梶雅人の梶ブログ

舞台を主な活動の場としている俳優
梶雅人の公式だか非公式だかよくわからないけど
とりあえず本人がやってるブログです

↑お知らせです。

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↓こっから日記です。

10年前の自分

2009-06-25 01:52:54 | Weblog
本日(てか昨日)は帝国劇場で
『レ・ミゼラブル』のファン感謝デーが行われました


いつもの質疑応答や大画面での映像、
「みんなで歌おうレ・ミゼラブル」に加えて
今回はお客様参加型のワークショップも開催されましたが
いらしてくださった方々はいかがだったでしょうか?


実際にエコールの時に自分達もやったように、
役の人間像を具体的に形作り
自分自身や他人との関係性を深めていく作業を、
舞台上に何名かのお客様をあげて体験してもらいました


自分は客席から見ていましたが
逆にこちらが気づかされることも多く
なかなか勉強になりましたね




こういったイベントは2回目で
確か前回は2000年ごろの開催だったと思いますが
実はそのときのイベントに
自分なんと参加してました


当時自分は大学生で
確か授業終了後に駆けつけた覚えがありますが、
その時は「いつかこの作品に出たい!」とは思っていたものの
なんというか憧れのほうが強く
まだまだ現実味を帯びた感覚ではありませんでした



でも実際に自分が本当にこの作品に出演することになるとは
いやー思い続けてれば夢ってかなうモンですね


今日来ていたお客さんの中にも
学生と見受けられる方々が何人かいましたが、
彼らの中にも未来の『レ・ミゼラブル』を
創り上げる人がいるかもしれませんね

美のプロフェッショナル

2009-06-24 00:37:48 | Weblog
本日(てか昨日)はなんと
自分でもかなり似合わないと自負できる
メンズエステとやらを体験してまいりました


まあ経緯を書いてきますと、
この間の誕生日の1週間ぐらい前から
某大手SNSサイトのトップページの広告バナーに
「もうすぐ誕生日のあなたへプレゼント!」
的なことが書いてありまして、
なんだろと思いクリックしてみると
某大手エステの体験プログラムのお知らせでした



でもってまあ自分も見せる商売してますし、
面白そうなんでいろいろ見て回って初めて知ったんですが、
エステって脱毛とかばかりじゃなくて
普通のマッサージに近いこともやってるんですね


体験一回だけだったら
マッサージと考えると激安なので
特にやるべきこともなくヒマだったので
生まれて初めてエステの門をくぐりました


行ったら
なんかカウンセリングとかいろいろやって
着替えて
何とかパックやって
なんか顔の脂がどうにかなるとかいうもの塗ってもらって
なんか電気で毛穴の汚れがうんたらかんたらをしてもらって
顔面やら頭のツボをマッサージしてもらって
なんかまたさっきとは違うパックやって
とりあえずなんかいろいろやったんですが


結論:ちょー気持ちいい(北島談)
気持ちよすぎて爆睡もいいとこでした


体験料金なのは体験の時だけなのが惜しいですが
なかなかにハマりそうな快感でした


ちょうど明日は帝国劇場で『レ・ミゼラブル』の
なにやらイベントがありますので
ビューティーコロシアムばりに変身した自分を
お披露目してまいります

足りない財宝

2009-06-23 03:17:46 | Weblog
最近は8月に行われる声楽の先生の勉強会に向けて
稽古三昧の日々です

衣装やなんかも
出演者の中でそっち方面が得意な方々に
ある程度はお任せしているんですが、
個人の装飾品レベルは出来るところは自分でやっているので
おそらく小学生以来と思われる
ものごっつ久しぶりに慣れない裁縫をしています

仕上がりは相当汚いですが
ちょっと楽しくなってきました

かじ は レベルが あがった
まつりぬい を おぼえた




そんなわけで
もはや恒例となってしまった最近の記録を



15日は日暮里サニーホールへ
いままでいろんなとこで共演した東宝ミュージカルアカデミーの皆様が出演する
公開稽古『ミス・サイゴン』を見学。


公開稽古とはいっても基本的には上演のスタイルをとっているので
ほぼ観劇に近いですっていうか観劇です

ところどころ端折った短縮版かつ
時系列どおりに進む改訂版ではありますが
『ミス・サイゴン』は『ミス・サイゴン』、
しっかりと筋のある話を追いながら
未来のミュージカルスターたちの勇姿を目に留めてきました



