Kite.comの花を探して毎日ブラ散歩!

今日もカメラ片手に、日常の中の非日常を探して彷徨ってます。猫の額でも、ほんの少しですが季節の山野草と戯れています。

秋の兆し:クサボタン、ハゴロモフジバカマ、ダンドボロギクのことなど

2024年09月04日 16時56分00秒 | みんなの花図鑑

 📸2024年9月3日:クサボタン(草牡丹:キンポウゲ科センニンソウ属の半低木)
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 2024年の白露(はくろ)は、9月7日である。草木に露が宿る頃とされ、まだまだ日中は残暑が厳しくとも、朝夕には涼しさを覚える。
 確かに、迷走を続け各地に爪痕を残したあの台風の後、真夏夜を脱することも珍しくなくなり、そこかしこに秋の気配が感じられるようになったといえまいか。
 葉が萌え出たころ、その柔らかな、虫たちにとっては食べ頃の葉をあらかた食い荒らされたクサボタンであったが、猛暑日をどうにかこうにかやり過ごし、いま数か所につぼみを抱いている。

 📸2024年9月3日:ハゴロモフジバカマ(羽衣藤袴:キク科ヒヨドリバナ属の多年草)
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 📸2024年9月3日:身の丈は1mを越え、たくましさを増している。
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 📸2024年9月3日:昨年、坪庭に播種したフジバカマにも、つぼみが萌してきているようだ。
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 昨年、この一帯にはフジバカマの仲間を植えた。
 春先、それぞれが順調に目を出し、すくすくと伸び出していたのだが、季節は移り夏、飛び抜けた炎暑が牙をむく。なんと、剛健とされているフジバカマ、シロフジバカマ、ホソバフジバカマらが次々と立ち枯れてしまい、残ったのはこの羽衣だけとなってしまった。
 昨年の花後、綿毛をふんだんに取って播種しておいたので、それらは別所で順調に育っている。

 📸2024年9月3日:ダンドボロギク(段戸襤褸菊:キク科タケダグサ属の一年草)
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 📸2024年9月3日:玄関脇に居所を定めたダンドボロギクであった。
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「まぁ、まぁ、このお宅は玄関脇に雑草を生やして、どんなおつもりなのでしょう?」--声なき声が聴こえたような気がした。
 仰る通り、いつとは知れず拙宅の玄関脇には、このダンドボロギクが成長していたのである。
「まぁ、せっかく伸びてきたので、花が咲くのを目に留めてからその後を考えようか。」--声なき声がその不審に応答する。
 そう、ダンドボロギクだって立派な山野草なのだから。



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