梶雅人の梶ブログ

舞台を主な活動の場としている俳優
梶雅人の公式だか非公式だかよくわからないけど
とりあえず本人がやってるブログです

↑お知らせです。

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↓こっから日記です。

一足遅いサンタクロース

2007-12-28 07:25:21 | Weblog
年の瀬も押し迫ってまいりまして
来週はもう余裕で2008年ですね


自分にとって2007年は夢にまで見ていた作品
『レ・ミゼラブル』に出演することが出来た
忘れられない年になりました

ちなみに高校以来文字通り何回か夢には出てきてます


来年以降も初心を忘れることなく頑張っていきたいと思います


そんなわけでたまりにたまっている観劇記録を

前々回の日記からだから8日からか・・・
長くなりそうだ



まずは8日土曜昼、渋谷duoと夜、渋谷TaU KITCHENの渋谷はしごで
藤岡正明ライブ&麻田キョウヤライブ
二人ともレミのときには知ることが出来なかった魅力が全開でした

普段は落ち着きのない藤岡君のしっとりとした甘い歌声と
クールで物静かなキョウヤさんの熱狂的で激しいパフォーマンスに
もうメロメロですよ



続いて9日日曜は東小金井現代座ホールにて
研究所同期の清水奈都美さんが出演する
NOBRAND第5回公演『クロノス』

キャラメルボックスの成井豊さんの脚本ということで
あの特有の青臭い熱さといいましょうか
そういったものが随所に表れていました
こういう暑苦しさ嫌いじゃないです



続いて10日月曜は観劇ではないですが新浦安・オリエンタルホテル東京ベイにて
研究所同期の結婚式→披露宴

入所当初から異才なオーラを放っていた彼女は
研究所を自主的に退所して
様々な映像や舞台へと活躍の場を広げていった同期の出世頭ですが
このたび見事に幸せを掴み取りました

新郎の方は学生時代ラグビーをやっていたという元劇団四季の方で
披露宴では元チームメイトの方々による光GENJIのダンスや生ライオンキング、
さらには大河ドラマ風林火山の武田信玄のスピーチや
民主党代表代行の祝電など盛りだくさんでした

とにもかくにも幸田さん、いや田村さん、ていうか高嶋さん(なんて呼んだらいんだろか
おめでとうーーーっ
末永くお幸せに



そして観劇日記に戻りまして翌11日火曜千川ONE'S STUDIOにて
劇団一の会×桜丘社中コラボレーションパフォーマンス『スナフキャン』

しっかりした芝居をして
かつ笑いのツボを心得ている役者陣がそろっていたので
物語自体はコメディではないのに会場中が声を出して笑っていました

引き締めるところではきっちりと締めてくれて
観劇後の満足感がちょうど良い感じです

学生の頃より親交の深い桜丘社中の
桜丘社中として行う最後の公演だったのですが
名前を変えて今後も活動してくれるそうです



続いて12日水曜は新大久保グローブ座にて
レミで一緒だった清水裕明君が出演する
オリジナルミュージカル『GIFT』

子供向けの作品だと思って気楽に楽しもうと思っていたら
意外や意外、油断していたら大号泣でした

泣きのツボはおそらく他の方と少しずれていると思われますが
今の時代の大人にこそ観てほしい作品だと思います



13日木曜は阿佐ヶ谷アートスペースプロットへ
研究所同期の鉄炮塚雅代さん出演の
散歩道楽プロデュースドリームダン第2回公演『5という名の3』『松下ロボ殺人事件』の2本立て
どちらもサスペンスチックなのに笑いを随所に盛り込みまくる作品でした

散歩道楽さんとは学生の頃から縁がありまして
青年座ともつながりが深い劇団です

『松下ロボ殺人事件』なんかは劇団員の松下ロボさんが殺されて犯人探しをする
なんていうめちゃくちゃな設定でしたが
後半の怒涛の展開は手に汗握る感じです
ていうかゲスト出演のしおつかさん一昨日『スナフキャン』出てましたよね



さらに14日金曜はル テアトル銀座にて
島田歌穂さん、新妻聖子さん、シルビア・グラブさん、小西遼生くん出演の
ミュージカル『The Light in the Piazza』

何よりもかによりも
楽曲がもんっっっっのすごく難しい

あの曲を歌いこなしている出演者の方々には
素直に尊敬の念を抱きました

エポニーヌが親子だったり
ファンティーヌが恐妻だったり
マリウスが言葉おかしかったり
ジャベール(前回の鈴木綜馬さん)が陽気だったりと
様々なレミとのギャップも楽しめました

ちなみに劇中でイタリア語で会話する場面が多々あるのですが
すべて本当のイタリア語で会話されているとのこと
語学があまり得意でない身としては脱帽です





今日に追いつくまでまだまだ残ってはいるんですが
とりあえず眠くなってきたんで
今日はこの辺までで失礼します



あ、そういえばメリークリスマス

そして伝説へ・・・

2007-12-21 18:15:20 | Weblog
ものすごい勢いで更新しておりませんが
相変わらず自分は元気です


先日『ミス・サイゴン』の製作発表に出席してきました

TVでもチョコチョコ放映されていたので
ご存知の方も多いかもしれませんが
ちょうど席がど真ん中のエンジニアたちの真後ろだったので
いろいろなワイドショーやなんかでは
結構映っていたらしくなんか得した気分です


