翁の徒然なる日々

日々是自遊

平和な花園の住人たち・・・

2023-02-26 11:30:00 | 日々の徒然
 今朝は晴れてはいますが、風強くて吹き飛ばされそうです、春一番かもしれません、少しつづ春の足音は聞こえてくるようになりました。 



 ロシア軍のウクライナ侵略から1年が過ぎました。一時下火になっていたウクライナ関連のニュースがここ数日増えたような気がします。

 NHKの『週間ワールドニュース』などを視るとウクライナの悲惨な状況が画面越しにひしひしと伝わってきます。破壊された建物、瓦礫が残る道路、涙を流す人々。

 でも笑顔の子どもたちを見ると少し心が和らぎます。子どもはどこでも天使です。

 終わりの見えない中、ウクライナの人々の徹底抗戦する気持ちは変わらないようでこの状況はしばらく続くのでしょうね。

 仲介役をかってでたトルコは大地震の影響でそれどころじゃない状況、中国も和平案を示すなど、仲介役をかってでてはいますが、そもそも中国はロシアよりですから、ウクライナのゼレンスキー大統領は中国の和平案を一蹴、なかなかまとまりません。

 今月20日、アメリカのバイデン大統領の電撃なキーウ訪問がありました。一方、G7の議長国を務める我が国の岸田首相のみが、ウクライナへの未訪問国になりました。

 一昨日の記者会見でその点について問われると「具体的なことは何も決まっていない」と答えいました。でも、その表情から近々訪問もあるな、と思いました(翁的には)。

 広島サミットでウクライナ問題を議論するならば、議長国だけ未訪問では格好がつきません。やはり現地を見ないことにはね。

 そして、岸田首相のウクライナ訪問について、立憲民主党のイズミーこと泉代表が早速反応し、首相のウクライナ訪問には、「国会の事前承認が必要だ、承認を受けて正々堂々と行け」と述べました。

 この発言には、少し違和感を感じました。平時の外遊ではありません、まさに戦場になっている当事国に行くのに、正々堂々と行けなんて、やはり平和な花園の住人たちですね。

 バイデン大統領はポーランドから列車で10時間かけてキーウに行っているのに、キッシーこと岸田首相には、期日をはっきりさせて行け、などと、万が一不測事態になったら責任は誰がどう取るのでしょうか?

 野党暮らしが長くて、外交などしたことない人にはわからでしようね。首相即ち内閣総理大臣となると相当の覚悟ないとその任務に耐えられません。

 また、先日の予算委員会で立憲民主党の岡田幹事長が、防衛費増額について「その内容を開示せよ」と言っていました、トマホークを何機購入するのかと。

 何をどれだけ装備しますとは誰も言えません。その内容に応じて周辺諸国は軍備を整えます。「手の内を明かせ」と迫る野党第一党の幹事長、呆れてものも言えません。

 いずれにせよ、ウクライナ情勢はそろそろ山場を迎えます。ロシアのプーチン大統領は極めて意気軒昂ですが、大攻勢を仕掛けて戦果を出さなければいけない時期にきています。

 ウクライナの人々を散々痛めつけて、自国民を含め数十万の尊い命を犠牲してロシアには何が得られるのか、そして、両国はどのような形で停戦し、終戦となるのか、目が離せません。

 そもそも、平和な日本でこんな埒もないブログ記事を書いている翁なんて、まさに平和ボケそのものかもしれませんね、すみません。

 一日も早く戦争が終わることを願っています。

 いつもの戯言です。ご放念ください。

 Have a good day !!