入所者33人空き施設に移動 相模原殺傷、やまゆり園
2016年9月1日 (木)配信共同通信社
相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で19人が刺殺され27人が負傷した事件で、体育館などで生活していた同園の入所者33人が31日、神奈川県内の空き施設に移動した。残る59人は、犠牲者が出なかった居住エリアで生活を続ける。
県によると、30日現在で25人の男性入所者が体育館に布団を敷くなどして生活していた。県は環境改善のため、別の障害者施設への移動を促すとともに、空き施設を探していた。職員37人も一緒に移り、ケアを継続する。
黒岩祐治(くろいわ・ゆうじ)知事は「これまでより落ち着いた生活が送れると考えている」とのコメントを出した。
県は、悲惨な事件が起きた現場で入所者のケアを続けるのは困難として、建て替えか大規模改修を検討。9月中旬までに方針を決め、施設側や入所者家族の同意を得た上で最終決定する。
施設の建て替えや改修検討 相模原事件で神奈川県知事
2016年8月12日 (金)配信共同通信社
相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で19人が刺殺され27人が負傷した事件で、神奈川県の黒岩祐治(くろいわ・ゆうじ)知事は11日、施設を視察し、職員や入所者家族らと意見交換した。終了後、記者団の取材に応じ「生々しく衝撃的な現場だ。建て替えか改修か幅広く声を聞きながら早急に方向性を出したい」と述べた。
黒岩知事は事件が起きた居住棟や、一時的に男性入所者が生活している体育館を視察。「居住棟は廊下に血が転々と落ち、悲惨だった。そんな中でケアを続ける職員の精神的プレッシャーは計り知れない」と話した。家族からは「生活の場をなるべく早く取り戻すことに焦点を当ててほしい」との要望が出たという。
また職員から「入所者が事件を覚えているようなしぐさをすることがある」との声があり、黒岩知事は「中長期的に入所者や職員の心のケアに取り組まなければならない」とした。
2016年9月1日 (木)配信共同通信社
相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で19人が刺殺され27人が負傷した事件で、体育館などで生活していた同園の入所者33人が31日、神奈川県内の空き施設に移動した。残る59人は、犠牲者が出なかった居住エリアで生活を続ける。
県によると、30日現在で25人の男性入所者が体育館に布団を敷くなどして生活していた。県は環境改善のため、別の障害者施設への移動を促すとともに、空き施設を探していた。職員37人も一緒に移り、ケアを継続する。
黒岩祐治(くろいわ・ゆうじ)知事は「これまでより落ち着いた生活が送れると考えている」とのコメントを出した。
県は、悲惨な事件が起きた現場で入所者のケアを続けるのは困難として、建て替えか大規模改修を検討。9月中旬までに方針を決め、施設側や入所者家族の同意を得た上で最終決定する。
施設の建て替えや改修検討 相模原事件で神奈川県知事
2016年8月12日 (金)配信共同通信社
相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で19人が刺殺され27人が負傷した事件で、神奈川県の黒岩祐治(くろいわ・ゆうじ)知事は11日、施設を視察し、職員や入所者家族らと意見交換した。終了後、記者団の取材に応じ「生々しく衝撃的な現場だ。建て替えか改修か幅広く声を聞きながら早急に方向性を出したい」と述べた。
黒岩知事は事件が起きた居住棟や、一時的に男性入所者が生活している体育館を視察。「居住棟は廊下に血が転々と落ち、悲惨だった。そんな中でケアを続ける職員の精神的プレッシャーは計り知れない」と話した。家族からは「生活の場をなるべく早く取り戻すことに焦点を当ててほしい」との要望が出たという。
また職員から「入所者が事件を覚えているようなしぐさをすることがある」との声があり、黒岩知事は「中長期的に入所者や職員の心のケアに取り組まなければならない」とした。