かねぴ~主任の徒然記

今春、遂に昇進しかねぴ~「係長」になってしまいました。タイトル変更検討中。(笑) コメント・トラックバック大歓迎です。

京王杯スプリングカップ(GII)回顧 アサクサデンエン快勝

2005年05月15日 | 競馬
今日は競馬の京王杯スプリングカップ(GⅡ)が東京競馬場で有りました。6月5日の安田記念の前哨戦なので、どのようなレースになるか注目していました。
1番人気は去年の桜花賞馬ダンスインザムードでした。マイルでの実績が有り、桜花賞優勝・天皇賞(秋)2着などの成績が買われたようです。ただ休養前に海外遠征した香港Cで13着に大敗しており、どの程度立て直せたかは疑問が残りました。
パドックで各馬を見ていて、2番人気テレグノシスの仕上がりの良さが際立っていました。比較してダンスインザムードのイレ込みがひどく、信用して馬券を買える状態では有りませんでした。ダンスインザムード(と言うよりダンス兄弟全て)はかねぴ~の大好きな馬なんですが、今回は馬券からは外しました。元々初の1400m戦なので馬券を買い辛い条件が揃っていました。
今日は朝から天気が良かったんですが、本馬場入場が済んだ頃から天気が急変して多摩地方は雷雨になりました。馬場が急に濡れたので良馬場とは言っても表面が濡れた滑りやすい馬場に変わってしまいました。

スタートしてすぐにニシノシタンが逃げて直後にゴールデンキャスト・アサクサデンエンあたりが付けました。キーンランドスワン・オレハマッテルゼあたりは好位に付けましたが、プレシャスカフェ・ダンスインザムード・テレグノシス・アドマイヤマックスは思ったより後ろの位置取りになりました。斤量や馬場が影響していたかも知れません。
最初の3ハロン通過が34.1秒と早めだった割に、先行集団に頭数が集まっていたのに平均ペースで推移し、4コーナーを迎えました。ニシノシタンの脚色が衰える気配が無く、後ろの馬は届きそうも有りません。好位勢からアサクサデンエンとオレハマッテルゼが抜け出して来ました。テレグノシスは馬群を捌くのに手間取り、前の2頭とは差が開いてます。ダンスインザムードはそれより前に付けていたのに伸びが無く後退、インからはアドマイヤマックスが伸びてきました。
結局アサクサデンエンが1:20.3のレコードタイムで重賞初制覇。2・1/2差の2着にオレハマッテルゼ。テレグノシスが3着、アドマイヤマックスが4着、ダンスインザムードは9着、プレシャスカフェは14着に敗れました。
このレースは馬場の悪化がレース展開に大きく影響を与えたと思います。直線の坂を登るあたりからノメっている様子が見られて稍重という発表以上に滑りやすくなっているのが見て取れました。先行馬にとっては平均ペースのままで進んだ事で展開が向いたというのも有りそうです。

