デザイン・シンキング・アプローチを用いて、イノベーションのジレンマを克服する。

デザイナーにとっては当たり前のデザイン思考は、デキるビジネスマンにとっては、むしろ意外なアプローチみたいです。

2014年11月22日 新・週刊フジテレビ批評 クリス松村さんが稲増龍夫教授と対談

2014-11-22 08:15:45 | エンターテイメント

 2014年11月22日、『「誰にも書けない」アイドル論』を執筆したクリス松村さんが法政大学・稲増龍夫教授と「アイドルとテレビ」をテーマに対談していました。

 私は最初、クリスさんと対談しているオジサンがフジテレビの人だと勘違いしていました。
 フジテレビの人にも拘らず、ゲストであるはずのクリスさんの話を遮りまくり、自論を捲し立てるオジサンに不信感を感じ、放送終了後に調べたら、オジサンは、法政大学の稲増龍夫教授で、アイドルやグループ・サウンズ、J-POPといった現代芸能風俗の研究における事実上の第一人者として扱われている方みたいです。

   私が所謂アイドルに嵌ったのは、1973年に「花の中三トリオ」として一世を風靡した「森昌子さん・桜田純子さん・山口百恵さん」から、1980年にデビューした松田聖子さん、「花の中三トリオ」がデビューした1973年の10年後に当たる1983年にデビューした菊池桃子さんぐらいまでの頃なのですが、クリスさんが話題にしたかったのも丁度、ここで挙げた世代のアイドルたちのようでした。

 クリスさんは、アイドルとは、あくまで偶像であり、赤裸々なプライベートを明かさない方が良いと考えているようで、言葉づかいなども気を使った方が良いと思っているようでした。しかしながら、この対談のテーマは、明確になっていなかったようで、稲増龍夫教授が「アイドルは、ミッキーマウスのようなもので、アイドルの実態を語ることは『ミッキーマウスの中には人が入っている』などと言う人が『なんて夢のない人なんだろう』と思われてしまうことと同じように野暮なこと」などと発言した時、クリスさんは、この対談で自分の考えを主張することを諦めたような表情をしたような気がした。

 対談を企画する場合は、視聴者はもちろん出演者のためにも事前に論点を明確にしておくべきでしょう。クリスさんが本を執筆したために、テレビに出る機会を得た稲増龍夫教授は、少々入れ込んでいたような気がしました。私は、聞き上手なアナウンサーを立て、クリスさんのお考えを訊く企画にした方が良かったと思いました。

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