梶雅人の梶ブログ

舞台を主な活動の場としている俳優
梶雅人の公式だか非公式だかよくわからないけど
とりあえず本人がやってるブログです

↑お知らせです。

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↓こっから日記です。

雨ニモマケズ

2009-05-29 01:30:41 | Weblog
今日(ってか昨日)の横殴りの雨に
ぬれたりこけたりでがっつりとダメージを食らった梶です


ってことで5月26日は下北沢:本多劇場へ
つい先日自分が仕込みの手伝いに行った
劇団青年座第196回公演『その受話器はロバの耳』を観劇。


東京から遠く離れた「ヘソ島」に設置された
大企業のお客様相談室を舞台に、
大小様々な「嘘」や「秘密」が飛び交う人間関係を
面白おかしく描きながらも非常に深い作品です

全体的にポップな雰囲気ではありながら
説得力のある役者陣が引き締めていて、
設定は架空ながらも現代日本の縮図が見えました

そして自分も多少ではありますが、
設営に参加した装置が舞台上で
活き活きとしている様は気持ちがいいですね



27日は神楽坂:シアターイワトにて
研究所同期の中村はるなさん出演の
劇団東京乾電池公演『伝染 泣きたいジャスミンおとこの夜』を観劇。


抽象的な舞台空間の中での8名の女性によって
終始流れ続ける不可思議な日常会話が、
その不可思議な空間の中で
やがて真実を少しずつ明らかにしていきます

東京乾電池が持つ
笑っていいのか悪いのかわからない
奇妙で不条理で心地よいストレスを生み出す
独特の空間を満喫してきました



そして28日は銀座:MAKOTOシアター銀座にて
研究所同期の野村泰仁君、『ゲゲゲのげ』で共演の畠山拓也君
『灰とダイヤモンド』で共演の天野弘愛さん出演で
同じく『灰とダイヤモンド』で共演の湯澤公敏さん脚本・演出の
昭和傑作戯曲選Vol.8『ロミオのいる風景-ロミオとフリージアのある食卓-』を観劇。


あの有名な『ロミオとジュリエット』を元ネタに、
バタバタの喜劇が繰り広げられるかと思いきや
現実と劇中劇が複雑に交錯していく作品です

息を抜く場面とシリアスな場面の変化が
ことごとく観客を裏切るタイミングで訪れてきて
目が離せませんでした




今週は5日連続で観劇予定ですが
週末の予報は思いっきり雨です

負けないぞ

めまぐるしい毎日

2009-05-25 00:17:27 | Weblog
気づいたらもう十日もたってますね

ここんところ一日中一つのことやってたり
一日に何件かハシゴの用件あったりで
意外にバタバタでした


例によって自己アーカイブ的に
箇条書きでつらつらと書いてきますね

おそらく長いです



16日土は吉祥寺:前進座劇場にて
青年座研究所の頃からお世話になっている
川村比呂美先生が主宰を手がける
比呂美ダンスカンパニー&殺陣集団ひめ壱による公演
『残月』の受付手伝い、バラし→打ち上げ参加。

