神奈川工科大学/災害支援関連ブログ

2011年4月開始の「東日本大震災被災者支援ブログ」を名称変更し、さらに広い支援活動に関する実践、教育、研究を掲載します

地域連携に基づく避難所課題ラウンドテーブル・セッションを開催

2019-12-19 13:16:42 | 地域と共に
2019年12月17日に当大学にて「災害時における避難所内・外の音情報のあり方」に関するディスカッションをしました。
参加者は、市行政、地元公民館、自治会長、そして大学の関係する事務部門と災害関連の研究者で、一堂に会して話し合うものです。

住民代表として地元地区自治会連絡会の会長さん、当大学が指定避難所となっている自治会の会長さん、市役所危機管理課職員の方々、市内で音の聞こえ調査に協力してくださった2か所の公民館の方々が参加してくださいました。そして、当大学からは管財課職員、そして研究者は、情報学部、看護学部、工学部、創造工学部、工学教育研究推進機構の関係する教員の皆さん。

(1)話題提供
・本学管財課: 台風19号時の本学私設避難所開設の状況報告
・厚木市危機管理課: 厚木市内の指定避難所の配置、避難の基本的な考え方
・情報学部上田先生・卒研生: 鳶尾小学校での音の聞き取り調査の結果の概要
(2)フリーディスカッションの主たるテーマ
・避難所生活における音情報の課題とその対応策
・避難に伴う音声情報の選択肢(磁気ループやFM、スマホなど)とそれぞれの特性
・災害時、避難時における必要な情報(共通する情報、個別的に求められる情報へのアクセス)
・その他、災害発生時、避難時における全般的な問題/解決すべき事柄
(3)災害時における地域住民の必要情報に関する取り組みと地域連携
などについて議論し、2時間、有意義な時間となりました。
さらに継続して地域の方々と共に、情報から取り残される人がいない自治体への発展させていきたいと思います。

神奈川工科大学
地域連携災害ケア研究センター
情報学部他



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