなにも大変改憲の仕組み
　席題「ばっちり」　　　　　　　　選者は私で軸吟は
　　ウインドゥのモデル通りのクールビズ　
　

近ごろの雑感

川柳「いこま」７月号に次の投句をしました。
　　グランフロントよりウメキタでよいのでは
　　見るだけは見てきましたよハルカスも
　　来るたびに心斎橋筋様変わり
　　円形に新装なった戎橋
　　バラ園の門にライオン難波橋
　　庶民われ買物天神橋筋で

少し残念「生駒番傘句会」

　作１７日（日）は生駒番傘の月例句会で、一題に２句出しでした。先ず席題は
「あべこべ」で、選者はみつさんと隆さんの共選でした。みつ選では
　　票になる字句を選んでマニフエスト
が選らばれました。しかしもう一つの
　　靖国に先立つ不孝詫びる遺書
のほうが私にとっては何倍もこだわり深い句です。恐らくこうした悲劇が実感でき
るのは８０歳台の後半以降の年齢の人た厳しいちでしょう。それとも「あべこべ」
という題がなにかくだけた印象を想像することを感じさせたのかも知れません。抜
けた句は
　宿題「厳しい」　　　　　　　　　　正春　選
　　厳しかった先生人気同窓会
　　参院選厳し風俗発言で
　宿題「浮く」　　　　　　　　　　　　卓　選
　　東大出らしい飯場で浮いている
　宿題「さすが」連記　　　　　　　　和恵　選
　　冨士であご三浦雄一郎さすが