19日は赤坂REDTHEATERへ
研究所同期の幸田尚子さん出演の
クロムモリブデン『空耳タワー』を観劇。


とあるところでおこった殺人未遂事件と
その容疑者になってしまった男、
アリバイとなる見ていた芝居の内容を
詳しく覚えていないだけで
どんどんと話が大変な方向へ・・・

大阪を拠点としてきた劇団らしい
かなり個性溢れつつクセのある登場人物と
笑わずにはいられないテンポのいい演出ですが、
テーマとしては毎回社会風刺の効いた
非常に重いものをトゲトゲしく扱っていて
「重いけど笑えた」というよりは
「めっちゃ笑ったけどなんかズシンときた」という感じです



20日は座・高円寺へ
研究所同期の舩山智香子さんと茉莉以さん出演の
流山児事務所『ユーリンタウン THE MUSICAL』を観劇。


深刻な水不足によりトイレが完全有料化されたある町では
無断での排泄行為(俗に言う立ちション)は厳しく処罰される、
その理不尽さに立ち上がる民衆達の革命の話です

座・高円寺の杮落としシリーズかつ
アングラの代表格流山児事務所初の本格ミュージカルとあって
今までに無いものが見られると期待して言ったのですが、
舞台と客席との距離感や
50名を超えるキャスト陣、
もともとの作品が持つ力強さが
ものすごい相乗効果を発揮して
尋常ではない熱気をかもし出していました



そんなこんなで
蒸し暑すぎる日が続きますが
張り切ってまいりましょう

追悼

2009-06-15 04:10:15 | Weblog
6月13日にプロレスリング・ノアの
代表取締役兼選手である三沢光晴さんが
試合中に頭を強打して46歳の若さで亡くなりました。



ここから先はやや個人的な文章で失礼いたします。


そもそも自分がプロレスと出会い、ハマっていったのは
小学生の頃に出会ったSFCソフト
「スーパーファイヤープロレスリング」というゲームがきっかけでした

その中の緑のロングタイツで、
使い勝手の良いエルボーを持ち、
トップロープからも場外へも飛び技がある、
氷川光秀という選手を好んで使っていました。

後に土曜午後のワールドプロレスリングと
日曜夜のプロレス中継を毎週見るようになり
その中で氷川光秀が三沢選手を
モチーフにしたものであることが分かりました。


自分が見始めた当時のプロレスは、

全日本は三沢、川田らの超世代軍、
鶴田、田上らの聖鬼軍、
そしてハンセン、ゴディ、ウィリアムスらの屈強な外国人勢。
小橋は若手で秋山はまだデビュー前でした

新日本は武藤、橋本、蝶野の三銃士と
ハセケン、長州や反選手会同盟(後の平成維新軍)などなど。
ヤングライオンだった山本(天山)広吉が宴会かなんかで頭に楊枝さしてました



三沢選手のデビューは
何の因果か自分の生まれた1981年。

2代目タイガーマスク時代はリアルでは見ていませんが、
水曜だか木曜だかの深夜にやっていたプロレスアンコールで
何試合か見たことがありました。

当時若手の絶対的な壁であったジャンボ鶴田から
彼の生涯で唯一となるギブアップによる勝利を決めたフェイスロックや、
柔道銀メダリストの小川のタックルを
ため息の出るほど見事にきってみせた卓越したレスリング技術、
美しさに定評のあるドロップキック、フライングボディープレスなどの空中技、
バリエーション豊富なエルボー、スープレックスの数々・・・。

