破戒僧 黒蓮 人情釣り道楽

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バラシの連発でくじけてしまった(T0T)

2023年10月30日 18時26分05秒 | 近況

いやぁ、今回の釣行ばかりはグーの音も出ないほどやられましたわー(大激泣き)
牛深の久玉に着いたのがもう暗くなってからでした。事前に用意していたアジ子をエサにして
陸っ針でイカを狙ったのですがぁ 第二投目に浮子が見当たらなくなっていたのでジッと眼を凝らして
海面を探したてもヤッパリ見当たりません 「うふふ 喰ってるなぁ」そう思ってはやる気持ちを抑えて
じっくりとイカの身体に針が確実に刺さるまで待った・・・
もうそろそろいいかなぁ。。時間にして3分弱くらい経ってからユックリと合わせてリールを巻き始める
途中グイグイと沖へ向かって引いていたがあまり大きくはないのが手応えで分る
簡単に岸壁に寄ってきた姿を見たらやっぱり大きくはなかった 重さにして600~700gくらいのアオリだった
まぁいっかぁ、大きいのは硬くてねぇ(もう年寄りだから歯が弱いのだ^^;)丁度食べ頃だなぁなんて考えながら
ニンマリと笑った(笑) そして直ぐさま新しいアジ子をつけて投げ込むとまたすぐに浮子が沈んだ
今度も3分ほど待った もうソロソロと思って軽く合わせて岸壁へ寄せてきたんだけど さっきのよりも
一段と小さい感じだった まぁそれでも喰ってきたことに喜んでいたんだが あろうことか岸壁まで寄せて
イザ取り込もうとしたときに針が外れてイカ君が逃亡してしまった^^;
「クソッ あと一息だったのになぁ 惜しいことしたなぁ」でも仕方無いか イカ釣ではよく有ることだしなぁ
運がなかったと思うしかないかぁ 気を取り直してまたすぐにエサを替えて投入したら直ぐに浮きが沈んだ
ふむ・・さっき逃げた奴かなぁ? 未だウロウロしてたんじゃないかなぁ? そんなこと思いながら
今度は4分くらい待った これだけ待てば充分だろうと思って軽く合わせてリールを巻き始めたのだが
巻き始めて直ぐに竿が軽くなった ありゃぁ また針外れかい!! 畜生 勘弁ならねぇ^^;
そう思ってまたすぐに投げ返したのだけど それっきり一向にアタリは無くなったのだぁ
一時間 二時間と粘ったけど全くアタリはなし 時刻を見ればもうすぐ深夜の一時になる
もう諦めてねんるしかないなぁ 明日の夜にまたリベンジするしかないなぁ(--;)
そう思いながら缶ビールを一本空けながらシェラフに入ったのであります

