かへる 東の国探訪記

何かと話題のぐんうま県在住の『かへる』の某国中心の旅行記&趣味のフィギュアスケートの話題など

初めてのJGP(その4)

2016-10-10 23:05:39 | フィギュアスケート
10月6日(木)、いつものように定時で上がり、入浴と夕食を済ませ、
夜7時には自室に籠もってパソコンを立ち上げスタンバイする
男子のSPは、日本で見るにはちょうど良い時間帯だが、現地では昼間のため客の入りはいまいちのようだ。

第2Gには、墺国のルク君がいる。
モーツアルトの曲、貴公子風衣装と王道を行く演技である。
昨年見たときよりも背がだいぶ高くなったような気がする。

ザンボタイムの後、いよいよ待ちに待った第3Gの練習が始まる。
例によってフェンス際に見覚えのある人がいるのを確認する

ピーター君のSPの曲はCan't Take My Eyes Off Youである。
邦題は『君の瞳に恋してる』である。
曲名を海外ボードで見て知ったときには、「こんなベタな曲を使ってもいいのだろうか」と思った。
というのも、彼のこれまでの使用曲はブルースが多く、
明るい感じの曲とは個性がそぐわない気がしたのである。
しかし、演技の冒頭からその不安を一掃してくれた。
なんなんだ、このかわいさは
今季から取り組んでいる3Aは、残念なことに転倒し、しかも腹を強く打ったようなのだが、
演技中はずっと笑顔で滑っていた
点数は52点台と、国内戦よりやや低い点数で13位につけた

翌日7日に行われたフリーは、日本時間だとちょうど日付の変わる時間帯になる。
ピーター君の出る時間は、午前2時半過ぎである。
そこで、金曜日は仕事の関係で帰宅が7時過ぎたのだが、
ダッシュで入浴と夕食を済ませて、(ペアやダンスを見たいのは山々だが)早く寝ることにした

目覚ましのおかげで、午前1時に目が覚める。
半分寝ぼけながらつけっぱなしにしていたパソコンの所まで行く。
ようやく目が覚めてはっきりと見えるようになったところで、第3Gの練習が始まる。
SPの練習ではピーター君は結構長く撮してもらっていたのに、
FSではちらっとしか映らない
その唯一映った場面では、3Aをきれいに跳んで降りた様子が確認できた

しかし、わたしがライブで応援している選手の演技を見ていると
その選手は遭難するという伝説がやはり炸裂してしまった
最初の3連ジャンプはなんとか決めたものの、次の3Aで転倒。
その後も、ジャンプがことごとくステップアウトやオーバーターンなど、
減点されそうなミスの連続となってしまった
これだけ失敗しているのに、演技中は笑顔でいるのは偉いと思う。
演技が終わって、先生は(セクショナルの時のように)険しい顔ではなく、優しい顔で迎えてくれたのは救いだった。
フリーで順位を下げてしまい、初めてのJGPは16位という結果に終わった。

来月にはセクショナルがあるので、立ち直ってもらいたいと切に願っている。

なお、ISUのバイオが更新されていた。

コーチの欄に嬉しい名前がある
驚いたのは身長が177センチであることではなく、
スケートを始めたのが2010年であることだった
これはスケートに通い始めた年代で、実際にコーチに付いて習うようになったのはもっと後だと思われる。

趣味の欄にはPainting Picturesとあり、絵を描くことである。
マックス・アーロン選手の妹と組んでいたマックス君(ややこしい)の趣味も絵を描くことだが、
彼の場合はDrawingで、漫画やアニメのような線画が得意である。
ピーター君は絵の具を使って描くほうの絵である。
あるところで彼の絵を見たことがあるのだが、かなり上手い水彩画である。

また、INには大会の舞台裏と称した写真が上がっている。
他のアメリカ代表の選手とも仲良くなったようで、何よりである。

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