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そうだ!お店をはじめよう

普通の主婦が小さなお店を始めるまでの開店Story

原価計算と価格設定

2013年02月17日 | st.9 店舗開店準備
メニュー開発が進むと、次は価格設定が待っています。
価格は、一度決めたらそうそう変更できないので
慎重にしたいものです。

その上、来年は消費税アップという壁があり
消費税込みの表示が一般的になっている昨今
そのアップ分を、どう反映するのかが課題になります。

価格設定にはまず仕入れ原価を明確にすることですよね。
キッシュの場合、おもな原材料は

・卵と乳製品 卵、バター、チーズ、牛乳、生クリーム
     →これは大量に仕入れるので、生産者から直接仕入れるルートを探します。
      その方が安くつきます。

・野菜、果物、精肉、鮮魚
     →前日発注で翌朝配達してくれる総合卸を利用します。
      こだわりに合わせ食材を提案してくれる業者だと安心です。

・ドリンク類
     →コーヒー豆は自家焙煎店で直接交渉
      卸値で販売してくれるなら、店頭販売も行う。
      100%ジュース、自店開発ジュース等検討中

・パッケージ
     →原価として含める物に、素材のほかパッケージ類も対象になる。

これら、全てを1商品レベルの原価に落とし
原価率を設定し、販売価格を求める。

通常、飲食店の原価率は30%と言われているけど
大量仕入れできる大手さんと違い、ある程度こだわると原価が膨らむ。
その結果、価格が思ったより高くなる。

なので、小さな飲食店の場合、原価率は40%にし
「良いものを適正価格で販売。値引きはしない。」
という方法を取るという考え方もあるらしい。

でも、原価から求める販売価格と、コアユーザーの価値観から求める価格を
想定し両方から適正価格を引き出し、最終決定する必要がありそう。

とりあえず、素材原価データベースと、そのデータを参照し個々の
販売価格を求める表をエクセルで作成してみた。



エクセルのVLOOKUP関数を使用し、各商品原価に反映させます。
=VLOOKUP(素材名のセル,参照データベースの表を範囲指定(F4で固定),原価が左から何列目か,0)
そうすると、データベースの価格を変更するだけで全ての価格がわかります。
(※原価はダミーです)



売価は、原価率30%なら3.33倍、40%なら2.5倍で計算式を入れます。

さて、仕入れ交渉が進むとこのデータベースが完成に近づき
価格が決定となる。はず。

メニュー表を作ったり、チラシに反映させたりと
忙しくなりそう。

予定より工事着工が遅れていて、焦るけど
不安だと言っている暇はないのです。

完成が遅れた場合を想定して、ぎりぎりでもオープンできる
準備をしなくては。

前へ、前へ
頼りになる自分を育てなければ。


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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (植田和彦)
2013-02-18 10:39:07
おはようございます。
着々と進んでいますね。

ジュースは、いいですね。

メニューとして取り入れるのは、いいですけど・・
何と何を使ったジュースとか言うのでは、無くてジュースの材料は、毎日、変わってもいいのでは、と思ったりしました。

野菜とか果物は、毎日、使い切る予定で、残りそうなのをジュースにしたり野菜スープにしたりでも委員じゃないかと思います。
毎日、違ったジュースとかスープと言うのもいいものだと思います。

エクセルの原価表もいいですね。
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フレッシュジュース (まゆ)
2013-02-18 22:16:43
植田さんへ
毎日違ったジュースを楽しんでいただける。
わくわくしながら通っていただける。

そんなフレッシュジュースがあったらいいですね。
ドリンク系が得意なスタッフがいるので、伝えてみます。
ヒントをありがとうございます!
返信する
Unknown (植田和彦)
2013-02-18 23:43:42
野菜とか果物は、できるだけ早くジュースにしたら美味しいと思うし、メニューには、日替わりジュースにしておいたら余計な野菜の在庫を持つ必要も無いし、野菜スープとかも日替わりにしておいたら、いいと思いますよ。
返信する
なるほどー♪ (まゆ)
2013-02-20 23:20:48
日替わりっていう方法がありますね。
メニューに動きがあって新鮮な感じになりますし
在庫もなくなる。
やってみます。
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