サッカーや海外ドラマも紹介するという名目で
ブログを始めたけど、ほとんど音楽ネタになってます(笑)。
ミランはこないだのトリノ戦で引き分けてしまったし、
海外ドラマは今のところネタ切れなので、しばらくは
音楽で我慢してください(笑)。
今回は「XTC」です。
知らない人はカクテルの一種か?(ちなみにカクテルはXYZ)
と勘違いしがちですが、英国のスウィンドン出身のバンド名です。
ほとんどヒット曲もなく、しかも、ライブは1982年でやめてしまってるし、
アルバムも2000年から出してないし・・・。
それでも楽曲のすばらしさと、出すアルバムの完成度の高さが
功を奏して、日本でもかなりコアなファンがいます。
ちなみに、このブログの題名でもある「Chalkhills and children」は
アルバム「oranges and lemons」の収録曲です。
僕もそのコアなファンのひとり。
出会いはよく覚えていないんです。なにげなく入ったレンタルレコード店
でなにげなく借りたのが、珠玉の名盤とされる「Skylarking」。
当時は(中学生だった)、まだ彼らのポップ感覚が理解できず、
ダビングしてすぐ消した?記憶があります。
本格的に聴きだしたのが、1989年に出した「Oranges & Lemons 」。
すぐにハマりだし、そこから、彼のアルバムを立て続けに借り、
気がつけば、相当のフリークになってしまいました。
大学時代に出版された彼らのバイオグラフィー「Chalkhills and children」
も高かった(3500円もした!)けど、購入。
未発表のデモトラックの入った4枚組のアルバム「coat of many cupboards」
も高かった(これはだいたい5000円くらい)けど購入。
若かったとはいえ、こんなムチャ買いするくらい、いろんなXTC関連モノを
GETし続けたのも、まさに彼らに対しての情熱があってのもの。
最近はさすがに買わなくなったけど、新譜がでたら、試聴なしで
買っちゃうかも・・・。
今でもリアルに聴いてます。当然だけど全然飽きない。
どのアルバム、どの曲、どれをとってもはずれがない(初期のアルバムは
ちょっときついかも・・)
僕にとっての最高のアルバムはやっぱり「Nonsuch 」。
すべてにおいてクオリティーが高く、そのたぐいまれなるポップセンスが
最高峰に達した作品です。
まずは挨拶がわりに・・・。
XTC - Mayor of Simpleton
かのカジヒデキもパクったとされる、サビのメロディー。流れるような
ギターと、ねちっこく絡みつくようなベース。見事なコーラス・・・。
すでにポップとは何かという命題に対して、答えがでているほどの完成度。
う~ん、何度聴いても飽きませんね~。
XTC - King For A Day
スティーリー・ダンを彷彿させる、優雅なメロディー。コリン・ムールディング
の豊かな高音ボイス。さわやかな初夏を思わせるキーボードの音色・・。
やっぱり、無駄がない。完璧に完成されてます。
XTC - Senses Working Overtime (1982)
彼らのアルバムで最もヒットした「English Settlement」より。
このころから、ライブで再現できる曲よりも、スタジオで作りこむ
曲を書くようになり、一つの作品としてのスタンスになりました。
これも今でも全然新しい。1982年で作っちゃったのだから、センスが
はるかに先を行っていた証拠でもあります。
XTC-Dear God
これはいわくつきの曲。
当初、「skylaking」のためにアンディ・パートリッジが書いた曲だけど、
彼が、あまりにも詞が神を冒涜していることに気づき、周囲の反応に
ビビって、アルバムに入れなかったんだけど、アメリカのカレッジラジオ
で火が付き、様々な問題に巻き込まれつつ、微妙のヒットしてしまった
ため、急遽、再収録しました。ちなみに僕が買ったアルバムにはこの曲は
入ってません。ちなみにアンディは今だにこの曲が嫌いだとか・・・。
XTC - Helicopter (Live) Holland 1980
今では2度とお目にかかれない彼らのライブ映像です。
アルバム「Drums and Wires」に収録されてます。
ライブパフォーマンスもハードで最高!
曲がライブバージョンなので、少し速めなのがまた素晴らしい。
この曲も1979年生まれ。僕がまだ小学生のころにすでに最強ポップ
ができあがったていたのがすごいよね~。
XTC - Respectable Street (Live) Holland 1980
同じライブ会場です。
youtubeでいろんなXTCのライブ映像を観たけど、このオランダのライブが
1番かっこいい!
