★第9次 21世紀の朝鮮通信使 ソウルー東京 友情ウオーク      (2023・4・1~5・23)★

ソウルから東京まで(約2,000㌔)、毎日30㌔の道を日本人・韓国人・在日韓国人ウオーカーが共に歩き日韓交流を深めます

4月8日 水安堡温泉⇒聞慶 22㌔

2019-04-09 17:42:15 | 朝鮮通信使ウオーク

今日は韓国コースの中で最大の難関「鳥嶺峠越え」です。

最初は地方道の長く続く緩やかな道を進みます

小さな峠からは地方道と分かれいよいよ峠へと向かいます。

大きな岩山の下にある公園で一休みして、腹ごしらえ。

人家が無くなり、山道へ。

さあここからが鳥嶺峠(標高561㍍)に向かうコースが始まります。

1000メートルを越える山並みの間にある峠まで約1時間の上りです。

道はだんだん急になってきます、

途中の休憩ポイントで一休みです。

そろそろ峠が近くなりました。右上の石像は朝鮮時代、「科挙」の試験を受けにソウルへ向かった「受験生」

ようやく鳥嶺峠に到着しました(忠州側)。今日は晴天でしたが「第4次」の時には雪が10㌢積り往生しました

                     【第4次(2013)の時の雪の鳥嶺峠(忠州側)】

峠の第三関門を越えて記念写真。関門とは関所・砦のことで、この関門は三つあり、文禄慶長の役の後にできました。

峠からの下りの道は、岩がゴロゴロ。韓国のコースの中では

朝鮮通信使が通った古道としては最も往時の面影を残している場所です。

 第二関門の「鳥谷関」

一番下にある「第一関門」。ここは韓国の歴史ドラマのロケ地としてたびたび登場しています。

峠越えした聞慶市の桜並木は早くも満開、ケナリの花の黄色と桜のピンクの調和が美しい。

第1次から第6次までで、この場所が満開の時はありませんでした。

聞慶市の「冠山之館」にゴール

到着後のストレッチでも食べかけのキュウリは離さずに。

この「冠山之館」は昔、朝鮮通信使が泊まった客館で、とても貴重な木造建築。

聞慶市の「冠山之館」にゴール。同じ敷地内にある聞慶西中学校の校長先生らと記念写真。

校庭でスポーツ中の中学生に送られて宿所へ向かう

 

難関の峠越えの後は温泉につかり、サムギョプサル(豚の三枚肉)の夕食。

日韓のウオーカーが手をつなぎ輪になって「アリラン」や「故郷」を唄いあい、交流を深めました。