かながわ平和運動推進委員会

神奈川県高等学校教職員組合の平和について考えるブログです。

09・11 『沖縄「自立」への道を求めて』出版記念シンポジウム

2009-08-21 23:28:54 | イベント情報
沖縄の自立・自律を蝕んできた「押し付けられた常識」に沖縄側の論理で反論し、それを覆すことをめざして、2008年4月から2009年3月まで、4度のシンポジウムやティーチイン(主催「今こそ発想の転換を! 実行委員会」)が沖縄で催され、研究者・ジャーナリストなど14人が登壇しました。
 その討論の成果をまとめた『沖縄「自立」への道を求めて―基地・経済・自治の視点から』(宮里政玄、新崎盛暉、我部政明編著 高文研発行)が出版され、沖縄での出版の集いに続き、東京でも出版記念のシンポジウム【いま、沖縄から日本を問う】を開催します。

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 ■09・11 『沖縄「自立」への道を求めて』出版記念シンポジウム   【いま、沖縄から日本を問う】
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 日 時:2009年9月11日(金)
     開場18時 開始18時半 終了予定21時
 会 場:全水道会館 3階大会議室
     JR総武線/水道橋駅東口(御茶ノ水寄り)から徒歩2分
     地下鉄都営三田線水道橋駅から徒歩1分
     丸の内線/南北線後楽園駅から徒歩7分
 参加費:800円
     ※予約は不要です。会場に直接お越し下さい

  ◆シンポジウム内容
   *日米関係の転機に沖縄から日米同盟を問う  
      新崎盛暉さん(沖縄大学名誉教授)
   *振興体制の問題と新たな沖縄の自治を求めて 
      島袋 純さん(琉球大学教授)
   *総選挙と沖縄~いま“自立”から“自律”へ 
      前泊博盛さん(琉球新報社論説副委員長)
   *書評『沖縄「自立」への道を求めて』
      坂手洋二さん(劇作家・演出家)

 ~押し付けられた常識を覆す いまこそ発想の転換を!~
 基地に依存しなければ、沖縄の経済は本当に成り立たないのか? 
 依然として冷戦感覚のまま米軍基地を正当化する日本、沖縄、米国の対日・対沖政策を問い直し、総選挙の結果も見すえて、沖縄に絡みついた「常識=既成観念」を覆すことで見えてくる沖縄、日本の今後を探りたいと思います。ふるってご参加ください。

 《呼びかけ》
  高文研  沖縄平和ネットワーク首都圏の会  大江・岩波沖縄戦裁判を支援し沖縄の真実を広める首都圏の会  沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック  フォーラム平和・人権・環境


第3回「いま、なぜ昭和の日09」 講演「天皇・天皇制問題と歴史教育」

2009-04-01 23:14:37 | イベント情報
☆教科書・市民フォーラム主催 第3回「いま、なぜ昭和の日09」
     講演「天皇・天皇制問題と歴史教育」 講師:坂本昇さん(歴史教育者協議会常任委員)
     4月25日(土)   13:45~16:30
     横浜市技能文化会館802号室(JR・地下鉄関内駅5分) 資料代500円

 教科書・市民フォーラムでは「昭和の日」祝日化への異議を唱えて、「いま、なぜ昭和の日」というイベントを毎年開催しています。今年お招きする坂本昇さんは、日本史の教科書に、沖縄戦の「集団自決」が軍命で強制されたことを執筆し、検定で削除されました。文科省に抗議し、教科書会社を説得し、2007年10月には訂正申請を出しましたが、文科省は、結局「軍の関与」までしか認めませんでした。しかも「軍命ではなかった」という検定意見も撤回していません。坂本さんは、「教科書に歴史の真実を」と主張し、引き続き「軍の強制」を記述するために、闘志を燃やしています。

 今回は「天皇・天皇制問題と歴史教育」というテーマで講演していただきます。長年にわたる研究と実践に基づき、実証的な内容が展開され、現在の私達の課題が明らかにされます。
「昭和の日」を前に、深く学びあい、考えて、発信できる話題と資料が満載です。どうぞお誘い合わせの上、ご来場ください!