コリンのベースがひねくれまくっててとても心地よい響きです。
アンディの早口英語(とてもじゃないけど、歌詞を見ながらでも歌えません)
も調子いいし、まったくもって文句なし!
この当時に大人だったらな~。絶対ライブ行ってたよな~。
XTC - Yacht Dance Live (Old Grey Whistle Test)
今のところ、僕の中ではNO.1のXTCナンバー。
このアコーステックギターのリフレインとフレットレスベースのスライド。
アレンジはもう究極の位置まで達している。
もう他の誰かが評価しようがしまいが関係ない、僕が好きだから
最高なのだ。それでいいのだ~(バカボンのパパ風に)。
XTC - live at MTV Studios - Part 1/3 - Scarecrow People
ライブ演奏を中止して以来、ひさしぶりにアルバムのプロモートのため、
アンプラグドのライブをアメリカ各地でしました。
かなりのブランクがあるにしてもこの存在感。この貫禄。
今でも最強で最高のライブパフォーマーであることを証明した
ライブでもあります。
ちなみにこのライブツアーは好評をよび、後のエリック・プラクトンの
アンプラグドライブの先駆となりました。
あまりにも好きすぎたので、文がかなりながくなってしまいました。
最後まで読んでくれた人には感謝、感謝です。
本当はもっと書きたいんだけど、たぶん、1万字を超えてしまいそうなので(笑)、このへんでしめます。
音楽にふれて、音楽を愛し、そして音楽におぼれる。
XTCと出会って僕は文字どおりXTCにおぼれました。
2008年現在は活動停止中で、メンバーもアンディのみにまってしまったので、
今後の見通しが全く見えてこないんだけど、僕は信じてます、
また次のアルバムを出すころには、最高で崇高な作品出会えることが
できるということを・・・。
最後におまけです。
XTC - Your Dictionary
1999年のアルバム「Apple Venus Volume 1」より。
この頃、アンディは長年連れ添ってきた奥さんと離婚し、
そのことについて、辛辣でシニカルにまた、あつかましく曲にして
歌ってます。詞の内容はほとんど元ヨメに対してのもので、
「君の辞書では‘愛’を‘憎しみ’と綴るのか?」とか、
「君の辞書には僕のための言葉などないんだから」など、
モロに悪口ですね。
ブログを始めたけど、ほとんど音楽ネタになってます(笑)。
ミランはこないだのトリノ戦で引き分けてしまったし、
海外ドラマは今のところネタ切れなので、しばらくは
音楽で我慢してください(笑)。
今回は「XTC」です。
知らない人はカクテルの一種か?(ちなみにカクテルはXYZ)
と勘違いしがちですが、英国のスウィンドン出身のバンド名です。
ほとんどヒット曲もなく、しかも、ライブは1982年でやめてしまってるし、
アルバムも2000年から出してないし・・・。
それでも楽曲のすばらしさと、出すアルバムの完成度の高さが
功を奏して、日本でもかなりコアなファンがいます。
ちなみに、このブログの題名でもある「Chalkhills and children」は
アルバム「oranges and lemons」の収録曲です。
僕もそのコアなファンのひとり。
出会いはよく覚えていないんです。なにげなく入ったレンタルレコード店
でなにげなく借りたのが、珠玉の名盤とされる「Skylarking」。
当時は(中学生だった)、まだ彼らのポップ感覚が理解できず、
ダビングしてすぐ消した?記憶があります。
本格的に聴きだしたのが、1989年に出した「Oranges & Lemons 」。
すぐにハマりだし、そこから、彼のアルバムを立て続けに借り、
気がつけば、相当のフリークになってしまいました。
大学時代に出版された彼らのバイオグラフィー「Chalkhills and children」
も高かった(3500円もした!)けど、購入。
未発表のデモトラックの入った4枚組のアルバム「coat of many cupboards」
も高かった(これはだいたい5000円くらい)けど購入。
若かったとはいえ、こんなムチャ買いするくらい、いろんなXTC関連モノを
GETし続けたのも、まさに彼らに対しての情熱があってのもの。
最近はさすがに買わなくなったけど、新譜がでたら、試聴なしで
買っちゃうかも・・・。
今でもリアルに聴いてます。当然だけど全然飽きない。
どのアルバム、どの曲、どれをとってもはずれがない(初期のアルバムは
ちょっときついかも・・)
僕にとっての最高のアルバムはやっぱり「Nonsuch 」。
すべてにおいてクオリティーが高く、そのたぐいまれなるポップセンスが
最高峰に達した作品です。
