chalkhills and children

音楽、サッカー、海外ドラマなどの情報や身の回りに
起きたことを淡々とつづるプログです。

XTC

2008-11-26 05:18:07 | 音楽
サッカーや海外ドラマも紹介するという名目で
ブログを始めたけど、ほとんど音楽ネタになってます(笑)。

ミランはこないだのトリノ戦で引き分けてしまったし、
海外ドラマは今のところネタ切れなので、しばらくは
音楽で我慢してください(笑)。

今回は「XTC」です。

知らない人はカクテルの一種か?(ちなみにカクテルはXYZ)
と勘違いしがちですが、英国のスウィンドン出身のバンド名です。

ほとんどヒット曲もなく、しかも、ライブは1982年でやめてしまってるし、
アルバムも2000年から出してないし・・・。

それでも楽曲のすばらしさと、出すアルバムの完成度の高さが
功を奏して、日本でもかなりコアなファンがいます。

ちなみに、このブログの題名でもある「Chalkhills and children」は
アルバム「oranges and lemons」の収録曲です。

僕もそのコアなファンのひとり。

出会いはよく覚えていないんです。なにげなく入ったレンタルレコード店
でなにげなく借りたのが、珠玉の名盤とされる「Skylarking」。

当時は(中学生だった)、まだ彼らのポップ感覚が理解できず、
ダビングしてすぐ消した?記憶があります。

本格的に聴きだしたのが、1989年に出した「Oranges & Lemons 」。
すぐにハマりだし、そこから、彼のアルバムを立て続けに借り、
気がつけば、相当のフリークになってしまいました。

大学時代に出版された彼らのバイオグラフィー「Chalkhills and children」
も高かった(3500円もした!)けど、購入。

未発表のデモトラックの入った4枚組のアルバム「coat of many cupboards」
も高かった(これはだいたい5000円くらい)けど購入。

若かったとはいえ、こんなムチャ買いするくらい、いろんなXTC関連モノを
GETし続けたのも、まさに彼らに対しての情熱があってのもの。

最近はさすがに買わなくなったけど、新譜がでたら、試聴なしで
買っちゃうかも・・・。

今でもリアルに聴いてます。当然だけど全然飽きない。
どのアルバム、どの曲、どれをとってもはずれがない(初期のアルバムは
ちょっときついかも・・)

僕にとっての最高のアルバムはやっぱり「Nonsuch 」。

すべてにおいてクオリティーが高く、そのたぐいまれなるポップセンスが
最高峰に達した作品です。

まずは挨拶がわりに・・・。

XTC - Mayor of Simpleton


かのカジヒデキもパクったとされる、サビのメロディー。流れるような
ギターと、ねちっこく絡みつくようなベース。見事なコーラス・・・。
すでにポップとは何かという命題に対して、答えがでているほどの完成度。
う~ん、何度聴いても飽きませんね~。

XTC - King For A Day



スティーリー・ダンを彷彿させる、優雅なメロディー。コリン・ムールディング
の豊かな高音ボイス。さわやかな初夏を思わせるキーボードの音色・・。
やっぱり、無駄がない。完璧に完成されてます。

XTC - Senses Working Overtime (1982)



彼らのアルバムで最もヒットした「English Settlement」より。
このころから、ライブで再現できる曲よりも、スタジオで作りこむ
曲を書くようになり、一つの作品としてのスタンスになりました。
これも今でも全然新しい。1982年で作っちゃったのだから、センスが
はるかに先を行っていた証拠でもあります。


XTC-Dear God


これはいわくつきの曲。
当初、「skylaking」のためにアンディ・パートリッジが書いた曲だけど、
彼が、あまりにも詞が神を冒涜していることに気づき、周囲の反応に
ビビって、アルバムに入れなかったんだけど、アメリカのカレッジラジオ
で火が付き、様々な問題に巻き込まれつつ、微妙のヒットしてしまった
ため、急遽、再収録しました。ちなみに僕が買ったアルバムにはこの曲は
入ってません。ちなみにアンディは今だにこの曲が嫌いだとか・・・。

XTC - Helicopter (Live) Holland 1980


今では2度とお目にかかれない彼らのライブ映像です。
アルバム「Drums and Wires」に収録されてます。
ライブパフォーマンスもハードで最高!
曲がライブバージョンなので、少し速めなのがまた素晴らしい。
この曲も1979年生まれ。僕がまだ小学生のころにすでに最強ポップ
ができあがったていたのがすごいよね~。

XTC - Respectable Street (Live) Holland 1980



同じライブ会場です。
youtubeでいろんなXTCのライブ映像を観たけど、このオランダのライブが
1番かっこいい!
コリンのベースがひねくれまくっててとても心地よい響きです。
アンディの早口英語(とてもじゃないけど、歌詞を見ながらでも歌えません)
も調子いいし、まったくもって文句なし!
この当時に大人だったらな~。絶対ライブ行ってたよな~。

