★第9次 21世紀の朝鮮通信使 ソウルー東京 友情ウオーク      (2023・4・1~5・23)★

ソウルから東京まで(約2,000㌔)、毎日30㌔の道を日本人・韓国人・在日韓国人ウオーカーが共に歩き日韓交流を深めます

4月17日 慶州・歴史探訪日

2019-04-18 15:06:44 | 朝鮮通信使ウオーク

今日の歴史探訪は大邱(テグ)と永川を訪れました

朝食は慶州の名物伝統食「ムックヘジャンク」。

練り固めた細長いそば粉の練り物とたくさんの モヤシが入り、ちょっと辛い

まず永川市のバスで大南部にある達成韓日友好館・鹿洞書院を訪れた。

この地には文禄・慶長の役で豊臣軍から朝鮮軍に投じた「沙也可」と呼ばれる日本の武将の子孫が暮らしている。

後に朝鮮軍の金忠善将軍として功績をあげた人物で、「韓日友好の象徴」とされている。

 

見学後、鹿洞書院の前で記念撮影

歴史資料館には朝鮮通信使の行列や馬上才の絵巻物が展示されていた

市の「漢方の村」で昼食

永川市に移動し、永川郷校を訪問した。

郷校というのは朝鮮時代に儒教の教えを建学の精神とし、支配階級・両班の人材の育成を目的に造られた、

地方の教育機関のこと。

儒教の祖、孔子などが祭られている大成殿での祭祀に日韓ウオーカー全員が昔の衣装にも身を包んで参加した。

 

神妙に作法の方法を聞き、厳粛な面持ちで、館に向かう

祀られている孔子の像に深々と頭を下げる

祭祀の後には昔ながらのお菓子とハス茶がふるまわれた

記念のペナントが遠藤・日本隊長から贈呈された。

今までのウオークで、ウオーカー全員がこのような昔の衣装に身を包んで祭祀に参加したことは無く、

貴重な経験となった

昔の衣装を着たまま、ウオーカーと祭祀の関係者が記念写真

その後、永川市の生んだ歴史上の著名人、鄭夢周(朝鮮建国期の高麗の儒学者)の墓所に移動して記念写真

夕食は慶州名物「サムパップヘエ」。テーブルいっぱいに並んだたくさんのおかずを葉に巻いておいしくいただいた。