絶賛ツアー中のワルキューレ FINAL LIVE TOUR 2023 ～Last Mssion～の大阪公演に参戦してきました。まだラストの幕張2daysが残っているので、ワルキューレについての思いやあれこれは改めてとして、大阪の興奮をたたきつけたいと思います。
※なおネタバレしかありません。読まれる方はご注意を。
有明はチケット当たらずかつライビュもどうしても外せない仕事があって見られなかったこともあり、ほとんど事前情報をチェックせずに会場に向かいました。初めての丸善インテックスアリーナ。思ってたより近かったです。
今回は一日目は一般発売で入手したステージサイド席とはいえメインステージの真横の一列目めちゃくちゃ近い！そして二日目はなんとアリーナのセンターステージがほぼ目の前という位置。しかも一日目は会場全体を俯瞰して全体の演出そしてステージ横なのでワルキューレフォーメンションが本当によくわかりましたし、二日目はとにかくメンバーが近い、そしてなんといって眼前にセンターステージとそれぞれ違う楽しみができ、二日間でライブを堪能していきました。
というわけで以下はライブのセトリ順に反芻していきたいと思います。二日間まとめての感想となります。
着席したらなんとなく会場が煙ってるなとは思っていたんですが、まさかの一曲目は
オーラ・サーラ〜光る風〜
ハインツ陛下の登場です。スモークと真っ白なライト、神々しい。
そしてハインツ陛下に導かれて女神の登場です。待ってました！お衣装はちょっと前に出たライブCDのジャケットで着ていたチェックのスカートが可愛いやつでした。CDの時はカフェ店員かな？と思っていたら、どうやらバルキリーをイメージしているそうです。
で、名乗りとともに始まったのが
一度だけの恋なら
ルンがピカッと光ったら
破滅の純情
絶対零度θノヴァティック
TVアニメの前期OPEDそして後期OPED。改めて書いてみるとワルキューレのスタートの曲であり、そう言う意味では今回のライブの最初にワルキューレが歌うにふさわしい選曲だと思いました。ちゃんと今までの歩みをしっかりと見せてくれるんだなという意思を感じました。
で、ここで本領を発揮するのが、ステージサイド席です。めちゃくちゃフォーメーションが見える。話には聞いていたけど、こんなに緻密に入れ替わるのか、という驚愕です。言い方はおかしいかもしれませんが、パズルみたいな、これはしっかり連携して練習しないとぶつかるわ…と素人そのままな感想ですけど、しかし本当に凄まじいものでした。
特に安野さんは苦手意識もあるんでしょうが、ダンスは大変で苦手でとおっしゃいますが、そんなこと微塵も感じません。キレッキレです。ご本人曰く「ツーステップもできなかった」という人が努力を重ねて重ねて、ここまで来たんだっていうのは、ワルキューレが登り続けた富士山より高い階段の先を見せてくれたと思います。
それはそれとしてスタートダッシュ決まりすぎるハードさで、すでにもうこちらも100メートルダッシュ決めたくらいの達成感でした。いや、これは死んでもついていくしかない！っていう覚悟はばっちりですけども！！
で、ＭＣと諸注意、さらにコールの交換訓練（笑）から次の曲が始まります。
一日目が Hear The Universe
二日目が チェンジ‼‼!