アサクサデンエンは一昔前のワカサバロンを彷彿とさせるような善戦マンぶりを発揮していましたが、ここに来て重賞で好走を続けて今回の重賞初制覇に結び付けました。今回は追い込み一辺倒といった感じのこの馬を好位に付けた後藤騎手の好騎乗も大きかったと思います。2着と差がついたのはシングスピール×ホワイトウォーターアフェア(仏GⅡ勝ち馬)という良血がここに来て開花したのでしょう。ここ最近の東京競馬場は内が伸びる馬場だという事も否定出来ませんが。かねぴ~はこの馬のデビュー戦を見て以来ずっとチェックしていたので、この馬絡みで馬券を取ったり、外して穴馬券を取ったりと美味しい思いをさせてもらってる馬です。ただ今回のレースを見ている限り、本番の安田記念でも十分に争覇圏内の実力だと思われます。安田記念でも要注意な馬でしょう。あとは去年の10月から休み無く7走しているので、調子落ちなく乗り切れればという条件によると思います。
2着のオレハマッテルゼ。私は小田切有一氏所有の馬は馬名の奇抜さで買うのをためらってしまう事が多々有ります。NZTのイヤダイヤダなどもそうですが、今回も馬名で買うのをためらってしまいました。よくよく血統を調べてみると、マイル重賞で活躍したエガオヲミセテの全弟だったんですね。そう考えれば今回の好走も当然だと思えます。ただ今回は中1週での出走だったので、安田記念までに疲れが取れるかどうかがポイントになると思います。
3着のテレグノシスは馬場に末脚が殺されてしまった感じでした。それと直線で馬群の中で行き場が無くなったのも痛かったです。ただこの馬は連勝の無い馬なので、トライアルとして考えればこれで良かったと思います。京王杯-安田記念の連勝例は少ないので、テレグノシスの安田記念は要注意だと思います。全5勝が全て東京コースというスペシャリストだけにまだまだ見限れません。
4着のアドマイヤマックスは前走でGⅠを勝った事で59Kgを背負わされたのが大きかったです。ただ叩き台として考えれば59Kgを背負って追い込み不適の馬場で4着なら上々の結果と言えるでしょう。武豊騎手だけに本番を見据えた騎乗だったとも思えるので、注意が必要だと思います。
1番人気で9着に敗れたダンスインザムードはイレ込みがきつかったのがレースに影響したと思われます。それと初めての1400m戦のペースに戸惑ったのか先行出来ずに位置取りが後方になったのも敗因の一つです。やはりこの馬は1600~2000m戦の方が持ち味が生きると思います。香港遠征の際に減っていた馬体重も多少持ち直していたので、本番も460キロ台になってくれれば巻き返せると思います。既に牡馬相手でも好走しているので、安田記念での好走も充分可能と見ています。
プレシャスカフェは全く見せ場が有りませんでした。前走からの1ハロン延長が原因だとすると更に1ハロン延長する本番は厳しくなります。ハートレイク産駒だけに今回のレースだけで判断は出来ませんが、やはりこの馬は1200m戦の方が持ち味が生きる事は確かだと思います。安田記念に出走するとすれば、活路を開く為に思い切った戦術が必要かも知れません。
ちなみに今回かねぴ~の馬券はテレグノシス・アドマイヤマックス・アサクサデンエンの馬連3頭ボックスでした。良い所を狙ってるとは思うんですが、相変わらず詰めが甘いです。最近自分がもし馬だったらナイスネイチャとかロイスアンドロイスのようなタイプになるのでは?と不安を感じている今日この頃です。

第50回京王杯スプリングカップ(GⅡ)

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6 コメント

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TBありがとうございました (beertoma)
2005-05-20 04:58:06
「馬名の奇抜さで買うのをためらってしまう」とうのはよくわかります。

私も以前はシチーの馬を軽視していました。タップダンスシチーが登場してからはシチーも馬券の対象とするようになったのですが、小田切氏のところは冠号がないのでやっかいです。

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こんばんわ (Chin)
2005-05-17 00:33:13
いつもお世話になっております。

たまにはコメントさせていただこうかと思ったら、ユビが滑ってスパムコメントを登録してしまいました。

どうもすいません。



昔、「自分を馬にたとえたら、大して良血ではない、条件戦で連闘するフサイチの馬」と答えた知人がおりました。



金持ち社長にこき使われているという意味なのか。

知人はさびしそうに笑ってました。(苦笑)



今後ともよろしくお願いいたします。
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TB・コメントありがとうございました (かねぴ~主任)
2005-05-16 22:22:35
>マルさん

初めまして。コメント・トラックバック頂き有難うございました。

テレグノシスは京王杯を勝ったら安田記念では要らないかなと思ってましたが、3着となると本番が要注意ですね。

ダンスも本番では巻き返して来るだろうし、悩むこと確実です。



今後ともよろしくお願いします。
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TB・コメントありがとうございました (かねぴ~主任)
2005-05-16 22:17:09
>りゅうぞうさん

初めまして。コメント・トラックバック頂き有難うございました。

京王杯は安田記念が面白くなる内容でしたね。6月5日はまた悩みそうです。

今後ともよろしくお願いします。
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Unknown (マル)
2005-05-16 02:43:27
TBさせてもらいました。

テレグノシスは、安田記念で注目ですね。

マックスも要注意です。

本番楽しみになりましたね。
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はじめまして (りゅうぞう)
2005-05-16 00:17:46
TBさせていただきました。
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