★第9次 21世紀の朝鮮通信使 ソウルー東京 友情ウオーク      (2023・4・1~5・23)★

ソウルから東京まで(約2,000㌔)、毎日30㌔の道を日本人・韓国人・在日韓国人ウオーカーが共に歩き日韓交流を深めます

4月1日 ソウル・景福宮から元気にスタート(ソウルー城南市 27キロ)

2019-04-01 20:27:31 | 朝鮮通信使ウオーク

「第7次 21世紀の朝鮮通信使 ソウル―東京 友情ウオーク」がスタート

 

 

 

 

 

「21世紀の朝鮮通信使ソウルー東京 友情ウオーク(主催=日本ウオーキング協会・韓国体育振興会・朝鮮通信使縁地連絡協議会。民団中央本部など後援)」が4月1日朝、ソウル・景福宮から東京(5月23日ゴール)に向けてスタートした。

ソウルから東京までの道のりは約2000㌔。ソウルー釜山・大阪―東京はウオーク(1、158㌔)、釜山―対馬・壱岐―博多は高速船で移動、博多―大阪は貸切バスでゆかりの地を訪れる。

2007年から行われているこのウオークは2年毎に行われ、今年で7回を数える。今回は日韓両国で申請していた朝鮮通信使の歴史資料がユネスコの「世界の記憶(世界記憶遺産)」に登録されてから初めてのウオーク。日本人、韓国人、在日の韓国人が手を携えてソウルから東京まで毎日平均30㌔の道を歩き、お互いに交流し絆を深める「草の根交流」はいつの年にもまして意義深いことで、沿道での関心もいつになく高まるものと期待されている。

朝の気温は-2度と冷え込んだが、雲ひとつなくすっきりと晴れ渡った空の下を歩きだす。今年も景福宮からの出発では韓国観光公社の協賛で昔の朝鮮通信使の衣装に身を包んだ韓国ウオーカーが正使、副使、従事官に扮して先導、にぎやかな笛やドラ尾の音が響く中を東京へ向けて歩き出した。

今回ソウルスタート時の日本隊は28人(在日のウオーカー7人を含む)、韓国隊は7人。日本隊の平均年齢は72歳になった。12年前の第1次に比べて7才も年を取ったことになる。

最高齢は85歳で在日の金承南さん。60歳からマラソンを始めて今でも年に数回マラソンを走る、強者(つわもの)だ。7回連続参加の李恵美子さんは「東京までの全コースを歩くのは2回目で何とか全部を歩き通したい。でもマイペースを守って日韓の仲間と楽しい会話をかわして歩きます」と意気込みを語った。また日本からは「J落零ウォーキング倶楽部」のウオーカー30人などが1日参加して歩き、台湾のウオーカーも3人(ソウルー釜山)が参加している。

漢江を渡り、良才まではオフィスで働くたくさんの人たちが行き交う市街地の歩道を歩く。スタート地点の景福宮をはじめ市内のあちこちで桜が5分咲きになり、さわやかな「お花見ウオーク」を楽しんだ。

昼食後、市街地を離れると地下鉄の延伸で便利になり新興住宅地に変貌した郊外の道を歩く。そしてケナリ(レンギョウ)の黄色い花が咲くゴール地点の城南市・浄土寺までの27㌔を歩いた。新装なった本堂で韓普光老師が今回も東京までの無事を祈願してくれた。そして老師から「この厳しい日韓の間で、今こそ朝鮮通信使の生まれ変わりのような皆さんの行動が大切。善隣友好の目的をしっかり果たしてください」と激励された。このお寺に泊るのは第2次以来で、久しぶりに精進料理をいただいた。

そして忠州、聞慶、安東、永川、慶州、蔚山を経て、22日に韓国コースの釜山に到着、日本コースでは東海道などを歩き、5月23日東京にゴールする。

 

韓国スタッフからは毎朝「デーリー地図」が配られた

 

 東京まで先頭を進む「隊旗」

 景福宮を出て、世宗路の中央を進む。右は世宗大王像

 ソウル市役所前を南に向かう

 

 南大門(左上)を見ながら歩く

 戦争博物館で記念写真

漢江を渡って江南へ

 

 

 浄土寺にゴールして記念写真

 韓普光老師に東京までの安全祈願をしていただいた

久しぶりに精進料理をいただいた

女性ウオーカーは新しくできた寝室で。男性ウオーカーは昔からある信徒会館に雑魚寝でした

 

 

 

                                 柳炳熙さん(第6次韓国隊メンバー)撮影の写真です

 

 

         

 

 


31日夕、前夜祭(発隊式・交流会)が行われました

2019-04-01 09:03:18 | 朝鮮通信使ウオーク

 

第7次 21世紀の朝鮮通信使友情ウオークの前夜祭がソウル市内行われました。

宣相圭・韓国体育振興会会長(韓国隊長)があいさつ。

楽しいアトラクションが披露され、12年前(第1次)一緒に歩いた方始め、懐かしい方々とお会いできました=阿部覚隊員撮影