手伝いながらも観させてもらいましたが
激しさだけではない身体による細やかな表現が
非常に印象的でした


で、終わったあとは公演とは全然関係ないけど
日をまたぎながらなぜか山梨の温泉へ



17日日は温泉から帰ってきて寝て起きたら
渋谷にて研究所時代の友人の結婚パーティーへ。

なかなか会う機会も減ってきてしまった同期も集まって
プチ同窓会気分で花嫁を祝福しました



18日月はお昼からレミvsサイゴンの野球の試合へ(写真)。

「俺どっちチームだ?」とか思いながら行きましたが
結局途中トレードでどっちのチームにも入ってきました



試合終わってそのまま銀座:博品館劇場へ
サイゴンで一緒だった泉見洋平さん、原田優一君、金城尚美さんの3人による
劇的朗読劇『苦情の手紙』を観劇。

7日にコッシーがやっていたのと全く同じ戯曲ですが
人が代われば作品の印象も変わって
役者という職業の面白さと重要性を再認識です



19日火は久方ぶりに家族そろって焼肉食いに行きました
ンまぁーーいっ!!味に目覚めたァーーっ


20日水はダンスのレッスン行った後に恵比寿:ケセラへ
共演したことは無いけども何かといろいろお世話になっている
店長のKAZZさんの誕生日祝い。

翌朝早いんでチョロッと顔出して帰るつもりが
いつの間にか終電がなくなりまして朝までコースで
なんだかんだでKAZZさんおめでとうございます



21日木はかなりの朝から下北沢:本多劇場にて
劇団青年座第196回公演『その受話器はロバの耳』の仕込み手伝い。

演出家や装置の方々のアイデアの結晶によって
まっさらな劇場空間が作品の景色となっていく様は
なかなかたとえがたい興奮に包まれます



22金は北千住:シアター1010にて
レミやサイゴンで一緒の岡幸二郎さん、今井清隆さん、菊地美香さん、鎌田誠樹君らが出演の
ミュージカル『The Game of Love』を観劇

・・・のはずが
なぜだか開演時間を勘違いしていて
終演後の劇場に乗り込み愕然&呆然

観てないのに決して安くはないチケット代を払うことも
もちろん大ダメージではありますが、
それ以上に出演する方々の舞台姿を観られなかったことが
本当に心よりショックかつ申し訳ない気持ちでいっぱいです

その後の会合には観ていない身ながらも
お詫びを兼ねつつ参加させてもらいました



23土は渋谷:クロコダイルにて
サイゴンで一緒だったRiRiKAさんと
元シンバの宇都宮直高さんによるLive Concertへ。

1時間という短い時間でしたが
お二人とも素晴らしい声質と歌唱力で
おなじみのミュージカル曲の数々は鳥肌モンでした


でライブの後は池袋:芸術劇場小ホールへ
サイゴンで一緒の伊藤麻美さん出演
劇団アルターエゴ第40回公演『リア-LEAR-』を観劇。

シェークスピアの代表作の一つ「リア王」を
現代のゲイバーへと舞台を移し替えて
大まかなあらすじはそのままに大胆に脚色を加えた
古くて新しくてグロくて切ない異色作です



でやっと昨日24日は
『Fuunji』をやった下落合:シアター風姿花伝にて
サイゴンで逆の班の佐野信輔さん出演の
座・演劇部Presents『ビューティフル・サンデイ』を観劇。

同性愛、不倫、エイズなどなど
非常に重いテーマを扱っているにもかかわらず
さわやかな後味を残す素晴らしい脚本を
味のある3名の役者陣が引き立てていました




今回はいろいろと動き回っていたせいで
日記を溜めていた認識が薄いんですが
やっぱりこまめに書かないと大変ですわ

話せば分かる日

2009-05-15 01:33:26 | Weblog
先日の「サキヨミLIVE」は
ご覧いただけましたでしょうか

全体的にボカしが入っていたうえに
ほとんど顔が映ってないので
自分だと認識できた方は少なかった模様です
「犯人だった?」とか聞かれましたし

再現VTRの出演者としてではありますが
少なからず関わりを持った事件なので
早めの真相究明と事件の解決を心より望みます




さてさてちょいちょい振り返ってみますと

5月11日、東池袋:あうるすぽっとにて
レミで一緒の丹宗立峰さん出演の
『セレブ気どり』を観劇。

セレブを気取った親不孝な四姉妹が
邪険に扱った合コン相手達から
手痛いしっぺ返しを食らいまくる
下品かつ上品なハイテンションコメディーです

フランス喜劇の代表的な作家である
モリエール原作の作品だけあって
笑いに対するあらゆる試みが
全編を通してちりばめられていて、
馬鹿馬鹿しくもありながら
人間の滑稽さが浮き彫りにされていることに
ちょっとドキっともさせられました



続いて13日水曜日は中野:ザ・ポケットへ
同じ事務所の浦出華代さん出演の
てにどう第16回公演『オール・アバウト・ラブ』を観劇。

結婚式が行われるホテルのロビーを舞台に
様々な「ラブ」の模様が繰り広げられる
オムニバス形式のシチュエーションコメディです

オムニバス形式の作品はライトな感覚で
飽きることなく楽しめるので
自分は結構好きなんですが、
それを差し引いても
一つ一つの短編がしっかり作られていて
かなり見応えのある80分でした
別班が見られないのが悔しい



そしてそして
14日木曜は渋谷:Bunkamuraシアターコクーンへ
『かくれんぼ』で共演させてもらった戸谷友さん、吉祥美玲恵さんが出演する
Bunkamura20周年記念企画
『雨の夏、三十人のジュリエットが帰ってきた』を

観劇・・・
するはずだったのですが
急遽オーディションが入り
泣く泣くあきらめることに

戸谷さん
吉祥さん
チケット取ってくれた角田さん
ほんと申しわけありません

ちなみにチケットは母にあげて
遅めの母の日プレゼントってことにしました

速報!!!

