おっしゃる通り

　今月20日までの映画のタダ券があるので、ブラピの『イングロ/リアス・バス/ターズ』とジョニデの『パブ/リック・エ/ネミーズ』のどちらかが観たいと言ったら、「好きそー」と異口同音に返されました。趣味がわかりやす過ぎるのも困ったものです。

　それでは以下は、キョーコの可愛さで次週のクリスマスパーティー回のハードルを自ら上げた藤木先生は真の勇者だと思った今週のサンデーの感想です。

　哀ちゃん祭りが過ぎ去っていつものループが戻ってきました。今年は暖冬なので兄貴たちは出にくいのでしょう。どうもラブコメシリーズの予感ですが、前回の妃弁護士の例もあるのでここは一つ、毛利家の人々の恋愛模様とかけてトンコツスープにネギ油トッピングのチャーシュー麺とときたいと思います。そのココロは→しつこ過ぎて続くと飽きます（くっだらねー)

　いつものように園子と蘭に付き合わされるおっちゃんとコナンですが、今回のお出かけ先は酉の市。私は関西人なんで酉の市という関東のイベントは全く関わり無く過ごしてきましたが、相方のほたるさんのところくらいが境界線なのかな？ちなみに関西では以前に平志短編「陽光麗日」で書いたように商売繁盛の縁起物といえば文句なしで「えべっさんの笹」です。

　本来の目的のはずの熊手そっちのけで引いた乱舞璃神社名物ラブリーみくじ（笑）の内容なんですが、このおみくじビックリするほど当たってますよね。神経質で古いタイプってばっちり新一のことじゃないですか！まあ、対人関係には全く持って無神経なヤローなので、正確に言うと「（自分の都合と推理に関することには）神経質で（女性観や恋愛間には）古いタイプ」ですね。しかしそこは惚れた弱みで蘭はもう少し良い解釈をしてくれています。この件に関しては蘭と志保さんと有希子さんの三人で肴にして、さんざん飲めば良いと思います。
　「男勝りな行動は厳禁」と書かれているのを気にする蘭は少し可愛らしいと思いますが、蘭が空手をやっていることを知っていてさらにその優勝をデートの口実にする（第一巻第一話のアレです）くせに、男勝りな行動を咎めるのであればそれこそ蘭が空手でノシてやれば良いんだけど、多分シリーズの最後に「ありのままの蘭が良い」といみたいな台詞で〆る気障なシッポ頭が今から目に浮かびます。
　
　事件ですが、今回は殺人無しでひったくりかと思っていると殺人未遂まで起ってしまいました。刺された男性のメッセージが「サル」と指が九本、トリもサルも十二支のだしちょうどサルは干支の九番目なので今回のキーワードは十干十二支の様です（前回は四神、今回は十干十二支って作者は変な占いにハマったたりしてませんよねｗ）。
　
　あと気になるのは火事が多いと言われていた酉の日なのに「トリ男じゃ燃えない」と言っていたコナンの反応とどうやら同じ結果が出ていたっぽい蘭と園子のおみくじです。これは来週待ちですが、哀ちゃんも出てないし正直なところ映画情報の方がずっと楽しみだったりします。
　
　それにしても「蘭にケガがなきゃOK」という園子は本当に良いやつですね。