手麻利・織子

貴方の思い出を織物をとうして繋いでみませんか。

手作りマスクが届きました

2020-04-28 10:32:28 | 日記・エッセイ・コラム

作りマスクが届きました

 タンポポさんから思いがけない贈り物が届きました。封を切ると手作りマスクです。私は「うわー! 嬉しい!!」と、声をあげ娘の部屋に飛び込み、二人で喜びを分かち合いました。我が家の「あべのマスク」は、夫のものとすでに決まっています。今は時世では「マスク」をお店で購入することはできず、5月中まで持ち合わせで大丈夫かな?と心配していたところの贈り物。感謝・感謝・感謝です。我が家の庭には「鳴子百合」が咲き誇っています。以前タンポポさんからいただいた株が狭い庭をほっこり癒しています。

二日後、新聞の門欄に「娘の手作りマスクに胸熱く」という文が掲載されました。それは貰った者の心情が胸に伝わる素晴らしい文章でした。私の気持ちを代弁してくれるこの記事を、タンポポさんに送る事にしました。

 

 玄関を開けると 

 行動自粛の毎日は、私も含め高齢者は大変困る、出かける場所が無い。だから皆家で出来る事をしている。そんなある日、我が家のチャイムが鳴った。玄関を開けると「ベストを作ったので着て!」と元職場の上司がいた。時間が出来たので趣味の裁縫を楽しんでいるとのこと。私は早速箪笥からズボン5枚、ブラウス等をあるだけ引っ張り出し、ファッションショーをする。何とか白で合わすといいように思い、出かけるチャンスを待っている。

日々是好日

 

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蜩ノ記

2020-04-11 10:29:15 | 日記・エッセイ・コラム

 蜩ノ記 葉室麟作 

「蛍草」が良かったので、作者の本を読んで見ようと思い図書館へ行った。題名に惹かれ「蜩ノ記」を手にした。主人公を取り巻く人々が清楚で温かく、ハラハラ、ワクワクしながら読み終えた。幽閉された境遇での淡々と生きる武士、その母と子供達、その村の百姓達が自分たちの身の丈で生きている。にもかかわらず、苦難を住民に貸せる悪行役人たち。悲しい結末も待っていたが、希望もあり穏やかな気持ちで本を閉じた。

 文中の中に心惹かれる言葉に出会った。

「ひととしての縁とは」と主人公が女人に訪ねた。女人は答えた。

「すべての人が縁によって結ばれているわけではございません。縁を結ばれるとは、生きていくうえで、支えになるということかと思います」と。

 律 

 今年秋の県展に出品する作品の下絵が完成した。題名は「律」。これから染色作業に入る。織り始めるのは6月頃と考えているが、心晴れ晴れで取り組みたいので、終息を只只祈っている。

下絵     原寸

 

 

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