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神奈川工科大学/災害支援関連ブログ

2011年4月開始の「東日本大震災被災者支援ブログ」を名称変更し、さらに広い支援活動に関する実践、教育、研究を掲載します

3.11 忘れてはならない今日・・・そして、これからを創る

2021-03-11 14:58:42 | 地域と共に
 東日本大震災は、本日、3月11日で丸10年の節目を迎えています。今、追悼式が進められている中で、このブログを書いております。
 死者・行方不明者2万2200人に上る戦後最大の自然災害となった東日本大震災。現在も避難する人が全国に4万1241人いる一方、被災42市町村の人口は10年前に比べて4・3%減ったと言われています。人が戻れないでいる被災地、10年の歳月を経ても復興はまだまだ途上であることを知らしめています。
 2011年3月11日午後2時46分に三陸沖を震源とする国内観測史上最大となるマグニチュード9・0の巨大地震。私たちの想像を超える高さ30メートルを超える大津波が押し寄せ、多くの尊い人命、生まれ育った町、歴史を積み重ねてきた土地を奪ってしまいました。
 思い返せば、当大学もその当時、自分たちに何ができるか、小さな活動でも、何か、からだを動かし、頭を働かせてできることをしてきたと思います。このブログを当時の頃まで戻すとそのささやかな足跡をたどることができます。しかしながら、次第にこのブログに書き込むことが減ってしまった、それを風化したとは言わせたくありません、当大学では、現在、地域連携災害ケア研究センターを発足させ、研究のための研究ではなく、地域に貢献できる仕組みや手立てを検討するプロジェクトとして稼働しつつあります。
 本日、3月11日、10年目にあたり、振り返りと未来を見据えて、あらためて活動のステージを上げていきたいと思います。

ブログ管理者
神奈川工科大学地域連携災害ケア研究センター幹事


地元厚木市の第10次総合計画市民検討会議より、提言書が市長に提出される

2019-12-26 14:38:36 | 地域と共に
 厚木市では、2021年度より向こう10年間の第10次総合計画を策定するため、市民40名、4部会の検討会議が、この6月より持たれていました。当大学からも委員を出し、夏場から秋にかけてそれぞれの部会が7回の会合をもち、また、全体会議において、市の将来像を検討してきました。昨日、2019年12月25日に市長にその提言書が提出されました。
 その中で、安心・安全、防災分野も一つの重要な柱として検討をしてきました。そこでのキーワードは「情報」でした。避難の判断に影響する重要な要素であり、災害時においていかに迅速で正しい情報が届けられるか、そして、確実に情報を受信できるか、という点では当大学の貢献すべき内容を含んでいます。
 今後、本提言書が市の総合計画として策定され、基本計画、実施計画の基、実践に移っていく際には、実効ある方策について提案できるよう、研究実践を重ねていくつもりでおります。

地域連携災害ケア研究センター幹事



地域連携に基づく避難所課題ラウンドテーブル・セッションを開催

2019-12-19 13:16:42 | 地域と共に
2019年12月17日に当大学にて「災害時における避難所内・外の音情報のあり方」に関するディスカッションをしました。
参加者は、市行政、地元公民館、自治会長、そして大学の関係する事務部門と災害関連の研究者で、一堂に会して話し合うものです。

住民代表として地元地区自治会連絡会の会長さん、当大学が指定避難所となっている自治会の会長さん、市役所危機管理課職員の方々、市内で音の聞こえ調査に協力してくださった2か所の公民館の方々が参加してくださいました。そして、当大学からは管財課職員、そして研究者は、情報学部、看護学部、工学部、創造工学部、工学教育研究推進機構の関係する教員の皆さん。

(1)話題提供
・本学管財課: 台風19号時の本学私設避難所開設の状況報告
・厚木市危機管理課: 厚木市内の指定避難所の配置、避難の基本的な考え方
・情報学部上田先生・卒研生: 鳶尾小学校での音の聞き取り調査の結果の概要
(2)フリーディスカッションの主たるテーマ
・避難所生活における音情報の課題とその対応策
・避難に伴う音声情報の選択肢(磁気ループやFM、スマホなど)とそれぞれの特性
・災害時、避難時における必要な情報(共通する情報、個別的に求められる情報へのアクセス)
・その他、災害発生時、避難時における全般的な問題/解決すべき事柄
(3)災害時における地域住民の必要情報に関する取り組みと地域連携
などについて議論し、2時間、有意義な時間となりました。
さらに継続して地域の方々と共に、情報から取り残される人がいない自治体への発展させていきたいと思います。

神奈川工科大学
地域連携災害ケア研究センター
情報学部他




厚木市・神奈川工科大学地域連携災害ケア研究センターのミーティング

2018-03-30 10:43:28 | 地域と共に
先日、2018年3月27日に、当大学の災害ケア研究センターと厚木市の関係部署の方々との意見交換を行いました。
厚木市障害協議会防災プロジェクトの避難訓練の状況について、センター所員も見学参加させていただいたので、感想や今後の取り組みの工夫などについて話し合いました。
また、当大学の教職員も災害に関する経験、支援、教育、研究に関わっていることが3月初めの学内アンケート調査でわかりましたので、その報告をさせていただきました。

また、厚木市の防災計画と大学との連携に関しても、テーマとなる項目を抽出しましたが、それについて30年度に取り組んでいくことも確認できました。

今後、厚木市と情報交換を密にすると共に、市内5大学のマンパワーや知見を結集して地元での「いざというときの支援」に結び付けていきたいと思います。


支援ブログ管理者


厚木の環境マップを作成します

2011-05-25 18:26:47 | 地域と共に
本学学生1年生(「Stop the CO2入門」の受講者有志)と、「あつぎ環境市民の会」とのコラボで、厚木市の大気中の窒素酸化物NOxを、主要幹線道路と小学校(23校)で測定します。

実施日は、第1回6月2日(木)、3日(金)です。 第2回は12月1日(木)、2日(金)を予定しています。

参加者は、環境市民の会12名(厚木市民)、学生11名(7学科)です。

測定後には、厚木環境マップを作成します。

6月の実施後には、このブログにて報告します。