一橋文哉「三億円事件」を読む
年末にグリコ森永事件の本とともに購入した「三億円事件」を、
先ほど読み終えた。
えー、一言。
面白い^^
私の生まれる遙か以前の事件だけど、社会に与えたインパクトの大きさはハンパじゃない。
もっとも印象的な昭和の未解決事件は?と尋ねれば、三億円事件という回答が一番多いんじゃないだろうか。
三億円事件といえば、モンタージュの男が有名だが、あのモンタージュ写真は正確ではないことは知っていた。
犯人については、よくいわれる事件直後に自殺した19歳の少年(父親が警察官)や、
はたまた2年ほどまえにテレビの特番で放映された、不動産業を営む仕手戦の男性(ハワイ在住)などがよく知られているが、今回の本では、全く別の展開をみせる。
まさにハラハラ・ドキドキの連続だった。
事件のあらましや、遺留品や現場の調査、上記二名は「犯人ではない」ことについての分析は圧巻。
しかし結論については、ネット上でも賛否両論あるように、決め手がないまま終わってしまう。ちょっと残念。でもよく書かれています。
三億円事件に知りたい方には、オススメの本です。
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