どっちも好きな曲なんですが、Hear The Universeは作中でもライブで歌ってた曲でしたが、ライブ映えしますよね。で、チェンジ‼‼!は大好きなんですよ。アーティストとしてのワルキューレの好きな曲と言われたら間違いなくベスト３に入れるそういう曲です。一日目聞けなくて、残念だったと思っていましたが日替わりでここで聞けて嬉しかったです。コーラスで、メインで、と縦横無尽にずっとカナメさんはどこかしらで声が出てるの、本当にワルキューレのカナメだなっていうのをしみじみ味わいつつも、ステージワークも素晴らしくて目がいくつも欲しいやつでした。
で、スモークがもくもくして歌姫たちを隠したと思ったら、ステージに女神の姿はなく（今回はこのドロロン忍者雲隠れスタイル多かったです。面白かった）始まったイントロは
唇の凍傷
メインモニターに映るのは映画絶対ライブのウィンダミアライブの時のタロットカード絵。長いイントロが終わって名乗りが来たと思ったら、二階席にメンバー登場！！これはすごい！映画の再現じゃないですか！あの時、ウィンダミアで人々のところへワルキューレが歌って回っていたあれを実際にするとは、というかできるとは！！
そうか！！ここはウィンダミアか！！ハインツ陛下いたし！！ということは私はウィンダミア人なんだって初めて知りました。探せば頭のどこかにルンがあると思います。
二日目、一か所だけカナメさんの下ハモだけが流れたシーンがあるんですが、あれは音響のミスなのかカナメさんが間違えたのか（後者という気もしますが）、それにしてもああいう形で下ハモだけを取り出して聞ける機会はめったにないので貴重でした。というかあんな複雑なハーモニー重ねてるんですね。いや、ほんとシレっとやってるけど、生で何やってるの！？と驚きを通り越します。
そして超絶カッコいいツインギターがあって
いけないボーダーライン
Walukure Attack!
強い！かっこいい！！ここまで一部の隙もなくひたすらに盛り上げてくれる。楽しい！！楽しいしかない！！でもちょっとさすがに疲れてきた、ちょっと水飲みたいというトランス状態ですが、観客の私がこうなってるのにワルキューレのパフォーマンスもパワーも全く揺るがないの、本当にすごい。どんだけやりきる気なのか、どこまで行くのかこの人たち……でもなにより嬉しいのが、みんな楽しそうに歌ってくれてるんですよ。ああ、ワルキューレも楽しんでくれてるんだなという幸福感がありました。
で、ここからなんですけども。観客への配慮もあり、ちょっと座ってのアニメシーンが始まりますが、私はそれどころではありません。来ました。メッサ―くんです。カナメさんにバングルを渡す。「AXIA」の文字が……来ると思ってました。ファイナルだし。絶対来るとは思ってたんですが、ここで来ます。そうです、私がここまでマクロスΔにワルキューレにハマるきっかけになった
AXIA～ダイスキでダイキライ～
そして
GIRAFFE BLUES
「歌ってくれカナメさん、歌ってくれワルキューレ」というまさかの新録ボイスに動揺を隠しきれない私の視線の先には、センターステージに立つ私の最推しカナメさん。メインステージに背を向けているので一日目は後ろから、二日目は何と目前です。これは、もう感無量です。荘厳なイントロ、歌い始めるカナメさん。でもなんか、いつもと違うんですよ。遠くから見ていた一日目にはよくわかったんですが、ステージに五人いる。AXIAなのに、フレイアと美雲さんがいるんですよ。まさか、五人か！！！この衝撃、メッサ―が「歌ってくれワルキューレ」ってそういうことですか！！
で、以下は一日目直後に私が書いた怪文書です