2009-05-10 11:35:28 | Weblog
速報もいいとこですが、
本日5月10日のフジテレビ系列「サキヨミ」において、
再現VTRに出演する予定です!


直前のお知らせになってしまいましたが、
話が来たのも直前だったので
ご勘弁下さい!


詳しい内容は
ここではあまりお伝えできませんし、
どこまで映っていて、どこまで使われるのかすらわかってないので
特に他に見たい番組がなければ
放送をチェックしてみて下さい!

ここはどこだ?と問われれば

2009-05-09 00:32:47 | Weblog
最近運動不足を解消するために
いまさらながら一昔前に軽くブームになってた
ビリーズブートキャンプやり始めました梶です


やり始めましたってほど
毎日ガシガシやってるわけでもないですが
何にもすることない時とかに
フラッとやったりします


んで大体後半はフラッとやり始めたことを
後悔しながらやってます




そんなわけで昨日(てか一昨日)は銀座:博品館劇場へ
サイゴン赤組で一緒だったコッシーこと水越友紀君が出演する
劇的朗読劇『苦情の手紙』を観劇。


この公演はちょっと変わっていて
全く同じ脚本を毎日キャストを変えながら上演して、
繰り広げられる言葉は全て
3人の登場人物の手紙やメールの
文面上のやりとりで展開されていきます


朗読劇なので役者の動きは全くありませんが
それによって逆に想像力がかきたてられ
場面を頭に思い描きながら
笑いが止まらない70分間でした





今月は(も?)知り合いの方々の芝居が目白押しで
例の如くものすごい勢いで
お金が減っていきそうですが
出来る限りドンドンと
吸収していきたいと思います

純情な感情

2009-05-03 20:00:42 | Weblog
いやーもう2009年の3分の1は終わってるんですよね

歳を重ねるにつれて
時がたつのが早くなるとはよく言いますが、

最近いろんなところで
久しぶりな知り合いに会う機会が何回かあって
「いやー10年ぶりだね」とか言ってると
10年ぶりという感覚の短さに驚かされます

10年前の10年ぶりはもっとこうなんというか
すごいイメージだったんだけどなぁ



そんなこんなで5月の1日は
両国:シアターΧへ
研究所の同期の二人、尾身美詞さんと宮山知衣さん出演の
THEATRE MOMENTS Vol.12『変身』を観てきました。

朝目がさめたら虫になっていたという
フランツ・カフカの有名小説を
大胆な舞台構成によって
現代風にアレンジを加えた作品です

昨年末の『雪のひとひら』の時も思ったのですが、
THEATRE MOMENTSは最近の舞台作品ではあまり見られない
様々な身体的表現を用いて
非常に見応えのある作品を作り出している
なかなかにオススメな団体です




さてさて今年始まってから
博多サイゴン→名古屋レミ→金沢レミ→松本レミ→仙台レミと
飛び回っていたので
久しぶりに自宅でまったりすることが多いゴールデンウィークですが
とりあえずはレッスンやら観劇やらで
秋に向けて鋭気を養っていきたいと思います

踊らされたくない情報と、踊りたくなる情報

2009-05-01 03:07:29 | Weblog
本日は某CMのオーディションへ

オーディションというシステム上
待つのには慣れているんですが
待ちまくりで疲れました



でもって、
つい先ほど新型のインフルエンザの疑いがある方が
日本にも現れたらしいです


まだ疑いの段階ではありますが
職業柄この手の話題には多少敏感になりますね


いまさらながらではありますが
自身の健康を守るためにも
皆さんもうがい手洗いは徹底してくださいね




そして!
これも今さっきYAHOO!ニュースを巡っていて知ったんですが
今さん!岩崎さん!
ご結婚おめでとうございます