2月11日 「非正規雇用から平和・労働組合を考える」

2009-01-31 00:13:59 | イベント情報
2月11日 「非正規雇用から平和・労働組合を考える」
               プログラム
非正規雇用の問題は格差社会を象徴する事例として扱われるようになってもう久しい。
アメリカの金融破たんに端を発した世界的な経済危機のあおりを受けて、非正規雇用の大幅な解雇が深刻化している。若者に安定した雇用がなく、未来に期待が持てないとき国家が戦争に疾走した歴史は数多く有る。格差社会そのものが平和といえず、戦争へのステップといえないか。今回の企画では非正規雇用の現場からの声を聞き、非正規労働者になる可能性の有る高校生に何を教えていくべきか、またわれわれ職場の中にいる非正規雇用の教職員からの意見を聞く中で、非正規雇用の問題だけでなく労働組合の運動のあり方や果たす役割についても考えていきたい。

1時半 開場                       
2時  「フツーの仕事がしたい」上映(70分)        
    土屋監督のお話
4時  非正規雇用を考えるパネルディスカッション(敬称略)
  出演:土屋トカチ(「フツーの仕事がしたい」監督)
     上山大輔(連合東京ユニオン・ソクハイユニオン委員長)
     嶋村輝夫(神奈川高教組非常勤専門委員会・大原高校)
     村野元清(よこはまシティユニオン執行委員長)

場所  高校教育会館ホール(相鉄線西横浜駅徒歩10分)
料金  神高教組合員・非正規雇用労働者・学生  無料
   一般(正規雇用されている方)     1000円
主催・問い合わせ
    神奈川県高等学校教職員組合  045-231-2479
企画・運営
 平和運動推進委員会・非常勤教職員専門委員会・青年委員会


今黄金町のジャック&ベティで『フツーの仕事がしたい』をやっています

2008-10-15 18:10:13 | イベント情報
とても良いドキュメンタリー映画を観ました。

『フツーの仕事がしたい』という作品です。

主人公、皆倉信和さんはセメントを運ぶトラックの運転手。ある月の給料はなんと552時間(単純計算でまったく休みなく働いて毎日18時間以上の労働時間!)働いて社会保険なしの30万円。余りに過酷な労働を強いられ、ユニオン(労働組合)に入ったあたりから撮影が始まり、待遇改善を訴えるようになる。会社は聞く耳を持たず、逆にユニオンを脱退させようと圧力をかけてくる。
この手の労働問題のドキュメントは、果敢に戦うのだが、現実の壁の前に「成果」までは出てこないものが多い(それが現実で不正に対抗して闘う事にこそ意義があるのだけれども・・・)。

この作品がすごいのは苦しい闘いの末(母の葬儀の場に会社側がやってきて暴力を振るったり、皆倉さんの小腸に穴が開き3週間も入院したりしたが)、「成果」をあげ、よりましな一応「フツーの仕事」になった状態で映画が終わっていることだ。

この映画はユニオンの意義をわかりやすく示した、優れたドキュメント作品である。この格差社会の中で「労働者の権利」という言葉もみえないなかで働かされている人にとって、こうすればいいのかという展望のもてる傑作である。 お薦め!!

『緊急報告 ガザはどうなっているのか』 「土井敏邦 パレスチナ記録の会」設立1周年記念講演

2007-12-04 00:08:58 | イベント情報
【日時】  2007年12月24日(月曜日・振替休日)

(開場)午後1時  (開演)午後1時30分 (終了)午後4時30分
【場所】  東京・文京シビックホール  スカイホール(26階)

     (最寄駅) 都営地下鉄 三田線(春日駅)
           都営地下鉄 大江戸線(春日駅)文京シビックセンター前           東京メトロ 丸の内線(後楽園駅) 徒歩3分
          JR中央・総武線(水道橋駅)徒歩8分
【内容】
〔第一部〕
川上泰徳氏(朝日新聞編集委員)の報告
   10月中旬から2週間にわたってガザ地区を取材し、10月下旬から「朝日新    聞」(夕刊)紙上でルポ 「ハマス支配―ガザから」を5回連載。ハマスに   よるガザ統治の実態を報告した。02年にパレスチナ報道でボーン上田賞を受
   賞。

