鶏卵は何十年もの間、価格にほとんど変化のない「物価の優等生」と言われています。 そんな鶏卵でも最近変化しているのが殻の色。 以前は白ばかりだったが徐々に増えてきているのが赤色(褐色)の卵。 なんとなく優れた栄養価を持つイメージがあるが、実際はどうなのだろうか? 結論から言えば、飼育法やエサに工夫をして作る特殊な卵を除いて、殻の色による栄養価にほとんど違いはないそうです。 殻の色は主に鶏の種類の違いによるもので、最も流通の多い白い卵は白色レグホン系の鶏、褐色の卵はロードアイランドレッドなどの鶏から生まれます。 元々は白い羽の鶏からは白い卵、褐色の羽の鶏からは褐色の卵が生まれていましたが、現在は品種改良が進み一概には言えないようです。 褐色の卵の流通量が少なかったのは、その卵を産む鶏の飼育が大変だったこと、白色レグホン系に比べて卵を産む数が少なかったことなどが原因だったようです。 こちらも品種改良が進み、環境に強い品種として褐色の卵を産む鶏の飼育が盛んになった結果、褐色の卵の流通量が増えたというわけです。
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