冬になると毎回流行する季節性インフルエンザ。 天空や星の運行の「影響」と考えられていた頃にinfluence(影響)の語源筋から付けられた名前だそうです。 A香港型やAソ連型などの型があり、どれが流行るかは、流行ってみないと分からない状況です。 インフルエンザ・ウィルスには表面のたんぱく質の抗原型からA型、B型、C型に分類され、A型については変異・変質が頻繁で、香港型、ソ連型などに細分化されています。 香港やソ連というのは発見当時の地名から付けられたものだから、ソ連型がロシア型とはならないし、毎年そこから流行するというわけでもありません。 B型は変異が少なく、C型は地域限定的で大流行にはなりにくいようです。 それに比べて毎回猛威を振るうのがA型。 同じ種類なら一度感染すればしばらく抗体が出来るが、変異が激しく、ワクチンも作りにくいようです。 さらに厄介なことにA型はカモやブタといった一部の動物にも感染するため、A型は多くの場合これら動物からの感染が流行の発生源と考えられているようです。
最新の画像[もっと見る]
- 「義理チョコ」の上手な受け取り方? 13年前
- 内房線開業100周年! C61が房総半島を快走! 13年前