ちゃんとした感想は改めてでこれだけ。AXIAとGIRAFFEのカナメさんについて。さっきちょっと書いたけど、5人のAXIA、感無量だった。カナメさんが作中で「私がエースだった最後の曲」って言ってたAXIAを5人でカナメさんがセンターで歌ってた。
AXIAを最後に「私にエースの才能は無い」「負けた」と思って美雲さんにエースを譲ったカナメさん。いけボや破滅の純情での支え切る覚悟のコーラスが大好きなのは別として、でも前面には出てこなくなったのは本編でこれでもかと見てきた。映画版のカナメさんはもう少し折り合いがついてたみたいだけど、それでもエースじゃない。やっぱりWエースは美雲とフレイアってのは変わらなかった。もちろんそれが悪いわけじゃないし、ファンとしては満足してた。
でも今回5人のAXIAを聴いて、改めてこれが見たかったんだとわかった。これを見たかったんだよな、メッサーって。
エースとしてセンターで歌うカナメさん。全然負けてないよ。カッコいいよ！エースだよ！！
AXIAをセンターステージで歌うカナメさんは、あの日メッサーに「歌ってくれ」って言われて自信なさげにフレイアと美雲を一瞬見たような弱気な目じゃなかった。もしかしたらフレイアや美雲ならメッサーは死ななかったんじゃみたいな迷いもなかった。ワルキューレ5人で歌ってもセンターでメッサーに歌を届けて戦わせるのは自分だっていう力があった。
ワルキューレ5人のAXIA、最高だった。カナメさんのオタクで良かった。
そしてだからこそ続くGIRAFFEが刺さった。カナメさんはメッサーくんを改めてちゃんとクラゲ送りできたんだなって。
ワルキューレ5人のGIRAFFEがずっと聞きたいと思ってたけど、まさかこんな形で叶えてくれるとは思わなかった。マキレイがGIRAFFEを歌うのはメッサーのクラゲ送りの時だけだけど、だからこそここで５人なのかと思うととても感慨深い。
メッサーのクラゲ送りの日、最初に海に入ったのは美雲さんで、次にフライアがそしてマキレイが続いて、だけどカナメさんは動けなかった。
でも本当なら美雲さんとフレイアにマキレイと一緒にカナメさんも続いたんじゃないかな。あの時は動けなかったけど。
今回のGIRAFFEは美雲とフレイアにカナメさんが続いて行く編成になってて、あの日のやり直しをしてるんだなと思った。ちゃんとワルキューレとしてメッサーくんを送るんだっていうカナメさんのGIRAFFEは沁みた。あれは泣く。
今回のAXIAとGIRAFFEはカナメさんからメッサーくんはの答えだった気がする。ワルキューレの歌姫として歌い続ける決意。
ここへ来てカナメさんがさらに一歩進んだところを見せてもらえると思わなかった。嬉しかった。ありがとう。
これが二日目センターステージの前で見てると、AXIAの演出でメッサ―くん最後の戦闘シーンが流れるんですけど、その時にワルキューレメンバーがセンターステージに集まるんですよ。カナメさんを絶対に支えるとでもいうようにメインステージを向いてあの日のメッサ―くんを見つめるカナメさんの背中を四人がじっと見つめてる、これは泣く。泣くしかない。で、メッサ―くんとの回想のシーンにカナメさんがこちらを向くんですけど、その時ちゃんとみんなの顔を見るんですよ。たまらない。
カナメさん役の安野さんが2ndと3rdの時に「ライブの時は数年後のカナメが当時を回顧してる気持ちで歌ってる」という話をされていたんですが、その時もその後もAXIAの時はいつもちょっと辛そうで、そして曲の最後に膝から崩れ落ちるカナメさんの姿があるんですが、今回は違いました。カナメさんはちゃんと立ってました。リステージのセンターに。そこには自分の歌の力に誇りを持つ強いカナメ・バッカニアがいました。