レミで一緒だった方々に久しぶりにお会いしたり
数多くの初めましての方々にお会いしたりして
これから本格的に『ミス・サイゴン』モードへ突入です





最近は
1.朝とか昼ぐらいまでバイト
2.家つくなりぐっすり
3.おきるなり芝居観劇へ出発
4.観終わるなりバイトへ


が基本形でそれに順ずる生活を送っているので
PCもチラッとのぞく程度で更新も滞ってしまっております


いろいろな舞台作品も観劇していますが
たまりにたまりまくってしまったので
また落ち着いているときにまとめたいと思います


楽しみにしてくださる皆様には申し訳ありませんが
ご了承ください


そんなわけで今からまた観劇に出発です

自業自得

2007-12-11 18:06:04 | Weblog
前々回の日記からまるまる一週間が経ってますね


土曜日のライブでお会いしたいろいろな方々に
「日記楽しみにしてます」とか「更新まだですか」など言われ

思っていた以上に多くの方々にここを見ていただいているようで
驚きと共に非常に嬉しいです


にもかかわらず非常に更新遅い上に不定期で
さらに前回の日記のようなアクシデントもあったりで
楽しみにしていただいている皆様には
本当に申し訳ありません


筆不精な上に三日坊主なので
もちろん夏休みの宿題の読書感想文と日記は
毎年8月31日にまとめてやる派でした


これからも不定期更新になってしまうと思いますが
今後ともよろしくお願いいたします




で、前々回の日記から今日までに見た
芝居の感想やらなにやらを


書くのサボってたツケが溜まりに溜まってしまい
結構長めになると思いますがご容赦ください



まずは12月4日火曜、有楽町国際フォーラムにて
レミで共演したジャベール今さん、アンジョルラス坂元健児さん、かつら屋本田さんの出演する
ミュージカル『テイクフライト』を観劇


空を飛ぶことに憧れ、挑戦を続けた多くの偉人達の人生を
別々に描くと共にそれぞれが絶妙にリンクしていくという
史実を元にしたファンタジックな作品です


白い大きなオブジェ?壁?のようなものを行ったり来たりさせ
その壁面に映像を映し出して
場面をテンポよく展開していく演出が新鮮で印象的でした


あとサカケンさん面白すぎ



続いて12月6日木曜、天王洲アイル銀河劇場
レミで共演のマリウス山崎育三郎くんとマダムテナルディエ田中利花さん、
そして青年座研究所の大先輩である山路和宏さんが出演している
ミュージカル『ハレルヤ!』を観劇


とあるド田舎の寂れた教会を舞台に繰り広げられる
楽しい歌と踊り満載でクリスマス前のこの時期ピッタリの
ハートフルコメディ作品でした


出演者が男性3人女性4人の7名のみ
女性陣はいわゆる「おばちゃん4人衆」として
出演する場面はほとんど同じなのに
それぞれの個性が強烈なぐらいに表現されていました


もちろん男性陣もそれぞれの役とそれぞれの個性がピッタリで
全体的に役者の皆さんの粒がそろっていた印象でした




翌7日の金曜日は参宮橋トランスミッションへ
去年6月の『灰とダイヤモンド』で共演した中山さんの出演する
アロハ工房第6回公演『「INTRO」~じゃあ また~』を観劇

クリスマスイブの夜に地下にあるバーに閉じ込められてしまった
6人の男女がどうしようもない状況の中で
それぞれの夢や自分の人生を見つめなおしていく物語


なんかこう書くとシリアスな感じがしますが
実際は笑いが随所にちりばめられた感じの作品でした





今日まで観たもの全部書こうと思ったんですが

時間がなくなってしまったので後日でお願いします



次回予告:
12月8日藤岡正明ライヴ→麻田キョウヤライヴ
9日NOBRAND第5回公演『クロノス』
10日研究所同期結婚式→披露宴(おめでとー
今から観に行く芝居
明日行く芝居
明後日行く芝居
以下略な感じで

助走?奔走?

2007-12-04 12:04:58 | Weblog
さあ開始一ヶ月にして早くも滞り始めたこのブログですが
皆様いかがお過ごしでしょうか?
12月に入り冷え込みも激しくなってきているようなので
体調にはくれぐれも気をつけて冬を乗り切ってまいりましょう



さてどちらも千秋楽を迎えてしまいましたが
観劇日記を二つほど


まずは11月29日の木曜日声楽のレッスンの後にアイピット目白へ
博多でも一緒だったレミのグランテール伊藤さんが所属する劇団
セメント金魚vol.10『選挙・エルメス・バイヤー』を観劇しました


舞台は平和な田舎の村で行われた村議会選挙
前回選挙で圧倒的強さを誇った候補者事務所での
落選翌日の話です


「シリアス・センシブル・コメディ」スタイルの劇団ということで
時には笑わせ、時には泣かせ、ドタバタもあれば深刻なシーンもあるという
小劇場特有の何でもありな感じで楽しみました


センターのどツラで観ていましたが
大きな劇場では絶対に感じることの出来ない
役者さんそれぞれの細かい反応や息づかいなども
モロに感じられて勉強にもなりました




翌30日の金曜日は青山劇場にて
レミで共演した別所哲也さん、笹本玲奈さん、石川禅さんらが出演する
ミュージカル『ウーマンインホワイト』を観劇しました


作曲が『キャッツ』や『オペラ座の怪人』の
アンドリュー・ロイド・ウェーバー氏ということで
なによりも楽曲が素晴らしい


流れるように美しい音楽もあれば緊迫感を煽るような音楽もあり、
高揚させる音楽や不安にさせる音楽と
まさに変幻自在

農場の踊り(?)の場面の音楽なんかは
今でも頭から離れません


そしてレミで一緒だったお三方の存在感もさすがでした

ところどころでなんとなくですが
レミを思い起こさせるような箇所もあり
「エポニーヌがヴァルジャンとリトコゼ回転(今命名)してる」とか
「ヴァルジャンジャベールの対決かよ」とか
思いながら一人でニヤニヤしていました




今週来週と観劇ラッシュはまだまだ続きそうです


金が~~