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そうだ!お店をはじめよう

普通の主婦が小さなお店を始めるまでの開店Story

雇用契約書を作る

2013年02月21日 | st.7 求人・採用
いよいよ残り2カ月を切り
のんびり屋の私のお尻にも火がともりました。
あちっ!

今週は、勢いよくスタッフ関係の書類を作成しています。
まずは、雇用契約書から。

自店の場合、パートタイマーさんだけで回っていくので
「パートタイマー雇用契約書」というフォーマットを利用しています。
(※ネット上に結構あります)

簡単なようで、わからない言葉の多いこと。
いただく立場だとスルーしていた事ですが
全く理解していなかった私。

ネット上の情報を集めたり、市の担当者さんに聞いてみたり
食品工場のY氏からプレゼントしていただいた「就業規則の見直し方」
という本をチラチラと覗き込みながら何とか作ってみました。

必要な情報は、次のとおり

・雇用期間
・勤務場所
・仕事の内容
・勤務時間
・休日
・所定外労働
・休暇
・賃金(基本給、通勤手当、所定外労働等に対する割増率、賃金締切日
    支払日、賃金支払時の控除、昇給、賞与、退職金)
・契約更新の有無と判断基準
・その他(社会保険の適用、試用期間の有無など)

「賃金支払時の控除項目」がよく分からず聞いてみたところ
週20時間以上勤務の場合、雇用保険
時間によらず、日額に応じて所得税
が該当するようです。

もちろん、契約内容により厚生年金、健康保険料なども控除項目になります。
雇用期間は、6か月とし、契約見直しや雇用継続の判断が短期で行えるようにしました。
試用期間は、3か月です。

こうして契約書に起こしてみると、責任の大きさを感じますね。
みなさんのお給料をきちんとお支払いするのは経営者の責任。

私はスタッフにとても恵まれているので、あとはみんなで頑張るだけです。
寒いのになぜか(汗;)

キッシュを焼いてる時間は心が落ち着くにゃ~♪♪

経験を取るか 熱意を取るか

2013年02月06日 | st.7 求人・採用
さてさて
最終的に、2名に絞った今回の求人。

1名は20年を超える厨房経験を持つ調理師の男性。
もう1名はバリスタや簡単な調理経験のある熱意のある女性。

あなたなら、どちらを選びますか?

私は、厨房経験の長い男性を選びました。
正確には・・・選ぼうと思っていました。

なぜかというと「ちゃんとプロの料理ができる人」を望んでいたから。

でも
でも間違っていたようです。

今日、人事に詳しい方に相談に行ったところ、こんな風にアドバイス
をいただいたんです。

「スタッフを選ぶ決め手は一にも二にも熱意。
 技術は熱意があれば必ずついてくるもの。
 自分と同じことに共感し、同じように美味しいと思える
 そんな人を選ぶといいよ。」と。

全く間違っていました。
いえ、間違いそうになっていました。

経験や技術より熱意ですよね。

初めての求人はまだまだ終わりそうにありません((~_~;))



面接終了

2013年02月04日 | st.7 求人・採用
今回のスタッフ募集は、最終的に9名の方からご応募いただきました。
女性7名と男性2名。
内訳は、
ハローワークから1名 キッチン希望
タウン情報誌から8名 内、キッチン希望7名 ホール希望1名

今回の採用に関しての広告費は2万円と少し。
1名採用あたり1万円と少し。
もっと時間と費用がかかるものと思っていましたが
とても恵まれているようです。

本当にありがたい限りです。
個人の創業だし、パートだし、オープニングスタッフという大変な
時期に忙しい思いをするのに。


中でも、自分のことのように真剣に集客のことやメニューについて
考えて来てくれた方々は、できることなら全員採用したいくらいです。

でも、現実は厳しい。
最小人数でスタートしなければ、そう簡単に固定費分は稼げないんですからね。

ここでもやはり、決断!を迫られました。
一人で決めなければならないことの連続ですが
これが創業するということなのでしょうね。
全て自己責任です。

どうしてこんな条件に応募してくれたのか聞いてみました。
・コンセプトに共感した
・一緒に成功させたい
・オープニングスタッフなんてわくわくする

みなさんの熱意がありがたいです。
そして、不安や希望も聞いてみました。
・土日全部は出れないので、数名でローテーションしてくれたらうれしい
・これまでサービス残業でいやな思いをしてきたが、そんなことはあるのか
・扶養の範囲内で仕事したいので調整してほしい