そしてGIRAFFEはセンターステージでフレイアと美雲さんが歌って、マキレイはサイドステージなんですが、カナメさんだけはセンターステージの高い所にいるんですよ。二番の初めをカナメさんがソロで歌って、そしたらメンバーがカナメさんのところに近づいていくんです。ああ、やっぱりカナメさんはリーダーなんだなと思いました。メンバーを導いて、守る強いワルキューレ―のリーダーカナメ・バッカニアがそこにいました。
歌が終わると静かに流れたメッサ―の「ありがとうカナメさん」今度はワルキューレは無かった。それは一歩先に進んだカナメさんの姿への言葉なのかなと思いました。アウトロが流れる中、メインモニターにはクラゲ送りの映像があって、これはメッサ―くんも無事クラゲ成仏まちがいなしです。カナメ・バッカニアのオタク私も無事にクラゲになりました。
ファイナルで、最高のカナメさんを見せてもらいました。ありがとうございました。
と、ちょっと呆然となってるところに今度は闇ゾーンで脳天を直撃してきます。ちょ、まって、情緒がもたない（笑）
Glow in the dark
Diva in Abyss
綺麗な花には毒がある
ここで闇衣装にチェンジ。文句なし！！最高！！闇の時のカナメさん、生き生きしてて本当に好きです。ほかのみんなは闇闇悪悪してるけど、カナメさんだけはお姉さん感が抜けないというか、でも最近思うんですよ。こういう悪意を見せない悪って一番怖いじゃないですか（EX：FGOのLB6のオーロラとか）。ちょっと清らかな闇にぞくぞくしてきちゃう今日この頃です。
圧倒的な闇キューレに対して ハインツ陛下が
ザルド・ヴァーサ!～決意の風～
で再び女神を連れてきてくれます。ここからがもう圧巻！
ワルキューレはとまらない
ワルキューレは裏切らない
ワルキューレはあきらめない
未来はオンナのためにある
実田さんのキービジュにあるような白い衣装は過去一の可愛さ！！ふわふわでもう本当にかわいい！真面目に歌マクロス復活してくれてこの衣装でたら出るまで回す！！かわいいかわいい！
ですが、パフォーマンスは超パワフル。私は脳内にカナメさんの「たたみかけるよ！」を聞いた気がしました。
すごい、とにかくすごい、だってどの曲もライブのクライマックスじゃないですか！それを全部一気にやる、やり残しは作らないという強い決意を見ました。ならばこちらも倒れるまでペンラを振るのみ！！
ちょっとフラフラになってテンションが上がりまくってる中で聞くご当地ネタは不覚にも笑ってしまいました。くそう！笑いに厳しい（笑）関西人なのに！
Absolute5
ルンに花咲く恋もある
そして本編ラスト。燃え尽きた・・・でもまだアンコールがあるですけど、この上まだなんか残ってます？状態の私。
と思ったらアンコールはまさかのメドレー！今回はソロはほぼ諦めてたからこれは嬉しい。
一日目と二日目で曲を変えてちゃんと全部。本当に6日で全部やるんだなあって。
で、ご本人MCがあって
一日目が
NEO STREAM
単純にこの曲ゴージャスで好きなんですよ。ここは日替わりらしいので聞けて良かったです。
そして
不確定性☆COSMIC MOVEMENT
フレイアの始まりの曲。なるほど、納得という選曲。やはりカナメさんのコズミックは攻撃力が高い。好きしかない。
で、二日目ですよ。フレイア＠みのりんごの「雪が見たい」で会場を真っ白にしてからの
愛・おぼえてますか
荘厳な雰囲気の会場であの伝説の2ndのように五人が背中合わせで歌い始めた時は感動でちょっと震えましたね。そうですね、ここは会場は白がいい。
で、あの時と違ってみんなすごく良い笑顔で楽しそうに歌ってて・・・・ちょっとフレイアは危なかったけど、対照的に美雲さんはあの日のリベンジみたいに強く強く声を響かせてました。あの伝説を超えるとは、違うけど、確かにあの日を塗り替えたと思います。ワルキューレの愛・おぼえてますかといえば2ndの涙が代名詞みたいになってたけど、あの「これで終わり」の悔し涙じゃなくて、「楽しかったね」の笑顔で塗り替えたんだなって。2ndとは別の意味で伝説になったとそう思います。