今でも鮮明に思い起こされます



馬場の全日本と猪木の新日本ということで
両団体は決して交わることなく比較される立場にありましたが

武藤の華とセンス、
蝶野のカリスマ性とプロデュース力、
橋本の破壊力と技の説得力、

これらを併せ持った一人のレスラーとして
自分は非常に尊敬していました。



そんな中での突然の訃報です。

「受けの三沢」と呼ばれるほど
三沢選手は受身には本当に定評がありまして、
今までの試合の中でも自分が「うあっ!」と思った急な角度での落下は
1度や2度ではありませんでしたが
そのたびに起き上がって闘う姿に、自分は驚いていました。


おそらく自分の世代のプロレスファンで
好きなプロレスラーを聞かれて三沢光晴の名前を挙げる人は
かなりの割合を占めていると思います。


自分にとっても確実に人生に大きな影響を与えた一人です。

心よりご冥福をお祈りいたします。

最近のまとめ

2009-06-15 01:53:29 | Weblog
タイトルどおりでございます

ちょっと別件で書き記しておきたいことがあるので
手短にまとめてしまいますね



8日は池袋:THEATER GREEN BASE THEATERへ
レミで一緒の岡村さやかさんとサイゴンで一緒の池谷祐子さん出演の
『Gala Ribbon@GREEN』を観劇。


うまい具合に話が進まない劇作家の描く物語の中の登場人物たちが
自分達の物語を求めて様々に奔走する
ファンタジックで複雑な作品と
ライブショーの二部構成です

東宝ミュージカルアカデミー出身の3人も
それぞれに大きな舞台を経験してきて
舞台上での余裕が感じられてきて
芝居に歌にと盛りだくさんの2時間でした



9日は青山:青山劇場にて
特に知り合いはいませんがあえて言うなら
発声のレッスンが一瞬カブった黒木メイサさんと
高校のかなり先輩である石田純一さん出演の
『女信長』を観劇。


戦国時代の名将、織田信長が
実は女であったという斬新な設定が
史実に基づいた歴史観の中で
自由に暴れまくります

派手な演出効果に加えて
よく知らなくても胸が躍る「戦国時代」に
ワクワクしっぱなしでした



10日は日比谷:シアタークリエにて
これまた顔見知りの方はいませんがあえて言うなら
初演のコゼットの斉藤由貴さん出演の
『ゼブラ』を観劇。


女手一つで育て上げられた4人姉妹と
それを取り巻く人々が織り成す
昭和のにおいただよう暖かい作品です

姉妹の周りを飾るひとくせもふたくせもある男優陣が
かえって姉妹達の置かれた状況を浮かび上がらせていて
暖かくも切ない人間ドラマでした



12日は新宿シアターモリエールにて
中学の後輩宮内勇輝君出演の
オリハルコン・プロデュース公演『野いちごと子ねずみたち』を観劇。


ダイエット食品で大当たりした製薬会社を一人で切り盛りする女社長、
全米進出記念の船上パーティーが行われるその裏では
弟の結婚相手を決める選考会も極秘でおこなわれていた・・・

外見的な醜さと金への執着をはじめとした内面的な醜さ、
それらが入り混じっているからこそ
それを通り越したところにある
人間的な美しさは大事なんですね



13日は代官山:シアター代官山にて
レミで一緒の上野聖太さん企画の
『Make Miracles!』の搬入やら会場整理やらの手伝い。


基本的にトークのイベントだというのは聞いていたのですが
ゲストがバルジャンでエンジニアの橋本さとしさんということで
とりあえずの心配は「終演時間大丈夫だろうか」でした

予想通り超大幅に予定時刻を過ぎまくりましたが
さすがの充実した面白トークに
大満足の裏方を務めさせてもらいました



そんなこんなで『レ・ミゼラブル』の
先行予約もまだまだ受け付けております

詳細はコチラ
http://blog.goo.ne.jp/kajikajikajiblog/e/28397fc51a7cdf270fba8b98df9fdab7

皆様よろしくお願いいたします

2009『レ・ミゼラブル』先行予約のご案内です!

2009-06-06 07:41:32 | 公演チケット関係
お待たせいたしました!

『レ・ミゼラブル』2009年10・11月
帝劇凱旋公演の出演者先行予約のご案内です!!