XTC - Yacht Dance Live (Old Grey Whistle Test)


今のところ、僕の中ではNO.1のXTCナンバー。
このアコーステックギターのリフレインとフレットレスベースのスライド。
アレンジはもう究極の位置まで達している。
もう他の誰かが評価しようがしまいが関係ない、僕が好きだから
最高なのだ。それでいいのだ~(バカボンのパパ風に)。

XTC - live at MTV Studios - Part 1/3 - Scarecrow People



ライブ演奏を中止して以来、ひさしぶりにアルバムのプロモートのため、
アンプラグドのライブをアメリカ各地でしました。
かなりのブランクがあるにしてもこの存在感。この貫禄。
今でも最強で最高のライブパフォーマーであることを証明した
ライブでもあります。
ちなみにこのライブツアーは好評をよび、後のエリック・プラクトンの
アンプラグドライブの先駆となりました。

あまりにも好きすぎたので、文がかなりながくなってしまいました。
最後まで読んでくれた人には感謝、感謝です。

本当はもっと書きたいんだけど、たぶん、1万字を超えてしまいそうなので(笑)、このへんでしめます。

音楽にふれて、音楽を愛し、そして音楽におぼれる。
XTCと出会って僕は文字どおりXTCにおぼれました。

2008年現在は活動停止中で、メンバーもアンディのみにまってしまったので、
今後の見通しが全く見えてこないんだけど、僕は信じてます、
また次のアルバムを出すころには、最高で崇高な作品出会えることが
できるということを・・・。

最後におまけです。

XTC - Your Dictionary


1999年のアルバム「Apple Venus Volume 1」より。
この頃、アンディは長年連れ添ってきた奥さんと離婚し、
そのことについて、辛辣でシニカルにまた、あつかましく曲にして
歌ってます。詞の内容はほとんど元ヨメに対してのもので、
「君の辞書では‘愛’を‘憎しみ’と綴るのか?」とか、
「君の辞書には僕のための言葉などないんだから」など、
モロに悪口ですね。


クラブミュージック

2008-11-23 08:17:27 | 音楽
おひしぶりです。

本当は結構、ブログを書いてるのですが、なぜか知らないけど、
余計なキーを押してしまい、文全体が消えるという事態が
2回もあり、かなりへこんで、サボってました。

さっきもいいところまで書いたのですが、またわけもわからず、
消えてしまい、途方にくれてます(笑)。

でも、数少ないkouheiファン(そんなのいるのか?)のため、
気を入れなおして・・・。

まず、クラブミュージックとの出会いですが、結構遅くて
実は27歳の時、たまたまバイトで一緒だった友達がDJだった
のもあって、かれのイベントにいくようになったのが
きっかけでした。

その彼にいろんなミックステープをつくってもらい、
気がつけばどっぷりとハマってしまい、毎週クラブ
通いするようにもなってました。

FANTASTIC PLASTIC WORLD (Flash Project)



この曲を初めて聴いたとき、いままで聴いたことのない転調やメロディーに
度肝を抜かれました。まさに耳から鱗がおちたとでもいいましょうか、
心地の良い4つ打ちのドラムに、小気味いいリズム・・・。
これからしばらくはFPMがクラブミュージックの基準となりました。

Yukihiro Fukutomi - Brazilia


僕がラテンハウスにハマっていくきっかけになったアーティストです。
この当時は彼もラテンハウスが多く、クラブのイベント自体もラテンが
全盛でした。
最近もアルバムを出しまして、相変わらずガッチガチのガラージハウスで、
よかったです。

Artful Dodger feat Craig David - Woman Trouble - Music Video


一時期はやった2ステップといわれるジャンルのハウスです。
この曲は「ラブアクチュアリー」という映画にも挿入歌とし
て使われたり、このジャンルでは有名なアーティストでした。
今はなにやってるのかさっぱりわかりませんが・・・。

It\'s Alright (Funky House Mix)



当時、「フィルターハウス」といわれていたジャンルです。
FilurというユニットのDJで、あのmadison avenueやdaft pankと
同時期にデビューしましたが、結局売れたのがdaft pankだけでした。
僕はマニアックなので、当然消えてしまったfilurにハマり、
飽きるのも早かったかも・・・。

masters at work


今も昔も知る人ぞ知るアーティスト。もうハウス界の重鎮ですね。
この人たちのリミックスはもう広きにわたり、マドンナから
SOUL 2 SOULまでま~幅広い。
手がけるアーティストの個性を生かし、なおかつ、masters at work色
に染めるという、もう職人の域にはいってます。

Rasmus Faber - Ever After



ここ最近で1番聴いてたアーティストで、
スウェーデン出身ですが、かなり熱いラテンハウスです。
しばらくはカフェとかでもかかりっぱなしでした。
やっぱりまだまだ僕は、ラテンからはなれられません。