土井敏邦(ジャーナリスト)の映像報告

   11月中旬から2週間、現地を取材。封鎖による住民の生活、ガザ経済への影
   響、ハマスへの住民の反応などを追い、ドキュメンタリー映像で報告する。
   現在、パレスチナ・ドキュメンタリー映像4部作「届かぬ声」を制作中。


〔第二部〕

   川上泰徳氏と土井敏邦の対談 

    *ガザ地区の現状/ハマスと民衆の関係/ヨルダン川西岸への影響 
     ハマスとファタハの和解の道/パレスチナ・イスラエルの和平の可能      性

【参加申し込み】

定員90名の会場のため、予約制です。参加申し込みはFAXまたはメールでお願いします。
(当日参加も可能ですが、定員を超えた場合、入場をお断りすることもあります)

(FAX) 045-311-3772
(メール):doitoshikuni@mail.goo.ne.jp

【参加費】   (一般)1000円
        (学生)800円

【主催】  「土井敏邦・パレスチナ記録の会」


さらば戦争!映画祭 2007

2007-11-12 20:22:48 | イベント情報
 11月17日 さらば戦争!映画祭 2007
      ―人間が始めたものは人間がやめればいい―  
    
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   ■さらば戦争!映画祭2007 プログラム 

   10:05 『夕凪の街 桜の国』
   12:05 被爆者の方のお話
   12:20 休憩(50分)
   13:10 『オレの心は負けてない』
   14:45 休憩(15分)
   15:00 『花の夢 ―ある中国残留婦人― 』
   16:40 中国残留婦人栗原貞子さんへのインタビュー
   17:00 休憩(15分)
   17:15 『パッチギ!LOVE&PEACE』
   19:20 井筒和幸監督トーク

 *プログラム等は予告なく変更することがございます。
   最新情報はHPにてご確認ください。
 *なお、当日の進行状況等によっても若干の時間変更がある場合
   もございます。予めご了承ください。
   ご覧になりたい作品の開始に間に合うようお早めにお越し下さい。
 *入替え制ではございません。

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   ■2007年11月17日(土)
     10時~20時
   
   ■入場料:2500円(当日)/2000円(前売)
    *一日通し券のみとなります。途中入退場可。

   ■東京ウィメンズプラザ ホール(渋谷区神宮前5-53-67)
  http://www.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/contents/map.html

   ■アクセス
    JR山手線/東急東横線/京王井の頭線 渋谷駅 下車12分
    地下鉄銀座線/半蔵門線/千代田線 表参道駅 下車7分

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さらば戦争!映画祭実行委員会           
______________________________
〒160‐0004
   東京都新宿区四谷1-2 伊藤ビル3F
   中国人戦争被害者の要求を支える会 気付 
   TEL 03-5379-2607 FAX 03-5379-2608
   E:mail info@eigasai-60.com
   URL:  http://www.eigasai-60.com/
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佐藤真監督追悼上映会

2007-10-29 23:53:37 | イベント情報
佐藤真監督追悼上映会
『阿賀に生きる』の魅力を語る会

とき:11月29日(木)18:00上映開始
場所:カフェ・ラシェット(相模大野駅徒歩2分・相模大野銀座商店街・http://www.lassiette.jp/index.html)

参加費:1ドリンク付き1000円
ゲスト:旗野秀人さん

劣化ウラン兵器禁止を求める国際行動デー集会

2007-10-28 23:38:59 | イベント情報
11月11日(日) (文京区 東京)
【集会】 劣化ウラン兵器禁止を求める国際行動デー集会
 集会の内容(再掲)
【日時】 11月11日(日)午後6時(開場5時半)~午後9時
【会場】 文京区民センター 
【内容】
  1 最近のイラク情勢について 志葉玲(しばれい)さん(ジャーナリスト)
  2 ICBUW第4回世界大会(ニューヨーク)の報告とイラクの医療支援
                   佐藤真紀さん(JIM・NET事務局長)
  3 地震が原発を襲った→柏崎刈羽原発
                   山崎久隆さん(劣化ウラン研究会)
  4 映像 「日本のテレビが伝えないイラク現地の状況」
      -希望を届ける民衆がつくったメディア-
【参加費】1000円(前売り800円)



