神奈川工科大学/災害支援関連ブログ

2011年4月開始の「東日本大震災被災者支援ブログ」を名称変更し、さらに広い支援活動に関する実践、教育、研究を掲載します

大学の構内の桜は満開、社会とは裏腹に美しい

2022-03-31 16:32:39 | キャンパス
        
  カイト広場から見上げると桜並木が縁取りされて、うつくしい青とピンクの世界を見上げることができます。
  しかし、光がわずかしか差し込まないとしたら、あるいは、光がまったく差し込まないところに避難しなければならないとしたら・・・
  いま、美しい花々を見つけたり、ぼんやりと眺めたりすると・・・弾む心もありますが、悲しい気持ちもわいてきます。
  いずこにおいても、人と人とが思いやれる心をもてないものでしょうか・・・。

ブログ管理者
地域連携災害ケア研究センター幹事





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2022年3月16日深夜、宮城、福島で最大震度6強の地震が起きました

2022-03-17 13:21:47 | 地域と共に
     

 3月16日の夜、23時36分に、福島県沖を震源とする地震がありました。宮城、福島両県で最大震度6強を観測しています。気象庁は両県に一時、津波注意報を出していましたが、水位の上昇で被害をもたらすまでには至っていなかったようです。しかし、本日の朝の時点で、宮城県で3人、福島県で1人の死亡が確認されたそうです(警視庁)。総務省消防庁によると、東北などの9県で計107人がけがをしたとのこと。交通網への被害もあちこちに出ており、特に新幹線の車両が脱線したということで大変なことが起きていることがわかります。ほんとうに1日たりとも油断できないです。  
 ここ神奈川の地では、体感として室内を立って歩きにくく、ものが落ちないまでも激しい揺れの音に恐怖感を覚えました。

 本日、当大学・地域連携災害ケア研究センターとして、まさしく避難などに関するミーティングを予定しておりました。まずは、昨日の東北での透析医療への影響について、JHAT(日本災害時透析医療協働支援チーム、当大学に本部が置かれています)の本部長である教員から報告を受けました。JHATでの状況把握(病院の停電の対応把握など)に深夜3時近くまで対応に追われていたとのことでした。それでも、大きな問題がなかったようで、よかったです。その後、災害看護学を担当している教員等と避難の大学での具体的な動きを作っていくための作業プロセスについて話し合いました。大学は、学生を守ると共に、地域を守るための準備をしていることが必要です。

ブログ管理者
地域連携災害ケア研究センター幹事
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3.11がやってきました、11年目を迎えます

2022-03-11 15:18:53 | 支援
 本日、2022年3月11日・・・2011年から11年目を迎えた今日。
 あれから11年、しかし、未ださまざま課題を残したまま時が経っているとも言えます。
死者15,900人、行方不明者2,523人、関連死3,784人、そしてなお避難している方々が38,139人・・・(警察庁、復興庁調べ)。
その家族、友人、同僚、多くのお付き合いのあった方々を思うと、辛い思いを抱える人たちがどれだけ多くいらっしゃるか、想像に難くないと思います。実にこのブログを始めたのも2011年春からでした。細々と11年、無料のサイトで大学での小さなこと、大学教員として、また、職員として、独り言のようにつぶやいてまいりました。
 太古の昔から、自然災害に見舞われ、疫病に見舞われながらも、立ち向かってきた人間の歴史は強さと弱さの両方を見せてきました。これからも、弱さを克服し、強い人間社会を形成したいと思います。しかしながら、この3.11の鎮魂の日に、西のほうから、醜い人間の仕業で無垢の子たちが、何も持たない人たちが、命を失っていくニュースが伝わってきます・・・。・・・Triangle, SMAP・・・

ブログ管理者
地域連携災害ケア研究センター幹事
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする