Kite.comの花を探して毎日ブラ散歩!

今日もカメラ片手に、日常の中の非日常を探して彷徨ってます。猫の額でも、ほんの少しですが季節の山野草と戯れています。

利休草に実がみのる頃・・・

2023年09月06日 19時22分50秒 | みんなの花図鑑

 📸2023年9月6日:リキュウソウ(ビャクブ)(利休草(百部):ビャクブ科ビャクブ属の多年草)
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 📸2023年9月6日:その花はいつしか、葉と同化するほどに鮮やかな蒴果を育む。
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「蒴果はわずかに扁圧し、」(三河の植物観察)とある通り、花のなかのあるものは蒴果へと変容する。
 若草色の葉、同じように爽やかな花の色、そして、結ばれた蒴果さえ生命力に溢れた色味を帯びている。
 それにしても、何故その学名が「Stemona japonica」なのだろうか。原産国は中国だというのに。

 📸2023年9月6日:アカバナオケラ(赤花朮:キク科オケラ属の多年草)
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 📸2023年9月6日:茨の如き苞葉があまりにも痛々しい。
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 利休草が蒴果を育む頃、アカバナオケラのちょこんと覗いていた花冠が、白から薄桃色へと変化してくる。時とともにその色を深め、アザミのような赤紫色を呈する。
 そう、いつもであれば秋を感じられる頃となるはずなのに・・・。

 📸2023年9月6日:タカサブロウの仲間(高三郎:キク科タカサブロウ属の多年草)
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 📸2023年9月6日:変化朝顔の叢のなかから顔を出したタカサブロウ。
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 こんな雑草が生えているのだよ。猫の額には。
 なかなか見ることができなくなったと思うタカサブロウ、もう数年前に、珍しかったし、寄って見るとなかなか得難い表情をしていたから連れてきたんだ。
 情にほだされちゃいけないね。やはり、絶えることなく脈々と代を重ねている。いけてんじゃん、という思いは変わらない。だけど、気を許しちゃいけない草本の一つかもしれないよ。



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