（なおワルキューレのみんなは笑ってたけど、私は泣きそうでした）
そして最後はまさかの
ようこそ！ワルキューレワールドへ
まだ終わらないよと、ずっと銀河のどこかでワルキューレは歌い続けるよ、と言ってもらった気がしました。
長々かきましたが、一言でいえば楽しかった！！！これに尽きます。終わったら燃え尽きるかもしれないけど、でも悔いは残らないんじゃないかな、そう思える二日間でした。
次は幕張！楽しんでいきましょう！！
※なおネタバレしかありません。読まれる方はご注意を。
有明はチケット当たらずかつライビュもどうしても外せない仕事があって見られなかったこともあり、ほとんど事前情報をチェックせずに会場に向かいました。初めての丸善インテックスアリーナ。思ってたより近かったです。
今回は一日目は一般発売で入手したステージサイド席とはいえメインステージの真横の一列目めちゃくちゃ近い！そして二日目はなんとアリーナのセンターステージがほぼ目の前という位置。しかも一日目は会場全体を俯瞰して全体の演出そしてステージ横なのでワルキューレフォーメンションが本当によくわかりましたし、二日目はとにかくメンバーが近い、そしてなんといって眼前にセンターステージとそれぞれ違う楽しみができ、二日間でライブを堪能していきました。
というわけで以下はライブのセトリ順に反芻していきたいと思います。二日間まとめての感想となります。
着席したらなんとなく会場が煙ってるなとは思っていたんですが、まさかの一曲目は
オーラ・サーラ〜光る風〜
ハインツ陛下の登場です。スモークと真っ白なライト、神々しい。
そしてハインツ陛下に導かれて女神の登場です。待ってました！お衣装はちょっと前に出たライブCDのジャケットで着ていたチェックのスカートが可愛いやつでした。CDの時はカフェ店員かな？と思っていたら、どうやらバルキリーをイメージしているそうです。
で、名乗りとともに始まったのが
一度だけの恋なら
ルンがピカッと光ったら
破滅の純情
絶対零度θノヴァティック
TVアニメの前期OPEDそして後期OPED。改めて書いてみるとワルキューレのスタートの曲であり、そう言う意味では今回のライブの最初にワルキューレが歌うにふさわしい選曲だと思いました。ちゃんと今までの歩みをしっかりと見せてくれるんだなという意思を感じました。
で、ここで本領を発揮するのが、ステージサイド席です。めちゃくちゃフォーメーションが見える。話には聞いていたけど、こんなに緻密に入れ替わるのか、という驚愕です。言い方はおかしいかもしれませんが、パズルみたいな、これはしっかり連携して練習しないとぶつかるわ…と素人そのままな感想ですけど、しかし本当に凄まじいものでした。
特に安野さんは苦手意識もあるんでしょうが、ダンスは大変で苦手でとおっしゃいますが、そんなこと微塵も感じません。キレッキレです。ご本人曰く「ツーステップもできなかった」という人が努力を重ねて重ねて、ここまで来たんだっていうのは、ワルキューレが登り続けた富士山より高い階段の先を見せてくれたと思います。
それはそれとしてスタートダッシュ決まりすぎるハードさで、すでにもうこちらも100メートルダッシュ決めたくらいの達成感でした。いや、これは死んでもついていくしかない！っていう覚悟はばっちりですけども！！
で、ＭＣと諸注意、さらにコールの交換訓練（笑）から次の曲が始まります。
一日目が Hear The Universe
二日目が チェンジ‼‼!
