神奈川工科大学/災害支援関連ブログ

2011年4月開始の「東日本大震災被災者支援ブログ」を名称変更し、さらに広い支援活動に関する実践、教育、研究を掲載します

台風16号が近づいています!

2021-09-28 15:37:16 | お知らせ
        

 またまた、強い台風が近づいてきます。この台風は、これから発達して猛烈な勢力となり、日本の南を北上する見込みだそうです。その後、10月1日(金)頃には非常に強い勢力で伊豆諸島にかなり接近するおそれがあり、神奈川県も少なからず影響を受けそうです。 
 神奈川県は、いつもかすめることが多く、大学のある厚木市は直撃を避けていますが、この頃の台風、大雨は、「過去に経験のない」という言葉が冠について語られることがしばしばです。従来通りの準備ではなく、身辺を見直したほうがいいのかもしれません。
 厚木市のHPでも、日頃の備えるべき物品などを示してくれています。ヘルメットや頭巾というのはバイクを使う人や低学年のお子さんがいるご家庭でないと身近ではないかもしれません。家庭にある代用品でもいいですよね、何か頭部を守るための方法を考えることも大切です。
 それでも、一回、厚木市のHPを確認してみましょう。→ https://www.city.atsugi.kanagawa.jp/bousai/4/11552.html

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地域主体の「防災まちづくり」に同感します

2021-09-27 14:56:03 | 地域と共に
 2021年9月26日の神奈川新聞の「減災新聞」コーナー第518号では、神奈川大学横浜キャンパスを主な拠点に15年にわたって活動してきた市民グループ「防災塾・だるま」のことが特集されていました。元小学校長の鷲山さんが新塾長となり、教育現場の対応も問われた東日本大震災の教訓を踏まえ、地域住民と共に防災教育を実践してきた経験を糧に、「連携」と「参画」を旗印に新たな展開をしようとしているそうです。
 宮城県石巻市の大川小学校でお子さんを亡くされた「小さな命の意味を考える会」代表の方をオンラインで講演していただくなど、当事者のことを聞き、また、教育現場での教員や子供たちのことを考える機会を作ってきています。
 私たちも、地域住民の方々、関係者と共に、「防災塾・だるま」の挙げているキーワード、「連携」と「参画」を軸に企画・実践していきたいと思います。

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地域の行政防災無線の聞こえを調査し、みんなの安全を守れるように。

2021-09-24 16:05:47 | 研究・啓発
     

 2021年9月21日、地域の自治会連絡会の会長さんと音響工学の上田先生、卒業研究生と地域連携・貢献センターのスタッフでミーティングをしました。災害の第一次的緊急伝達の手段として、以前から防災無線が使われていました。地元厚木市も280か所以上、防災無線放送が設置されています。音楽やサイレンとしては聞こえても、言語の放送については理解しにくいということが、よく言われています。そこで、最終的にはどのような条件の方にも必要な情報が伝達できるよう、個別ニーズに合わせた多様な手段、支援が必要です。そこで、これまでピンポイントでの調査は続けてきましたが、面として把握するため、防災無線の聞こえのごくごく簡単な調査を大学近隣の地域の方々の多くにご協力いただいて調査することを検討しました。一番は地元に住む方の理解を得るところから・・・。住民の代表である会長さん、学生と研究者で、どのような方法が一番、皆さんにご協力いただけるか、検討しました。

 大学は地域の方との連携で安全・安心を作り出す働きをしていきたいと思っています。

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9月7日に「防災・災害ケア基礎講座」を実施しました!

2021-09-10 13:18:27 | 支援
      

 以前にお知らせしていましたが、今週火曜日、9月7日に「防災・災害ケア基礎講座」を公開講座で行いました。
午前中には、熊本学園大学が2016年の熊本地震で数百人の避難者を受け入れて45日間の避難所運営をされていました、その経験をお話いただきました。「管理はしないが、配慮はする」との考え方で、障害のある方、高齢者も誰も断ることなく、しかし、できることを、配慮のもとに受け入れていました。その経験を写真で紹介してくださいました。多くの学びをさせていただきました。
 午後には、厚木市危機管理課からハザードマップの理解、普段の準備などについて、当大学からは大学としての防災、避難所としての準備を紹介。そして、教員からは「生活不活発病を防ぐちょっとした運動」や「情報収集の際の問題」などについて視聴者に学んでいただきました。

 参加者は、131人でした。学生や教職員81名、そのうち、当大学以外に5つの大学から参加してくださいました。他に、行政関係、防災関係団体、商工会議所、介護・福祉関係、その他となっております。
 いずれ、報告書としてまとめましたら、また、紹介をさせていただきます。

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防災の日 (続き)

2021-09-03 16:08:17 | お知らせ
 メディアの記事によると、防災の日が制定される決めてとなった災害が、1959年の伊勢湾台風だそうです。伊勢湾台風が、明治以降でもっとも犠牲者が多かったとのことです。高潮の発生や、臨海地域の低い平地における堤防が崩壊したと考えられています。本日のニュースでは、アメリカではハリケーンが大都市ニューヨークに大洪水をもたらし死者まで出しているような状況です。かつては、明治以来とか、何十年来の大自然災害などと言っていたことが、今では、日常化し、しかも、ヨーロッパでもライン川の氾濫、そしてアメリカの水害など世界中の災害となっています。
 私たちは、ほんとうに日常化した自然災害に対して、日々の備えというものが必要だとつくづく思わされる、そのような今年の防災の日、防災週間と言えます。

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