
📷2022年5月15日:坪庭は東側に面している。その一番左側に位置する光岳(テカリダケ)キリンソウが間もなく咲きそうだ。
猫の額のメインの庭が敷地の東側にある。
仮に、坪庭と称している。一坪と言えば、約3.3平米、畳2枚分だ。果たして、それほどあるかどうかはわからない。
京の都で言うところの小洒落た庭のことでは無論ない。小洒落てもいないし、ソフィスティケートなど滅相もない。俗に言う、狭い庭という意味で使っている。
何を勘違いしたのか、
「こんなに沢山の種類の花を植えて、本当は大きなお庭なのでしょ。」
などと仰る御仁が現れた。
そこで、そのメインの坪庭に、いま、何が、どんな風に植わっているのかを晒して、その疑惑を晴らそうと思う。濡れ衣だぁ~! 冤罪だぁ~! 本当に、狭いのだよ 苦笑
一番北側には杉の木が一本と、紫陽花などが植わっている。それに連なるのが、この一枚目の画像、光岳キリンソウだ。

📷2022年5月15日:画像左側が北となる。隙間が見えているが、そこにはついこの間まで春の妖精が葉を広げていた。
光岳キリンソウから続くのがこの二枚目の画像だ。画像左側が北方向となる。
上段にはクリスマスローズ、二段目左側にはサクラソウ、鶏尾菖蒲、そして、八重咲きのタマノカンザシと続き、下段は一枚目の画像の光岳キリンソウがカットアウトしており、ハルオコシ、オキナグサ、ムシャリンドウ、イワチドリなどと続く。

📷2022年5月15日:人口密度、いや、草口(?)密度が高いと言うべきか。

📷2022年5月15日:中心部分、ニオイハンゲの辺りにズームしてみた。
イワチドリから続くのは、ニオイハンゲ、ミノシライトソウ、タツタソウ、丹那ワレモコウ。タツタソウの上部、タマノカンザシの右側にはツクシカラマツ、その右にはナチアワモリショウマと続いている。

📷2022年5月15日:ツクシカラマツは地植えにしてある。すでに花茎が立ってきているね。
石灯籠の下部にご注目いただきたい。グレーの石で段差をつけ、その上下にツクシカラマツを植えてある。
左手には先ほどご紹介した八重咲きタマノカンザシが見えているが、その上部から顔を出しているのは昨年地植えにした利休草だ。
基本鉢植えで管理し、増えすぎて困ると地植えにしてしまう。坪庭の人口密度ならぬ、草口(?)密度が高くなる要因の一つがこれだ。
こちらも、さるお方から、ツクシカラマツは地植えにしてあるのかとのご質問をいただいたので、サービスカットのつもりで差し挟んでみた 笑

2022年5月15日:ここは、ナチアワモリショウマの右に連なる空間。二年目のセンブリやウメバチソウが生息している。
極小スペースとは言え、意外と内容は濃い(?)。
というのも、ここには、実生で育って今年二年目となるウメバチソウやムラサキセンブリ、初春に播種したアケボノソウの苗などが生息しているのだから。

📷2022年5月15日:石燈籠を挟んで右側に位置する空間だ。メインはクサアジサイやアカバナオケラ、そして、チョウジソウなどだ。
石燈籠を挟んで右側に位置する空間だ。左手のナチアワモリショウマの右の極省スペースの面々は上述の通りだが、さらにその下には、シロバナショウジョウバカマや姫ノコンギク、そして、ゲンペイシモツケなどが生息している。
画面奥の丈高い草々は、クサアジサイやアカバナオケラ、そして、チョウジソウなどである。
その下には、タンチョウソウ(イワヤツデ)やベニバナショウマが寛いでいる。
やはり、空きスペースが見えるが、ここもつい先日まで春の妖精が遊んでいたのだ。
う~んっ、我ながらよくぞ植え込んだりという感じかな。もちろん、まだ見落としている草々があるかもしれないね。これに関しては、気づいた時点、あるいは、花を認めた時点でレポートさせていただくことにしよう。