どっちも好きな曲なんですが、Hear The Universeは作中でもライブで歌ってた曲でしたが、ライブ映えしますよね。で、チェンジ‼‼!は大好きなんですよ。アーティストとしてのワルキューレの好きな曲と言われたら間違いなくベスト３に入れるそういう曲です。一日目聞けなくて、残念だったと思っていましたが日替わりでここで聞けて嬉しかったです。コーラスで、メインで、と縦横無尽にずっとカナメさんはどこかしらで声が出てるの、本当にワルキューレのカナメだなっていうのをしみじみ味わいつつも、ステージワークも素晴らしくて目がいくつも欲しいやつでした。
で、スモークがもくもくして歌姫たちを隠したと思ったら、ステージに女神の姿はなく（今回はこのドロロン忍者雲隠れスタイル多かったです。面白かった）始まったイントロは
唇の凍傷
メインモニターに映るのは映画絶対ライブのウィンダミアライブの時のタロットカード絵。長いイントロが終わって名乗りが来たと思ったら、二階席にメンバー登場！！これはすごい！映画の再現じゃないですか！あの時、ウィンダミアで人々のところへワルキューレが歌って回っていたあれを実際にするとは、というかできるとは！！
そうか！！ここはウィンダミアか！！ハインツ陛下いたし！！ということは私はウィンダミア人なんだって初めて知りました。探せば頭のどこかにルンがあると思います。
二日目、一か所だけカナメさんの下ハモだけが流れたシーンがあるんですが、あれは音響のミスなのかカナメさんが間違えたのか（後者という気もしますが）、それにしてもああいう形で下ハモだけを取り出して聞ける機会はめったにないので貴重でした。というかあんな複雑なハーモニー重ねてるんですね。いや、ほんとシレっとやってるけど、生で何やってるの！？と驚きを通り越します。
そして超絶カッコいいツインギターがあって
いけないボーダーライン
Walukure Attack!
強い！かっこいい！！ここまで一部の隙もなくひたすらに盛り上げてくれる。楽しい！！楽しいしかない！！でもちょっとさすがに疲れてきた、ちょっと水飲みたいというトランス状態ですが、観客の私がこうなってるのにワルキューレのパフォーマンスもパワーも全く揺るがないの、本当にすごい。どんだけやりきる気なのか、どこまで行くのかこの人たち……でもなにより嬉しいのが、みんな楽しそうに歌ってくれてるんですよ。ああ、ワルキューレも楽しんでくれてるんだなという幸福感がありました。
で、ここからなんですけども。観客への配慮もあり、ちょっと座ってのアニメシーンが始まりますが、私はそれどころではありません。来ました。メッサ―くんです。カナメさんにバングルを渡す。「AXIA」の文字が……来ると思ってました。ファイナルだし。絶対来るとは思ってたんですが、ここで来ます。そうです、私がここまでマクロスΔにワルキューレにハマるきっかけになった
AXIA～ダイスキでダイキライ～
そして
GIRAFFE BLUES
「歌ってくれカナメさん、歌ってくれワルキューレ」というまさかの新録ボイスに動揺を隠しきれない私の視線の先には、センターステージに立つ私の最推しカナメさん。メインステージに背を向けているので一日目は後ろから、二日目は何と目前です。これは、もう感無量です。荘厳なイントロ、歌い始めるカナメさん。でもなんか、いつもと違うんですよ。遠くから見ていた一日目にはよくわかったんですが、ステージに五人いる。AXIAなのに、フレイアと美雲さんがいるんですよ。まさか、五人か！！！この衝撃、メッサ―が「歌ってくれワルキューレ」ってそういうことですか！！
で、以下は一日目直後に私が書いた怪文書です
ちゃんとした感想は改めてでこれだけ。AXIAとGIRAFFEのカナメさんについて。さっきちょっと書いたけど、5人のAXIA、感無量だった。カナメさんが作中で「私がエースだった最後の曲」って言ってたAXIAを5人でカナメさんがセンターで歌ってた。