以下自分の出演予定日、開演時間と注意書きです。


10月7日水曜 13:00~
8木 18:15~
10土 12:00~  
11日 12:00~ (S席に団体)
12月 13:00~
13火 18:15~
14水 13:00~ (S,B席に学生団体)
15木 18:15~
17土 12:00~
18日 17:00~ (S席に団体)
20火 18:15~
21水 13:00~
22木 18:15~ (S席不可)
23金 13:00~
24土 17:00~
25日 12:00~
27火 13:00~ (A席に学生団体)
28水 18:15~
29木 18:15~
30金 13:00~ (B席のみ取り扱い)
31土 12:00~


11月1日日曜 17:00~
3火(祝) 12:00~
5木 13:00~ (B席不可、A席に学生団体)
6金 13:00~ (A,B席に学生団体)
7土 17:00~
8日 12:00~ (S席不可)
10火 18:15~
11水 13:00~ (B席不可、A席に学生団体)
12木 18:15~ (S席不可)
14土 12:00~
15日 17:00~
17火 18:15~
18水 13:00~ (B席不可、A席に学生団体)
19木 13:00~  貸切公演のため全席取り扱いなし
20金 13:00~


S席13500円 A席9000円 B席4000円


※不可、貸切と書いてあるお席は
お申し込みをお受け出来ません
団体、学生団体と書いてあるところは
ご了承いただければお申し込みは可能です。


お申し込みが偏った場合には枚数調整をいたしますので
ご希望通りに予約が取れない可能性があります。
ご了承ください。




お申し込みご希望の方は

「お名前」
「ご希望の日時」
「席種」
「枚数」

を明記の上
kajikajikajiblog@mail.goo.ne.jp
までご連絡ください



締め切りは
10月分 6月22日(月)
11月分 6月27日(土)
とさせていただきます。



皆様のご連絡お待ちしております
よろしくお願いいたします

6月4日です

2009-06-04 23:32:52 | Weblog
そんなわけで本日は
自分が生まれてから28年目の誕生日でございます

まあ別に特筆するようなことはしてませんが


そしてそして
10月6日より始まる『レ・ミゼラブル』の
アンサンブルキャストスケジュールがついに発表となりました


詳細はまた追って書きますが
ドシドシご連絡お待ちしております


歳を重ねてさらに円熟味(?)を増した梶雅人を
よろしくお願いいたします

水無月、皆好き?

2009-06-03 00:50:42 | Weblog
気づけばもはや6月なんですね

最近は猛烈な雨だったり
晴れたら晴れたでかなりの暑さだったりで
外に出るのも億劫になってしまってます




そんななかで5月の29日は阿佐ヶ谷:アルシェへ
One on Oneで共演した姐さんこと蔵重美恵さん出演の
激弾BKYU番外公演『熱海殺人事件』を観劇。


1974年(そんな前なの)に岸田國士戯曲賞も受賞した、
これまでに様々なところで演じられてきた
つかこうへいの代表作を、
これまたいい意味で暑苦しい(称えの言葉です)BKYUのメンバーが
新たな解釈も盛り込みながら創り上げた作品です


音響、照明ブースから飛び出してくるスタッフ陣(役者です)
停電による懐中電灯の照明と生歌の音響(演出です)
本番中におにぎりの買出し(お客さんが)
などなどハチャメチャ感満載でしたが、
締めるところはきっちりと締めていて
笑って泣いて興奮しての濃密な時間でした




翌30日には渋谷:マッスルシアター
同じくOne on Oneで共演のゆっかこと正井雪香さん出演の
マッスルミュージカル2009『TREASURE』へ。


果たしてミュージカルなのかどうなのかってのはありますが
舞台上で繰り広げられる一挙手一投足に
誰もが緊張し興奮する素晴らしいエンターテインメントです


今回の『TREASURE』ではストーリー性もあり
ファンタジーを見たりRPGをしたりしている感覚で楽しめました

てか何よりあの公演を稽古含めてほぼ毎日
4ヶ月近くやってる出演者の方々に脱帽です




これから湿気も気温も
ドンドン高くなっていくことと思いますが、
気分まで湿っぽくならないように
張り切ってきましょう