かみなり

心臓に人工弁を、耳に補聴器をしている昭和23年生まれの団塊世代です。趣味は短歌です。日々のよしなしごとを綴っていきます。

人は、それを失くして初めてそのありがたみがわかる

2018-09-07 23:24:31 | ブログ記事
このところ立て続けに災害が続くが、

人は当たり前の生活を失くして初めてそのありがたみがわかるということが多い。

災害ではないが、現在、私は聴力の八割くらいを失ってしまっている。(=80デシベル)

補聴器をつけていても限界がある。

だから、わずかでも聞こえることのありがたみは身に染みる。

また心臓弁膜症の手術を受けて現在は元気に暮らしているが、

子供のころより頑張りがきかなかった。

マラソンなどは、走れば走るほど顔色が悪くなるので免除されたくらいだった。

だから、健康な人がうらやましい。

健康な人は、それが当たり前であるからありがたみを感じることもないと思うが、

ふつうに生きて生活できることが、どれだけありがたいことか。

話を災害に戻す。

このたびの台風、地震の被害を受けられた人々には一日も早く元の生活に戻られることを祈りつつ

しかし、これは自戒を込めて書くのだが、

災害に遭って初めて普通の生活のありがたみを感じられた方も多かったのではないかと推察する。

最近の日本列島では、いつどこで何が起こるかわからない。

そういう状況だから、

私も常に非常事態を想定して暮らしていたいと思う。

また、私たちのような障碍者は、

健康な人々に、

常に私たち障碍者の立場を想定していただきたいとも願う。

災害にしても、障碍にしても、

当たり前の生活を失くしてから初めてそのありがたみに気づくのではなく、

常に、

すでに失くしている、あるいは失くした人たちに思いを馳せる想像力をもちたい、もっていただきたい

と思う。

帰途に着きました

2018-09-07 08:40:58 | ブログ記事
いつもは土佐交通ご贔屓なのですが、今日はJrバスのほうが出発が先だったので、Jrバスにしました。

バスは「大阪駅行き」だったのですが、あえて舞子駅までの切符にしました。



今回は舞子駅から川西池田駅までJrの電車で帰ろうと思います。

大阪駅まで行くより、そのほうが早く帰宅できるのです。

無事にバスに乗れたから、高知駅で買った鯖寿司で朝食にします。



私は鯖寿司が大好きです。

それも土佐の酢の効いた鯖寿司が。😊

留守番の夫にもいろいろ買いました。

晩酌の友に、ひとくち鰹節のセット。


この天ぷらも晩酌の友です。


これは野根まんじゅうという室戸岬のほうにある野根峠の名産です。

仏様へのお土産です。


これは帽子パンと言って高知だけで売っているパンです。

帽子の鍔の部分がカステラ味でおいしいです。

高知には他にもおいしいものがいっぱいありますが、上のお土産は県外の皆さんにもお薦めします。

だから相続は難しくなる

2018-09-07 00:17:01 | ブログ記事
と、きのう(になってしまった)税理士さんに言われてしまった。

私もすんなり放棄したかった。

が、晩年の母の世話をろくすつぽしてくれなかった様子を目の当たりにしたから、亡母の悔しかった気持ちを斟酌して娘の私は簡単に放棄はすまいと思ってしまう。

私の私欲で難しいことを言っているのではない。

同居していた兄嫁が母の食事の心配もしてくれなかったから、母は死ぬまで自分で人を雇って掃除をしてもらい、食事も作って持ってきてもらっていた。

入院しても毎日来てくれるのは、お金をはらって来てもらうお掃除のおばちゃんだけだった。

洗濯物もおばちゃんが持ち帰って洗ったものを毎日とどけてくれていた。

帰省のたびに、そういう様子を見てきた娘の私は、そうやすやすと不動産放棄をする気持ちにはなれない。

また私に対しても、帰省しても気を遣ってくれたことがない。

それでも私は、母が生きている間は、母に少しでも優しくしてほしかったから、帰省のたびに世話をしてくれていたおばちゃんだけでなく、義姉にも甥にもお土産を買って帰った。

義姉は義姉なりにしていてくれていたこともあったかもしれないが、娘の私からすれば、もっと衣食住に気をつけてやってほしかった。

その母の無念の気持ちが、いま娘の私に乗り移って、不動産放棄を躊躇わせているような気がしてならない。

世の中の相続問題には、それぞれこういう複雑な事情が絡んでいるのかもしれない。