Sky High - freeTempo


まだこの曲が出たころは、アルバム自体出しておらず、コラボの
アルバムに入ってました。僕が和製ハウスにハマるきっかけですね。
ちなみにこの曲のヴォーカルはMONKEY MAJIKのメイナード・プラント
です。

Long Time Ago / Jazzin' park


またまたラテンです。
なんとかの一つ覚えですが、好きなんだからしょうがない。
このアルバムのレビューかMIXIでもアップしてますが、
やっぱり、転調とメロディーとリズム。すべてが調和していて
無駄がない。今のところ最強アルバムですね。

もう正直言っていい年なので、同年代の人とクラブミュージック
で語り合うことができません。最近のヒット曲とかはまるで
わかりませんが、和製ハウスやクラブミュージックなら、
いまどきの若い子たちに教えまわってます(笑)。

音楽の精神年齢だけはいつまでも若いままでいたいですね~。

最後のおまけに・・・

Monday Michiru - Play It By Ear


僕の人生の最強ソングベスト10に入るくらい好きな曲です。
ちょうど、30歳になる前に聴きだして、英語の歌詞を覚えて
しまうくらい聴きこみました。
ちょっとボサノバっぽいところがいいんです!

ルーツ

2008-11-07 01:36:16 | 音楽
僕が生まれて初めて聴いた音楽ってなんだろ・・・?

今まで、いろいろなジャンルの音楽に触れ、観て、
聴いてきたのだけれど、本当の意味での僕の音楽のルーツって
どこにあるのだろうか?

とまあ、ふと、思ってみた。
とりあえず、初めて自分の意思で聴いたものをあげていくと・・・。

初めて借りたレコード・・・toto 「isolation」84'
MTVかなにかでtotoのPVを観て、やみくもに
             借りたと思う。確かPVは「rosana」だったので。
             今でもたまに聴いてます。「carmen」は名曲です。
初めて買ったレコード・・・toto 「fahrenheit」86'
これもなぜかtoto。三宮のpalex(今はない)で購
             入。確か一緒にduran duranの12インチシングルも
             買いました。
             これもいまだに聴いてます。やっぱ名盤は時代を
             問わずですね.

そして、生まれて初めて自分の意志で好きになったアーティストは
ゴダイゴです。

ちょうど小学1年のころ、「西遊記」というドラマが始まっていて、
その主題歌がゴダイゴの「monkey magic」でした。

ゴダイゴ 『モンキーマジック』


気がつけば、この曲のサビばっかり歌ってました。
当時はまだビデオもなかった?ので、ベストテンとかに
出演したときなんかは、かぶりつきで観ていたらしいです。

でも「ガンダーラ」はあんまり好きじゃなかったので、
なんでもかんでもゴダイゴではなかったのです。
この70年代ハードロックを思わせるビートと、ノリのいいメリディ。
英語の歌詞など、今でも全然色褪せない名曲です。

この当時から、洋楽にたいしての素養があったんだろうね。
ここから中学1年の時のカルチャークラブに出会うまで、
7年ほどのブランクがあるんだけど、確実にセンスは育っていたのだと
思います。

このあとゴダイゴもヒット曲を出しますが、85'に解散しました。
そのころには僕もかのbritish inventionに飲み込まれ、
ほとんどイギリスのバンドに夢中になってたため、
ゴダイゴ自体の存在すら忘れてました。

あらためて、今、このブログのためにゴダイゴを聴いたんだけど、
いや~すごい!かっこいい。
勢いで、i-podにもいれました。

アレンジ、曲、詞がすべて調和されていて、無駄がない。
テクニックもしっかりしていて、ヴォーカル力も完璧。
でも、こんなバンド、もうでてこないだろうな~。

悔しいのは、僕が音楽にすごくハマった時に聴きたかった。
どのように感じたんだろう?まったく聴かないかも~。

おまけに・・・
Holy and Bright -Godiego


ゴダイゴの名曲の1つ。タケカワユキヒデがまだ高音出てたときです。
ミッキー吉野の最初のイントロのキーボードアレンジがなめらかで
気持ちいいです。ベースのスティーブ・フォックスの低音コーラス
も曲にはまってて、独特です。

DEAD END Love Flowers prophecy★GODIEGO

まるで、初期のtotoだね。「children anthem」に通ずるものがあるし。
でも、この路線でいってたら売れなかっただろうな~。

ゴダイゴ 『銀河鉄道999 Mix版』

CMでEXILEがカバーしてます。この曲もなんか永遠に歌い継がれて
いくんだろうな~。たまにカラオケで歌ってます。

最後に、
Toto - Till the end - Joseph Williams


ジョセフのヴォーカルがtotoにハマってます。PVも80年代らしく
ダンサーがバリバリ踊ってます。まるでduran duranのPVみたい。