AXIAを最後に「私にエースの才能は無い」「負けた」と思って美雲さんにエースを譲ったカナメさん。いけボや破滅の純情での支え切る覚悟のコーラスが大好きなのは別として、でも前面には出てこなくなったのは本編でこれでもかと見てきた。映画版のカナメさんはもう少し折り合いがついてたみたいだけど、それでもエースじゃない。やっぱりWエースは美雲とフレイアってのは変わらなかった。もちろんそれが悪いわけじゃないし、ファンとしては満足してた。
でも今回5人のAXIAを聴いて、改めてこれが見たかったんだとわかった。これを見たかったんだよな、メッサーって。
エースとしてセンターで歌うカナメさん。全然負けてないよ。カッコいいよ！エースだよ！！
AXIAをセンターステージで歌うカナメさんは、あの日メッサーに「歌ってくれ」って言われて自信なさげにフレイアと美雲を一瞬見たような弱気な目じゃなかった。もしかしたらフレイアや美雲ならメッサーは死ななかったんじゃみたいな迷いもなかった。ワルキューレ5人で歌ってもセンターでメッサーに歌を届けて戦わせるのは自分だっていう力があった。
ワルキューレ5人のAXIA、最高だった。カナメさんのオタクで良かった。
そしてだからこそ続くGIRAFFEが刺さった。カナメさんはメッサーくんを改めてちゃんとクラゲ送りできたんだなって。
ワルキューレ5人のGIRAFFEがずっと聞きたいと思ってたけど、まさかこんな形で叶えてくれるとは思わなかった。マキレイがGIRAFFEを歌うのはメッサーのクラゲ送りの時だけだけど、だからこそここで５人なのかと思うととても感慨深い。
メッサーのクラゲ送りの日、最初に海に入ったのは美雲さんで、次にフライアがそしてマキレイが続いて、だけどカナメさんは動けなかった。
でも本当なら美雲さんとフレイアにマキレイと一緒にカナメさんも続いたんじゃないかな。あの時は動けなかったけど。
今回のGIRAFFEは美雲とフレイアにカナメさんが続いて行く編成になってて、あの日のやり直しをしてるんだなと思った。ちゃんとワルキューレとしてメッサーくんを送るんだっていうカナメさんのGIRAFFEは沁みた。あれは泣く。
今回のAXIAとGIRAFFEはカナメさんからメッサーくんはの答えだった気がする。ワルキューレの歌姫として歌い続ける決意。
ここへ来てカナメさんがさらに一歩進んだところを見せてもらえると思わなかった。嬉しかった。ありがとう。
これが二日目センターステージの前で見てると、AXIAの演出でメッサ―くん最後の戦闘シーンが流れるんですけど、その時にワルキューレメンバーがセンターステージに集まるんですよ。カナメさんを絶対に支えるとでもいうようにメインステージを向いてあの日のメッサ―くんを見つめるカナメさんの背中を四人がじっと見つめてる、これは泣く。泣くしかない。で、メッサ―くんとの回想のシーンにカナメさんがこちらを向くんですけど、その時ちゃんとみんなの顔を見るんですよ。たまらない。
カナメさん役の安野さんが2ndと3rdの時に「ライブの時は数年後のカナメが当時を回顧してる気持ちで歌ってる」という話をされていたんですが、その時もその後もAXIAの時はいつもちょっと辛そうで、そして曲の最後に膝から崩れ落ちるカナメさんの姿があるんですが、今回は違いました。カナメさんはちゃんと立ってました。リステージのセンターに。そこには自分の歌の力に誇りを持つ強いカナメ・バッカニアがいました。
そしてGIRAFFEはセンターステージでフレイアと美雲さんが歌って、マキレイはサイドステージなんですが、カナメさんだけはセンターステージの高い所にいるんですよ。二番の初めをカナメさんがソロで歌って、そしたらメンバーがカナメさんのところに近づいていくんです。ああ、やっぱりカナメさんはリーダーなんだなと思いました。メンバーを導いて、守る強いワルキューレ―のリーダーカナメ・バッカニアがそこにいました。
歌が終わると静かに流れたメッサ―の「ありがとうカナメさん」今度はワルキューレは無かった。それは一歩先に進んだカナメさんの姿への言葉なのかなと思いました。アウトロが流れる中、メインモニターにはクラゲ送りの映像があって、これはメッサ―くんも無事クラゲ成仏まちがいなしです。カナメ・バッカニアのオタク私も無事にクラゲになりました。
