~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~
第九話
91、ライオンとは肉体の象徴、小羊とは神の小羊、即ち神我の象徴である。
かくて外なるものは内となり、内なるものは外となる。
ライオンが小羊に勝つのではなく、小羊がライオンに勝つのである。
92、〔かくて〕肉体というライオンは消え去り、
神の愛のみが生き、無碍自在となる。
わたしが地上に生きていた間中わたしの意識に極めて強烈に響いたのが
此のことであった。
その時、力ずくで生じさせたものは、力に頼ってのみ存続しうるが故に、
力は決して平安と幸福とを世にもたらすものではないことを悟ったのである。
93、ひとたび愛が世に出れば、愛はもはや確固不動のものとなる。
愛はその支配力を維持するのに何の努力も要らぬ。
神我のこの愛、神の愛についてあなたたちに語るためにわたしは再びやってきたのである。
あなたたちに内在しているこの愛を自覚することによって、
あなたたちはこの愛を世に出すことを手伝うようになる。
~ 感謝・合掌 ~