翌朝五時頃起きた 未だ真っ暗である 用意したまま堤防に立てかけていた竿にアジ子を付けて投入した
朝まずめの一発に期待して爛々と目の玉も光らせながら浮きを見つめていたのだがとうとう夜が真っ白に明けるまで
一度も浮きが沈む事は無かった まぁアオリイカの部は完敗とまではいかなったけど負けである トホホ・・
さぁ心に悔しさを残したまま上物釣の仕掛けに掛かった コマセを30分ほど少しずつ巻く ジワジワと海底へ向けて
沈んで行くのが目視できる 良い色の海水だなぁ 今日は期待できるかもなぁ・・そう思うとワクワクしてきた
そして餌を付けてダンゴに包み・・第一投、ダンゴが割れる マッタク穂先が動かないまま付け餌は無くっている
まぁ夜明けてすぐだからネンブツ鯛がワンサカと居るんだろなぁ そんなこと思いながら第二投・・・
今度は、アタリがあった。慎重に食い込むのを待ったがいつまで経っても食い込まない(--;)
業を煮やして「エイッ!」と合わせた。ガツン! ん?根掛かりか? そう思ったら直ぐに動き出した
おおっ!コイツはgoodな型だなぁと思った瞬間にスポッ・・と針が外れてしまった
きぃぃぃ・・地団駄を踏みながら悔しがった はじめっから大物を取り逃がすなんて今日は三隣亡だなぁ・・
何てこと思いながら 続けて投げ込んだ 今度もハッキリとしたアタリはあるんだが動きが小さい・・
かすかに食い込んだかなと思ったらイキナリ グイッと穂先が海中へと沈んだ・・
軽く合わせると 今度もまぁまぁ強い引きをしていた。二度ほどスプールが逆回転して糸が出て行く
あれれ?おかしなぁ これくらいの引きで糸が出て行くなんて・・そう思ったら随分とスプール調整が弛んでいた
慌てて締め直して痕は簡単に浮いてきたけど 堤防にしてはビッグなサイズのメジナだった
40cmから少し出ている感じだったので思わずニンマリ(これがいけなかったのかなぁ)
一発目の針ハズレで気分を悪くしていた私でしたがこのメジナのお陰で救われたのでありますがぁ
さてメジナを生け簀に入れてさぁ続けて大物が来いよう 何て声に出して言いながら竿入れをすると
直ぐにアタリが来た 今度もハッキリとしたアタリで直ぐに手元にまでグイッっと来るような大きな引き込みを見せた
慌ててエイッ!と合わせるとこりゃどうしたことか 掛けた瞬間に分った「これは上がらない 絶対に無理だ」
そう大きく声に出していた その声を聞いたのか堤防突端で釣をしていた この堤防常連の知り合いが
タモを持って駆けつけてきた。私は、「無理ばい、このハリスでは絶対に無理 上がらん」そう言ったので
心配そうにズッと隣で見ていた 船の係留ロープから何本もぶら下がっているロープに向かって
極限まで閉めていたスプールから糸が出て止まらない 時折、止まっては少しづつ巻いていたのだが 出て行く方が
多かった そして終に垂れ下がっていたロープに絡まれた ラインを緩めるとまた動き出したので
ロープから外れたのだが結果は同じ事だった 再度、深く潜られロープに強烈に絡んだ 私も再度スプールを緩めて
静かに相手が動き出すのを待った 案の定、又もや動き出してロープから放れたけど 今度も強い力で
潜りながら走り出した 何とか堪えようとした瞬間に簡単にプツンと道糸が切れたのである
ラインを確認するとザラザラに傷ついている 深い傷の所から切れていた 敵ながら天晴れである と言うよりも
ありゃぁ 天晴れと言うよりも当然だろなぁ あれだけの奴は上がらないやぁ 納得していたので不思議と
バラしたなぁという感じは無かったのだが あとになってもう少し小さいサイズが喰ってくればよかったのにと
恨み辛みで胸が一杯になった(T0T) 勝手な人物なのだ(笑)
さぁそして気を取り直して投入したら 今度は何だかフワフワしたアタリがあった 。なんじゃこりゃ?
何が喰ってるんだぁ どうせエサ取りの小物が喰ってるのだろう そう思ってエイッ!と大きく合わせると
ガツン! うわぁ こりゃ何事だぁ 合わせた瞬間にどでかい奴だと思い知る そしてすかさずとんでもない力で
斜め右方向へと走り出し深場域に入る 捨て石が切れたら先は非常に深くなっているのだが その深場へさしかかったら
今度は有無を言わさず強い力で潜り始めた 「今度もダメだ 到底 釣り上がる相手ではない」そう覚悟した
コイツはチヌやメジナでは無い ハタ系統の魚だと直ぐに思った。引き方が違う マッタク首を振らずに一直線に
走り潜り 一度もこっちを向くことは無かったのだ・・最後は何かの障害物か穴の中に潜ったのか
ハリスがメチャクチャになって切れ飛んでいた。 こう二回も続くと今日は一体なんという日なのだと呆然とする
其の後は、いつもとはちょっと変わっていてメジナも釣れていたんだがいつもよりもサイズが段違いに大きくてねぇ
まぁその分、数は少なかったのだが この方がよいのだ^^; 途中、クエの幼魚なども釣って美味しい物が釣れたなぁ
何て思っていたら またしても、異様なアタリがあったので身構えた。しかしまさかぁ 三度もあんな大物が来ることが
あり得ないだろう なんと言っても磯と違って堤防だからなぁ 何て思っていたら
二度あることは三度あるの例え通りに又もやとんでもない奴が喰ってきたのだなぁ もう三度目になれば涙も出ないのだ
ちゃんと釣り上がるようなサイズが喰ってきてくれよう 心の中で叫びながら もうバラシの覚悟は出来ていた
今度のバラシは早かった 矢のように走って船のロープに擦れてプツン 止める暇も無く 呆然とするばかりであった
暫く堤防の上でジッとして 今日を考えてみる 何か変だ 喰ってくる奴がいつものサイズとは違うものばかりだしぃ
地着きの魚たちじゃ無いのかも知れないなぁ そう考えながら再度釣を開始するも今度は全く以てアタリが無い
その内に今度はフグだのベラ(くさび)だの小魚ばかりいつものように釣れ始める
そっかぁ 何等かの潮の流れの関係でこの湾内に入って移動していたのかもしれないなぁ
南から移動してきたのかもしれないなぁ 何て考えていた 其の後一向にアタリが無いままに時間が過ぎていった
とうとう最後には怒りが爆発して帰ろうと決心して道具をまとめたのであった
本当は、あまりにもバラシが多かったので呆然となって気力が失せていたのが事実だったりして^^;

と言うところで今夜はこの辺で失礼致します 暫くは、呆然としたままかも(笑) おやすみなさいませ~
明日も良い日を~ ^0^/zzz

この船の間を釣るんだがぁ 横のブイの下に何本もロープが下げてある
大物が来ればかなり釣辛い(T0T) 過去に何枚も巨チヌを釣り上げたところだが
今回ばかりは太刀打ちが出来なかった(--;)