ファイナルで、最高のカナメさんを見せてもらいました。ありがとうございました。
と、ちょっと呆然となってるところに今度は闇ゾーンで脳天を直撃してきます。ちょ、まって、情緒がもたない（笑）
Glow in the dark
Diva in Abyss
綺麗な花には毒がある
ここで闇衣装にチェンジ。文句なし！！最高！！闇の時のカナメさん、生き生きしてて本当に好きです。ほかのみんなは闇闇悪悪してるけど、カナメさんだけはお姉さん感が抜けないというか、でも最近思うんですよ。こういう悪意を見せない悪って一番怖いじゃないですか（EX：FGOのLB6のオーロラとか）。ちょっと清らかな闇にぞくぞくしてきちゃう今日この頃です。
圧倒的な闇キューレに対して ハインツ陛下が
ザルド・ヴァーサ!～決意の風～
で再び女神を連れてきてくれます。ここからがもう圧巻！
ワルキューレはとまらない
ワルキューレは裏切らない
ワルキューレはあきらめない
未来はオンナのためにある
実田さんのキービジュにあるような白い衣装は過去一の可愛さ！！ふわふわでもう本当にかわいい！真面目に歌マクロス復活してくれてこの衣装でたら出るまで回す！！かわいいかわいい！
ですが、パフォーマンスは超パワフル。私は脳内にカナメさんの「たたみかけるよ！」を聞いた気がしました。
すごい、とにかくすごい、だってどの曲もライブのクライマックスじゃないですか！それを全部一気にやる、やり残しは作らないという強い決意を見ました。ならばこちらも倒れるまでペンラを振るのみ！！
ちょっとフラフラになってテンションが上がりまくってる中で聞くご当地ネタは不覚にも笑ってしまいました。くそう！笑いに厳しい（笑）関西人なのに！
Absolute5
ルンに花咲く恋もある
そして本編ラスト。燃え尽きた・・・でもまだアンコールがあるですけど、この上まだなんか残ってます？状態の私。
と思ったらアンコールはまさかのメドレー！今回はソロはほぼ諦めてたからこれは嬉しい。
一日目と二日目で曲を変えてちゃんと全部。本当に6日で全部やるんだなあって。
で、ご本人MCがあって
一日目が
NEO STREAM
単純にこの曲ゴージャスで好きなんですよ。ここは日替わりらしいので聞けて良かったです。
そして
不確定性☆COSMIC MOVEMENT
フレイアの始まりの曲。なるほど、納得という選曲。やはりカナメさんのコズミックは攻撃力が高い。好きしかない。
で、二日目ですよ。フレイア＠みのりんごの「雪が見たい」で会場を真っ白にしてからの
愛・おぼえてますか
荘厳な雰囲気の会場であの伝説の2ndのように五人が背中合わせで歌い始めた時は感動でちょっと震えましたね。そうですね、ここは会場は白がいい。
で、あの時と違ってみんなすごく良い笑顔で楽しそうに歌ってて・・・・ちょっとフレイアは危なかったけど、対照的に美雲さんはあの日のリベンジみたいに強く強く声を響かせてました。あの伝説を超えるとは、違うけど、確かにあの日を塗り替えたと思います。ワルキューレの愛・おぼえてますかといえば2ndの涙が代名詞みたいになってたけど、あの「これで終わり」の悔し涙じゃなくて、「楽しかったね」の笑顔で塗り替えたんだなって。2ndとは別の意味で伝説になったとそう思います。
（なおワルキューレのみんなは笑ってたけど、私は泣きそうでした）
そして最後はまさかの
ようこそ！ワルキューレワールドへ
まだ終わらないよと、ずっと銀河のどこかでワルキューレは歌い続けるよ、と言ってもらった気がしました。
長々かきましたが、一言でいえば楽しかった！！！これに尽きます。終わったら燃え尽きるかもしれないけど、でも悔いは残らないんじゃないかな、そう思える二日間でした。
次は幕張！楽しんでいきましょう！！
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