Kite.comの花を探して毎日ブラ散歩!

今日もカメラ片手に、日常の中の非日常を探して彷徨ってます。猫の額でも、ほんの少しですが季節の山野草と戯れています。

咲き急ぐリンゴンベリーと、山野草の「常緑と落葉」のことなど

2023年12月08日 20時00分00秒 | みんなの花図鑑

 📸2023年12月08日:リンゴンベリーが咲き進んでいる。驚きだ!
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 二度咲きだか、返り咲きだか知らないが、リンゴンベリーが咲き進む。好き勝手に咲き進む。こうなったら、もう止められない!
 とは言うものの、この先どうなるかは想像がつかない。いくら暖冬が予報されているとはいえ冬は冬、「日ごと、寒さが募ります~♪」ということだから、この時期花が見られたことを僥倖と思い見守っていこうと思う。

 📸2023年12月08日:スズカケソウ(鈴懸草:オオバコ科クガイソウ属の常緑の多年草)
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 📸2023年12月08日:細切れに切り取って挿したいくつかが、ここで命を育んでいる。
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 今年、1メートルほどに成長したスズカケソウを頂戴した。夏、酷暑のせいなのだろうか、先端部分から一枚、二枚と葉が枯れ始め、如何ともし難い状況に。
 そうだ、いまのうちに長く伸びている茎を切断し、挿し木をしたらどうだろうかと考えた。所詮、素人の発想だから上手くいくとは思わなかったが、残した本体は鉢で成長を続け脇芽を出し、挿し木の方も3本ほど根付いたようなので地植えにした。
 ほらっ、下手の考え休むに似たりとは言うものの、瓢箪から駒が出た感じかな。いまのところ、なんとなくだが息づいているようである。

 秋の深まりとともに葉を落とし、冬を迎える頃地上部は枯れるのかと思っていたが・・・・・・。いつまでも青々としているので、つい先ごろ、図鑑などを参照してみて初めて「常緑」なのだと分かった。迂闊なものである。

 📸2023年12月08日:イカリソウ(碇草:メギ科イカリソウ属の落葉多年草)
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 📸2023年12月08日:猫の額には、イカリソウとキバナイカリソウの二種がある。
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 昨年、農産物直売所で「キバナイカリソウ」を買った。なぜかは知らぬが、ついぞ花を見たことがない。ネットでは、キバナの方は常緑だとの解説が付されていた。
 今春、やはり農産物直売所で「イカリソウ」とだけ付されて名札を見て購入した。こちらは、ちらほらと花を付けてくれた。しかし、ネットで「イカリソウ」を検索すると、「メギ科イカリソウ属の落葉多年草」とある。同じイカリソウでも、落葉と常緑があるのだと初めて知った次第である。

 📸2023年12月08日:トウゴクサバノオ(東国鯖の尾:キンポウゲ科シロカネソウ属の二年草)

 📸2023年12月05日:三株ほど生き永らえているようだ。来春こそは・・・!

 そうであった、トウゴクサバノオは二年草なのであった。大阪の師匠に頂き十分に花を堪能したのだが、その後、体調を崩したようで表情がよくない。そこで、いつもの通り、地植えにしてしまった。
 すると、今年、なにやら萌したと思ったら、どうもトウゴクサバノオの実生苗のようなのである。ずっと、葉も枯れることなく年を越しそうだ。そう、来年がその二年目となる。どうだろう、咲くかな?

 📸2023年12月08日:ショウジョウバカマ(猩々袴:メランチウム科ショウジョウバカマ属の常緑多年草)

 ショウジョウバカマである。こちらは、常緑の多年草となるようだ。もう、4~5年になるだろうが、いっかな花穂を付けない。
 多年草でも、冬ともなると地上部を枯らすモノ、青々とその姿を留めるモノ、いろいろなんだね。
 あっ、いや、そうではないようだ。園芸の世界では「常に葉を茂らせているものを多年草」と呼び、「地上部を枯らすものを宿根草」と呼ぶようだ。
 すると、「常緑の多年草」という表現は過ちなのか? どうも、この辺の表現に関しては、結構さまざまなようなのである(サイトを見た限りでは・・・)。
「多年草とは、数年に渡って枯れず、毎年花を咲かせる植物の総称です。宿根草も多年草に含まれますが、その中でも根だけが残り、生育期が終わると地上部が枯れてしまうものを宿根草と区別します。また、常緑で地上部分が一年中枯れないものを多年草と呼ぶこともあります。」(ホルティ by GreenSnap)--これが一番わかりやすい解説なのかな。
 山野草の類は、けっこう多年草との表記も多い。一例として、我が家のチチブシロカネソウも多年草との表記を見る。ということは、常緑ということであろう。ちなみに、チチブシロカネソウの地上部は消え果ている。
 この時期、多年草で地上部を枯らしているモノは、もう☆彡になってしまったということなのであろうか? さて、我が家の多年草とされる山野草の一つであるチチブシロカネソウは、☆彡になってしまったのか? 取り急ぎ、チェックしないといけない。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« この時期は、木の実だね、真... | トップ | 手の届く錦繍と 天空のクモの... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

みんなの花図鑑」カテゴリの最新記事