教育研究集会

2007-09-07 23:27:16 | イベント情報
とき:10月27日(土)
ところ:神奈川総合高校(東横線白楽下車徒歩3分)
テーマ:戦争をする国づくりと戦死者の顕彰
〔プログラム〕
 13時   レポート
 13時半  フィールドワーク出発、久保山墓地へ
       A級戦犯らの供養塔、東條首相以下六十名の忠魂碑、関東大震災殉       難朝鮮人慰霊の碑など
    〈電車で移動、上大岡へ〉
 15時半  かながわ平和記念館・神奈川県戦没者慰霊堂
 16時半  解散         

イラク・バスラの院内学級のイブラヒム先生、横浜講演のお知らせ 

2007-08-17 00:12:22 | イベント情報
● 8月24日 横浜 『こどものいのちをまもりたい! フェス』
   13:00~ アラビア雑貨チャリティ・ショップ&スマイルカフェ
   14:00~ おとうさんのための小児救急救命講習会(1回40分 2回開催)
   17:00~コンサート+授業/
   18:00~イブラヒム先生来日講演、
        鎌田實特別講演「子供の命」
        スマイルこどもクリニック「イラク難民キャンプ
        医療活動ビデオ上映とトーク」、大嶋愛のピアノ弾き語り
■ 会場:よこはまみなとみらい赤レンガ倉庫1号館3階ホール (託児ルーム有り)
■ 参加費:無料
■ 問い合わせ先:スマイルこどもクリニック フェスタ実行委員会 TEL 045-820- 6601
■ 共催:スマイルこどもクリニック / JIM-NET/ JCF / アファクプロジェクト
 
イラクではがんの子どもたちが増えています。 しかし、イラクの停滞する医療行政のため、病院には薬が不足し、治安の悪化と物価の上昇は、子どもたちの通院を妨げています。そして治療をあきらめざるを得なくなる子どもも少なくはありません。
  もともとは小学校の教師をしていた、バスラ在住のJIM-NETローカルスタッフのイブラヒムは、現在、バスラ産科小児病院の院内学級で、白血病や小児がんとたたかっている子どもたちに算数やアラビア語やお絵かきを教えています。でも、彼の教え子たちを取り巻く状況もやはり厳しく、これまでに何人もの教え子の死に立ちあってこなければなりませんでした。
  イブラヒムは、 より多くの子どもを助けようと、薬の調達や貧困家庭の子どもたちの通院支援のためバスラを走り回っています。治療を嫌がる子どもたちをなだめたり、不幸にして子どもを亡くした家族の相談にのるのもイブラヒムの仕事です。
  子どもたちはどうしているのか? 今のイラクは一体どうなっているのか? 直接話してもらおうと、この夏、イラクからイブラヒム先生を招いてのスピーキングツアーを企画しました。一人でも多くの子どもたちが助かるよう、ぜひ皆様のご支援、ご協力をお願いします。

◆ イブラヒム先生プロフィール
1970年、イラク第2の都市バスラに生まれる。
1999年、イエメンにUNICEF から先生として派遣される。
2001年、長女ファートマ誕生。
2003年、イラク戦争が始まったため帰国できなかったが、12月になりようやく帰国、妻ミリアムが双子を妊娠したが、白血病に罹患していることが判明。ポール・ニューマン基金の支援で、ヨルダンで治療を受ける。帝王切開で生まれてきた子どもは2人とも500g前後。その後、ミリアムは化学療法、骨髄移植を受けるが、2005年1月他界。ヨルダンでJIM-NETに出会い、ローカル・スタッフになる。バスラの産科小児科病院の院内学級の先生として働くかたわら、薬の調達などで活躍中。
戦火の中、イブラヒムの3人の子どもたちは元気に育っている。


問い合わせ先:JIM-NET松本事務局
  〒390-0303 長野県松本市浅間温泉2-12-12
   電話:0263-46-4218 FAX:0263-46-6229 
   eメール:info-jim★jim-net.net (★を@に変えて送信してください。)