
東大寺に行って、大仏さまを拝まずには帰れない理由。
それは、kaneurikichiji が大仏さまのふるさとに1年間住んだことがあるからです。
奈良時代に、大量の銅を溶かしてつくられた大仏さま。
当初の部分は膝下から蓮華座までと考えられています(後は、鎌倉時代と江戸時代の補修)。

手前の青緑色の部分が蓮華座。金色の部分は光背。
実は、その原料を採掘した場所が明らかになっています。
それは、山口県美祢市美東町の長登銅山跡(国史跡)。
大仏さまのふるさとに住んでいたというのは、美東町にというだけではありません。
国史跡の指定範囲内にあった発掘事務所のプレハブに住み込んで、長登銅山跡から出土した木簡を整理させていただいたのです。
だから、やっぱり東大寺に来たら、大仏さまを拝まずにはいられないのです。
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