まずは挨拶がわりに・・・。
XTC - Mayor of Simpleton
かのカジヒデキもパクったとされる、サビのメロディー。流れるような
ギターと、ねちっこく絡みつくようなベース。見事なコーラス・・・。
すでにポップとは何かという命題に対して、答えがでているほどの完成度。
う~ん、何度聴いても飽きませんね~。
XTC - King For A Day
スティーリー・ダンを彷彿させる、優雅なメロディー。コリン・ムールディング
の豊かな高音ボイス。さわやかな初夏を思わせるキーボードの音色・・。
やっぱり、無駄がない。完璧に完成されてます。
XTC - Senses Working Overtime (1982)
彼らのアルバムで最もヒットした「English Settlement」より。
このころから、ライブで再現できる曲よりも、スタジオで作りこむ
曲を書くようになり、一つの作品としてのスタンスになりました。
これも今でも全然新しい。1982年で作っちゃったのだから、センスが
はるかに先を行っていた証拠でもあります。
XTC-Dear God
これはいわくつきの曲。
当初、「skylaking」のためにアンディ・パートリッジが書いた曲だけど、
彼が、あまりにも詞が神を冒涜していることに気づき、周囲の反応に
ビビって、アルバムに入れなかったんだけど、アメリカのカレッジラジオ
で火が付き、様々な問題に巻き込まれつつ、微妙のヒットしてしまった
ため、急遽、再収録しました。ちなみに僕が買ったアルバムにはこの曲は
入ってません。ちなみにアンディは今だにこの曲が嫌いだとか・・・。
XTC - Helicopter (Live) Holland 1980
今では2度とお目にかかれない彼らのライブ映像です。
アルバム「Drums and Wires」に収録されてます。
ライブパフォーマンスもハードで最高!
曲がライブバージョンなので、少し速めなのがまた素晴らしい。
この曲も1979年生まれ。僕がまだ小学生のころにすでに最強ポップ
ができあがったていたのがすごいよね~。
XTC - Respectable Street (Live) Holland 1980
同じライブ会場です。
youtubeでいろんなXTCのライブ映像を観たけど、このオランダのライブが
1番かっこいい!
コリンのベースがひねくれまくっててとても心地よい響きです。
アンディの早口英語(とてもじゃないけど、歌詞を見ながらでも歌えません)
も調子いいし、まったくもって文句なし!
この当時に大人だったらな~。絶対ライブ行ってたよな~。
XTC - Yacht Dance Live (Old Grey Whistle Test)
今のところ、僕の中ではNO.1のXTCナンバー。
このアコーステックギターのリフレインとフレットレスベースのスライド。
アレンジはもう究極の位置まで達している。
もう他の誰かが評価しようがしまいが関係ない、僕が好きだから
最高なのだ。それでいいのだ~(バカボンのパパ風に)。
XTC - live at MTV Studios - Part 1/3 - Scarecrow People
ライブ演奏を中止して以来、ひさしぶりにアルバムのプロモートのため、
アンプラグドのライブをアメリカ各地でしました。
かなりのブランクがあるにしてもこの存在感。この貫禄。
今でも最強で最高のライブパフォーマーであることを証明した
ライブでもあります。
ちなみにこのライブツアーは好評をよび、後のエリック・プラクトンの
アンプラグドライブの先駆となりました。
あまりにも好きすぎたので、文がかなりながくなってしまいました。
最後まで読んでくれた人には感謝、感謝です。
本当はもっと書きたいんだけど、たぶん、1万字を超えてしまいそうなので(笑)、このへんでしめます。
音楽にふれて、音楽を愛し、そして音楽におぼれる。
XTCと出会って僕は文字どおりXTCにおぼれました。
2008年現在は活動停止中で、メンバーもアンディのみにまってしまったので、
今後の見通しが全く見えてこないんだけど、僕は信じてます、
また次のアルバムを出すころには、最高で崇高な作品出会えることが
できるということを・・・。
最後におまけです。
XTC - Your Dictionary
1999年のアルバム「Apple Venus Volume 1」より。
この頃、アンディは長年連れ添ってきた奥さんと離婚し、
そのことについて、辛辣でシニカルにまた、あつかましく曲にして
歌ってます。詞の内容はほとんど元ヨメに対してのもので、
「君の辞書では‘愛’を‘憎しみ’と綴るのか?」とか、
「君の辞書には僕のための言葉などないんだから」など、
モロに悪口ですね。