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夏なのでミステリー小説を読む

2009-06-26 20:34:27 | 読書日記
夏なのでミステリー小説を読む

いやー暑い。梅雨に入って暑い毎日が続く。なので、心の底からヒヤヒヤするようなミステリー小説を読みたくなった。

今回購入したのが、遠藤周作の『怪奇小説集』『第二怪奇小説集』、鈴木光司『仄暗い水の底から』の三冊。

まず怪奇小説集。短編だが、面白い^^; エッセイだったり、小説だったりするのだが、どれも趣のある話ばかり。純和風ホラーの感がある。
しかし大作家なのに、幽霊がでる旅館へ真面目に調査に行ったりするなんて、なんて素敵なのでしょう。ますます魅力を感じました。

しかも三浦朱門や阿川弘之、曾野綾子といったそうそうたる顔ぶれが登場して、しかもテーマが幽霊や怪奇現象(爆) いやあ一本とられました。
30年以上まえの作品なのに、ぜんぜん違和感を感じません。オススメです。

二作目の第二の方は、恐怖というよりは、どっちかというと不思議な話を集めた短編集。まじめな作品を味わうなら第二、楽しく恐怖を味わいたいなら第一かな。

さて最後は『仄暗い』。リングなみの恐怖を期待して読み進めた。
初めの章がおわり、次の話に移り、どこで交錯してどう展開するのだろうと心待ちにしながら読んでいたのだが、、、、なんと短編!じゃないか!

怒怒怒 と怒りを覚えた。だってどれもこれもつまらないんだもん。
なんでこんなのが映画化されたんだろうか。不思議だ。こちらの方がよっぽど不思議だ。

今まで読んだ中で、一番怖かったのが、『呪怨』。思い出しただけでもガクガクする。

次は『黒い家』『リング』『天使の囀り』かな。

怖い映画はいやなので、本を読むことにしました。

ちなみにPC-98のゲーム『怨霊戦記』(ソフトスタジオウイング制作)は最高傑作だと思います^^; もっと知名度あっぷしてもいいのに。だれか小説にしてくれないかな。

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