やはり大半はご家庭との両立ができるかどうかという内容のものでした。
さあて、どなたかに決めなければなりません。

決断です。
お店の核となるスタッフを私が決めるのです。
ぶるぶるっ。。。

新作「ジャーマン風キッシュ 半熟卵のせ」
とろとろとろ~り。







初めての面接

2013年01月30日 | st.7 求人・採用
先日掲載した地元フリーペーパーの求人に
5名の応募がありました。

想定通り、家庭の主婦の方ばかりです。
募集の職種は2つ、キッチンとホールでしたが、
応募された方は全員キッチン希望。
これは予想が大きく外れました。

条件としては、かなり長時間になりますし土日勤務アリなので
ハードルが高いと思っていたんですけどね。
嬉しい想定外です。

さて、私としては面接をする側としては初となるわけで
そのコツを、経験者に聞いてみました。

その1 素直な人であること
その2 目を見てまっすぐ話せる人
その3 動機を聞くこと
その4 時給のことや条件のことばかり質問する人は要注意
その5 前の(今の)勤務先の愚痴を言う人はもっと要注意
その6 こちらの希望をきちんと伝え、食い違いが無いようにすること
その7 履歴書を見ながら自然な会話を促し、ポンポンと話が進むような
    相手なら相性も良いことが多い

早速、2名の面接をしてきました。
まだお店がないので、ファミレスで待ち合わせです。
私は名刺とお店の説明資料を持っていきました。

時給を一般的な飲食店より少し高めに設定したので
「今よりもっとたくさん稼ぎたい。でも扶養の範囲内で。」
という方と
「いつかフルタイムで働きたい。私にキッチンを任せてもらってもいい。
 オープニングスタッフとしてやりがいのある仕事がしたい」
という方でした。

これまで、面接を受ける立場だったので他の人がどのような交渉(プレゼン)を
するのか知らなかったのですが、自分の気持ちを表現するのが上手な方って
いらっしゃるんですねえ。

まっすぐに目を見て
○○の経験もあります。
○○は任せてもらって大丈夫です。
絶対成功したいから、一所懸命勉強します。
だから、私にやらせてください!

これだけ求愛されたら、悪い気はしません。
「では宜しくお願いします」と目をハートにしながら
即答しそうになりましたが、そこはぐっとこらえて
検討するということで、お見送りしました。

金曜日は3名の面接です。
あれほど不安材料だった「人」の問題も、もうすぐ解決するはずです。きっと。

ホールスタッフは、インテリアコーディネーターの友人が
お友達とシフトを組んでばっちり手伝ってくれることになりました。

彼女は内装のアドバイスも室内装飾も花壇も、計画を立ててぐいぐい引っ張って
くれています。

ひとりでは何もできなかった。
でも、みんなの力を合わせると、動き始める。

実感しています。
感謝!
        

求人広告を出す

2013年01月21日 | st.7 求人・採用
オープンまであと85日っ。
そろそろ求人広告を出さなければならない時期がやってきました。

まずは、求人媒体の特徴をまとめてみます。

▼若年層を募集したいとき
 インターネット
 求人誌

▼主婦層を募集したい時
 折り込みチラシ
 地元フリーペーパー

▼年齢層の高い方を募集したい時
 ハローワーク

ハローワークは実際に行ってみると結構若い方も検索されていることが
わかりますし、何より無料で掲載できるのでこれを逃す手はありません。

ということで、次に自分が欲しい人材を挙げてみます。
○ターゲットに近い年代の女性
・料理の得意な女性
・人に自分の料理で喜んでもらうのがうれしい女性
・一緒にお店を盛り上げようと熱意を持って取り組める人

○男女を問わず厨房経験のある方
・素材を組み合わせてオリジナル料理ができる人
・フレンチ、イタリアンの厨房経験がある人
・仕入れからメニュー開発まで行える人

採用できるのは
キッチン1名
ホール1名
ですが、まずはこの2つのタイプの方に求人を出すことにしました。

選んだ媒体は
●ターゲットに近い年代の女性の場合
  →地元フリーペーパー

●男女を問わず厨房経験のある方
  →ハローワーク

どちらも、必要な原稿を準備して、いざ登録!
地元フリーペーパーは、2万円ほどで広告を出してくれます。
店舗の周辺10万部以上も配布されていて2万円はいい値段だと思います。
もし、採用が決まらなかったら、追加でもう一度掲載。
その場合は、1万5千円だそうです。

ちゃっかり、自店イベント時の無料掲載のお願いや
この広告会社主催の地域イベント開催時にブース出しのお約束
など、してしまいました。
フリーペーパーは毎週ネタを探しているので、記事として
取り上げて面白い情報なら無料で掲載してくれます。
積極的に活用するべく、この時点でしっかり印象付けます。

ハローワークは提出用紙が決まっているので、記入して窓口へ。
窓口では、記載方法を訂正してくれたり、閲覧者の目を引く記載方法
などをアドバイスしてくださるので初めての私でも登録できました。

まだ屋号が決まっていなくても、場所が決まっていたら
掲載できるようです。(賃貸契約書など場所の確認書類必要)

そして意外だったのは、伝えるメッセージの自由度が高いこと。
公的機関なので、ありふれた文句しかNGだろうと勝手に思い込んで
いたけれど、お店のイメージやコンセプトを伝え、一緒にやりたいと
思ってもらえる情熱系メッセージを載せることはOKだそうです。

何事も初めての経験。
幾度となく通ったハローワークですが
初めて求人する側として門をくぐった事にある感動を覚えたのでした。

いい人に出会えますように。