コンビニに昼ごはんとサンデーを買いに行ったらコナンの単行本61巻も売ってました。映画に向けてのキャンペーンのシーズンなんですね。
61巻といえば各所で話題になった静電気バチバチの不機嫌哀ちゃんの話です。この話も色々と組織のヒントとミスリードが振りまかれているわけですが、ホワイトベースこと木馬荘事件の時に反応していた対組織センサーがこの話では全く動いてませんでした。
この哀ちゃんの持つ「対組織センサー」(以下「灰原センサー」)ってどの程度信用していいのでしょうか。その辺りも含めてちょっと考えてみました。
<灰原センサーの性質について>
24巻では通りの向こう側でもジンには反応したり、41巻では風邪で意識がなくてもベルモットには反応していますが、灰原センサーの存在がわかった蛍事件の時には真上の沼淵に気づかない、というのが今のところ明確にわかっている灰原センサーの感知範囲です。
つまり灰原センサーは組織の中枢に近付けば近付くほど敏感に反応するようし、末端組織員では一定時間組織から離れれば反応しません。かつ反応距離は組織での地位に比例するようです。
また、正体を隠して哀ちゃんと接触しようとしていたベルモットが意識を失った灰原に近付いた時に組織臭を察知されているところを見ると、この組織臭は自分の意思では消せないと考えて良いようです。
<灰原センサーに赤井は反応するのか>
さて、ここで疑問なのですが赤井に対して灰原センサーは働くのでしょうか?
「組織に関わりだしてからは明美さんからも組織臭がしていた」と哀ちゃんが発言していることから考えると、灰原センサーは組織にいる目的は関係なく組織員であるという事実に反応するようなので、FBIにいた事は関係ないようです。
赤井はコードネームを与えられ、ジンと組むところまで行ったわけですから、それなりの地位(少なくとも明美さんよりは上)にいたと考えられます。ですから通常で考えるなら、灰原センサーの反応する可能性は高いはずです。
ですが、問題は組織から離れた二年という期間です。沼淵がどのくらいの期間、組織から離れていたかは定かではありませ組織から逃げる間、何度も犯罪を繰り返しているところを見るとそれなりの月日が流れているようです。ですからある程度の期間を置くと組織臭は薄くなると考えて間違えないでしょう。
何度かニアミスしても赤井に何らかの反応は示してもはっきりと組織臭を感じている様子が無いのは、薄れてきているということでしょう。
<最近の灰原センサー>
最近のサンデーではお隣に不審人物が住んでいるにも関わらず組織に怯えることなく意外と明るい哀ちゃんが描かれていますが、ということはお隣の沖矢昴には組織センサーが反応していないということになります。実際、沖矢とかなり接近していた時も組織臭を感じていた様子はありませんでした。まあこれは沖矢の正体が優作パパなんで当然ですがw(この辺は『沖矢昴は何者か』という記事を読んでくださいませ)
でも、木馬荘事件の時に灰原センサーが反応していたことを考えると、灰原センサーがなくなったわけでは無いようです。組織の新メンバーであるバーボンうろついているので、今後も灰原センサーは反応すると思います。
ずっと組織の中にいた哀ちゃんの灰原センサーの感度が今の生活でどの程度落ちているかということも、実は良くわかりません。ただ24巻や木馬荘事件などから考えると、灰原センサーでは組織員の特定まではできないようです。
そう思うと、灰原センサーはあくまで組織員が近くにいる警告的な役割のもので直接的な役割を担うものではなさそうです(そりゃそうだ)
というわけでとても便利なようで、実はもどかしい灰原センサーですが、バスジャック事件のように今から思えばベルモットの正体突き止める決定的な証拠だったり、油断できない存在でもあります。今後も灰原センサーの反応状況は赤井&バーボン特定のための大きなポイントとなることでしょう。来週から再会するコナンにはそのあたりの謎を追ってもらえるように切に願っております。
一言どうぞ
61巻といえば各所で話題になった静電気バチバチの不機嫌哀ちゃんの話です。この話も色々と組織のヒントとミスリードが振りまかれているわけですが、ホワイトベースこと木馬荘事件の時に反応していた対組織センサーがこの話では全く動いてませんでした。
この哀ちゃんの持つ「対組織センサー」(以下「灰原センサー」)ってどの程度信用していいのでしょうか。その辺りも含めてちょっと考えてみました。
<灰原センサーの性質について>
24巻では通りの向こう側でもジンには反応したり、41巻では風邪で意識がなくてもベルモットには反応していますが、灰原センサーの存在がわかった蛍事件の時には真上の沼淵に気づかない、というのが今のところ明確にわかっている灰原センサーの感知範囲です。
つまり灰原センサーは組織の中枢に近付けば近付くほど敏感に反応するようし、末端組織員では一定時間組織から離れれば反応しません。かつ反応距離は組織での地位に比例するようです。
また、正体を隠して哀ちゃんと接触しようとしていたベルモットが意識を失った灰原に近付いた時に組織臭を察知されているところを見ると、この組織臭は自分の意思では消せないと考えて良いようです。
<灰原センサーに赤井は反応するのか>
さて、ここで疑問なのですが赤井に対して灰原センサーは働くのでしょうか?
「組織に関わりだしてからは明美さんからも組織臭がしていた」と哀ちゃんが発言していることから考えると、灰原センサーは組織にいる目的は関係なく組織員であるという事実に反応するようなので、FBIにいた事は関係ないようです。
赤井はコードネームを与えられ、ジンと組むところまで行ったわけですから、それなりの地位(少なくとも明美さんよりは上)にいたと考えられます。ですから通常で考えるなら、灰原センサーの反応する可能性は高いはずです。
ですが、問題は組織から離れた二年という期間です。沼淵がどのくらいの期間、組織から離れていたかは定かではありませ組織から逃げる間、何度も犯罪を繰り返しているところを見るとそれなりの月日が流れているようです。ですからある程度の期間を置くと組織臭は薄くなると考えて間違えないでしょう。
何度かニアミスしても赤井に何らかの反応は示してもはっきりと組織臭を感じている様子が無いのは、薄れてきているということでしょう。
<最近の灰原センサー>
最近のサンデーではお隣に不審人物が住んでいるにも関わらず組織に怯えることなく意外と明るい哀ちゃんが描かれていますが、ということはお隣の沖矢昴には組織センサーが反応していないということになります。実際、沖矢とかなり接近していた時も組織臭を感じていた様子はありませんでした。まあこれは沖矢の正体が優作パパなんで当然ですがw(この辺は『沖矢昴は何者か』という記事を読んでくださいませ)
でも、木馬荘事件の時に灰原センサーが反応していたことを考えると、灰原センサーがなくなったわけでは無いようです。組織の新メンバーであるバーボンうろついているので、今後も灰原センサーは反応すると思います。
ずっと組織の中にいた哀ちゃんの灰原センサーの感度が今の生活でどの程度落ちているかということも、実は良くわかりません。ただ24巻や木馬荘事件などから考えると、灰原センサーでは組織員の特定まではできないようです。
そう思うと、灰原センサーはあくまで組織員が近くにいる警告的な役割のもので直接的な役割を担うものではなさそうです(そりゃそうだ)
というわけでとても便利なようで、実はもどかしい灰原センサーですが、バスジャック事件のように今から思えばベルモットの正体突き止める決定的な証拠だったり、油断できない存在でもあります。今後も灰原センサーの反応状況は赤井&バーボン特定のための大きなポイントとなることでしょう。来週から再会するコナンにはそのあたりの謎を追ってもらえるように切に願っております。
一言どうぞ